金婚式とは？ 結婚記念日の数え方と由来＆おすすめプレゼントを解説
金婚式に贈るメッセージの例文
贈り物や祝儀袋と共に、金婚式にメッセージを贈りましょう。金婚式向けのメッセージの例文を紹介します。
両親に贈る金婚式のメッセージ
子ども時代の思い出などを盛り込み、気持ちを込めたメッセージを作成します。
例文
お父さん、お母さん、金婚式おめでとうございます。
50年の間にはたくさんのご苦労があったと思います。自分が子どもを育てる中で、改めてお父さん、お母さんがいかに大変だったか理解できるようになりました。
高校時代、部活の朝練で早くから出ていく私のために、5時起きで作ってくれたお母さんのお弁当の味や、就活で行き詰っていた時のお父さんのアドバイスは、今でも思い返すたび、心が温かくなる大切な宝物です。
長い間、愛情を込めて育ててくださって本当にありがとうございます。私もお父さん、お母さんのように2人仲良く金婚式を迎えることを願っています。
お父さん、お母さんにはこれからも相談に乗ってほしいことがいくつも出てくると思います。どうかお元気で、いつまでもお2人で結婚記念日を重ねてください。
恩師や上司などに贈る金婚式のメッセージ
恩師や職場の元上司など、フォーマルな関係性の人に金婚式のお祝いメッセージを贈る機会もあります。
そのような場合は、常用句を用いて礼儀正しいメッセージを作成します。
例文
拝啓
新緑の候、○○先生におかれましてはますますご清適のことと存じます。
さて、○○先生にはこのたびめでたく金婚のお慶びをお迎えとのこと、誠におめでとうございます。
平均寿命が延びたとはいえ、ご夫婦そろって健康で五十回目の結婚記念日をお迎えになるということは、まれなことでございます。半世紀におよぶお二方の歩みには感銘を覚えます。
今後もご自愛の上、幾久しくおそろいでお過ごしなさいますよう、お祈り申し上げます。
略儀ながら、まずは書中にて金婚式のご祝詞を申し上げます。
敬具
金婚式の英語メッセージ
外国の知人や友人が金婚式を迎える場合には、英文のメッセージを贈りましょう。金婚式に関連する英語表現と英文メッセージ例を紹介します。
金婚式に関連する英語表現
英語では金婚式は“a golden wedding”と表現します。そのほかにも“golden anniversary”や“50th wedding anniversary”などの表現があります。
“celebrate one’s golden wedding”で「～の金婚式を祝う」という意味になります。
英文メッセージ例
誕生日や結婚式、金婚式などのお祝いメッセージは短いもので構いません。お祝いの気持ちをカードやメールで伝えましょう。
・Congratulations and a happy golden anniversary to the both of you! I wish you good luck for the next fifty years as well! （おふたりの金婚式おめでとうございます。これからの50年もまた幸せに満ちたものでありますように）
・May the bonds of your marriage continue to grow stronger and stronger! Congratulations and happy golden anniversary!（おふたりの結婚の絆が、これからもますます強くなっていきますように。金婚式おめでとうございます）
何年目ごと？ 周年別の結婚記念日の呼び方【早見表】
金婚式の後は何周年目にどんな結婚記念日が控えているのでしょうか？
最後に、結婚記念日の年数ごとの呼び方を紹介します。
結婚の経過と共に、素朴・安価な物から少しずつぜいたくな物へと名称が変わっていきます。
半世紀を共に過ごした2人の金婚式をお祝いしよう
時代を経て、結婚に対する考え方も少しずつ変わってきました。それでも他人同士だった2人が出会い、結婚を決め、さまざまな困難に共に立ち向かってきた足跡は、時代がどれほど変わっても尊いものです。
結婚50周年を迎えるご夫婦が身近にいるなら、金婚式のお祝いのプランを立ててはいかがでしょうか？ お祝いの品は、金製品にちなんだものでなくても、2人の趣味や共に使えるものを選びましょう。
遠方に住んでいる場合でも、金婚式を迎えるお2人が、これからも健康で共に歳月を重ねることを願うメッセージを贈ってくださいね。
（小坂井さと子）
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※この記事は2021年10月25日に公開されたものです
