銀婚式に贈るおすすめのプレゼントは? 結婚25周年をお祝いする方法
銀婚式(読み方:ぎんこんしき)は結婚のお祝いの中でも、とても大切な記念日。その意味や由来、プレゼントの選び方を詳しく解説します。夫や妻へプレゼントを贈りたい人はもちろん、親への贈り物を考えている人もぜひ参考にしてくださいね。
結婚記念日のお祝いである「銀婚式(ぎんこんしき)」は、有名な記念日であるため聞いたことのある人も多いはず。
ただ、身近に銀婚式のお祝いをした人がいないと、何周年のお祝いなのか、どんなプレゼントが良いのか分からないですよね。
そこで今回は、銀婚式の意味や由来、プレゼントの選び方を紹介していきます。
銀婚式とは?
まずは、銀婚式の意味や由来を押さえていきましょう。
銀婚式は「結婚25周年」のお祝い
銀婚式は、結婚25周年を迎える結婚記念日のお祝いのことです。
日本では結婚1周年から15周年までは毎年、以降は5年ごとにお祝いの呼び名が決められており、銀婚式は5年ごとのお祝いに変わって2回目の結婚記念日となります。
結婚生活の1つの節目となる日
銀婚式は他の「○○婚式」よりも特別視される傾向があり、その理由が25年という年月です。
こどもがいる場合は成人を迎えたり、家庭によっては孫が生まれたりと、結婚生活の1つの節目となる時期でしょう。
そのため、他の結婚記念日には「○○婚式」のようなお祝いはせず、銀婚式から初めてお祝いをするという夫婦もいるかもしれません。
銀婚式の由来
銀婚式の由来となるのが、「銀」が持つ奥ゆかしい輝きです。
銀はアクセサリーで使われる美しい金属である一方、カトラリーや仕事道具などに使われる落ち着きのある輝きが魅力でもあります。
そのため、きらびやかな結婚当初から年月が経ち、銀のように落ち着いた輝きを放つ味のある関係になっていることを表していると解釈できるでしょう。
日本での銀婚式と金婚式
日本では、江戸時代までは結婚というと家と家の結びつきという考え方が中心で、結婚記念日を祝う習慣はありませんでした。しかし明治時代になり、明治天皇が結婚25周年を記念して銀婚式を挙げました。
その銀婚式を祝して日本で最初の記念切手も発行されるなど、日本全体に結婚記念日を祝うことや「銀婚式」という言葉が普及したのです。
銀婚式のプレゼントの選び方
銀婚式は特別な結婚記念日だからこそ、どんなプレゼントを贈るか悩んでしまうこともたくさんありますよね。
そこで、プレゼントに最適なアイテムを選ぶためのポイントをいくつか解説していきます。
(1)予算は1~3万円
銀婚式のプレゼントを選ぶ時の平均的な予算は、1~3万円程度が一般的です。
なお、両親へのプレゼントを子どもが選ぶ場合には、3~5万円程度と予算が上がっており、パートナー同士のプレゼントより高額な場合が多いようです。
この背景には、結婚25年ともなると子どもは自立していること、今まで育ててくれた感謝を込めたプレゼントを選んでいることなどが考えられます。
特に、きょうだいがいる場合には、全員が少しずつ出し合って高価なプレゼントを贈るケースもあるため、その分予算も高額になりやすいのでしょう。
ただし、無理のない範囲で予算を考えることも大切ですよ。あなたが無理をしてプレゼントを選べば、相手は心配になってしまうはずです。
(2)銀を用いたアイテムが定番
「銀婚式」のように「〇〇婚式」というお祝いの時には、モチーフになっているアイテムや、素材として使われているものなどを選びます。
そこで、銀婚式という名前から、銀を用いたアイテムをプレゼントに選ぶのが一般的です。
ただ、銀を使用したアイテムは定番のアイテムであることから、他の人とのプレゼントが被らないようなアイテムを選ぶことも大切ですよ。
(3)ペアアイテムで仲の良さをお祝いする
「銀婚式」は、2人の結婚生活の節目となる結婚記念である一方、これからも2人が仲の良い関係を築いていけるように願う日でもあります。
そこで、ペアで使ったり身につけたりできるものを贈るのもおすすめです。
ただ、デザインや使いやすさなど個人の好みが重視されるため、一度どんなアイテムが欲しいのか、相手に確認を取ってみるのもいいでしょう。
(4)両親へのプレゼントは思い出に残るもの
子どもから両親へのプレゼントとしておすすめなのは、花や旅行などの思い出に残るものが良いでしょう。
銀婚式という特別な日のプレゼントだからこそ、気持ちに寄り添うアイテムを。普段は両親が自分たちで買わない何かをあげると喜ばれるはずです。
また、以下のようなギフトも人気があります。
ペアの食器や箸
2人で日々の食事を楽しめるように願いを込めて贈ります。夫婦茶碗や湯呑、名入れの箸など、好みや予算に合わせて選ぶことができます。
日付入りの置時計
銀婚式を記念した置時計もあります。日付や名入れもでき、身近なところでいつでもこの記念日を思い出すことができるでしょう。
フォトフレームに入れた絵や写真
銀婚式の写真や結婚式の思い出の写真、似顔絵など記念写真や絵を額装すると、印象深いギフトになります。
銀婚式におすすめの贈り物は?
最後に、予算や選び方などを踏まえた銀婚式のプレゼントに最適なアイテムを紹介していくので、ぜひ参考にしてくださいね。
(1)銀のカトラリー
銀を用いたアイテムの中で、銀婚式のプレゼントの定番となっているのが銀製のカトラリーです。
スプーンやフォークといった日常的に使うカトラリーは、1日に何度も使う場面もあり、気兼ねなく使用できるため、もらった相手の負担にもなりません。
ただ、銀製と言っても価格の幅が広く、セットの本数なども商品によって異なります。使うのにためらうような高額なアイテムや、家族の人数以上の本数が入った持て余しそうなセットはなるべく避けるといいかもしれません。
(2)ペアウォッチ
時計はアクセサリーよりも身につけやすく、プライベートからビジネスシーンまで幅広い場面で着用できます。
そのため、2人で身につけられるものをプレゼントする場合には、ペアウォッチを選ぶのがおすすめです。
特に、文字盤やベルトなどにシルバーが用いられるものを選ぶと、銀婚式の特別感が演出できますよ。
これからの2人の時間を刻んでゆくという思いを込めて、ぜひペアウォッチをプレゼントしてみてくださいね。
(3)ペアグラスやペアマグカップ
日常的に使えるペアアイテムの中では、グラスやマグカップはプレゼントの定番アイテム。
両親それぞれの名前を刻印したペアグラスなども販売されており、子どもから親へ贈るプレゼントとして人気を集めています。
これらのプレゼントは、日常的に使うものだからこそ、実用的な使いやすさが重要。
なるべく軽く作られているものや、落としても割れにくいものなど、グラスやマグカップの特徴もしっかりチェックしてプレゼントを選んでくださいね。
(4)旅行のカタログギフト
両親へ旅行をプレゼントする場合、サプライズしようと思うと事前に予定を決めなければならず、とても大変。
そこで便利なのが、旅行のカタログギフトです。
両親が自分で行き先や泊まるホテルを選べるため、サプライズのプレゼントでも、お互い無理のないスケジュールで最高の旅行を贈ることができます。
また、両親しか知らない思い出の場所へ行くきっかけにもなるため、より2人だけの特別な時間を過ごしてもらえるかもしれません。
(5)花
プレゼントと共に、花を贈ってみるのもいいかもしれません。
好きな花を選んで贈るのもいいですが、花言葉をキーに選んでみるのもおすすめ。
「愛」を示すバラや、「感謝」「温かな愛情」という意味を持つピンクのカーネーションなど、花によってそれぞれ花言葉が違うので、自分の気持ちにぴったりのものを見つけてみては?
(6)手紙などのメッセージ
自分の気持ちを言葉にして伝えるのが照れくさいという人もいるかもしれません。
せっかくの結婚記念日。プレゼントにメッセージを添えて贈ってみるのはいかがでしょうか?
気持ちが文字を通してダイレクトに伝わるのはもちろん、手紙であれば手元に置いていつでも読み返すことができます。一緒に読んで思い出話をするのもいいですね。
何年目ごと? 周年別の結婚記念日の呼び方【早見表】
銀婚式の後は何周年目にどんな結婚記念日が控えているのでしょうか?
最後に、結婚記念日の年数ごとの呼び方を紹介します。
結婚の経過と共に、素朴・安価な物から少しずつぜいたくな物へと名称が変わっていきます。
結婚記念日の数え方
結婚記念日の数え方は年齢と同じ。結婚した年を0年、年数の経過と共に1周年、2周年と数えていきます。
ただし「○年目」という数え方は間違えやすいので要注意。この場合は結婚した年が1年目になります。銀婚式の場合は25周年の結婚記念日を指しますよ。
銀婚式で結婚生活の歴史を振り返ってみよう!
銀婚式は、結婚生活25周年の大切なお祝いであり、改めてパートナーへの感謝を伝える大切な日でもあります。
また、家族から両親への感謝を伝える場面でもあり、25年という長い期間で積み上げてきた歴史を多くの人たちで振り返ることもできるでしょう。
銀婚式からも続く結婚生活のことを考えながら、大切なプレゼントや感謝の言葉と共に、この1日をお祝いしてくださいね。
(kirara)
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※この記事は2021年10月26日に公開されたものです