錫婚式とは? 結婚10周年におすすめのプレゼントやお祝いの仕方
結婚10周年の節目となる錫婚式。この記事では、錫婚式の読み方や由来、プレゼントの選び方を紹介します。
結婚記念日の中でも金婚式や銀婚式はよく知られていますが、「錫婚式」も忘れてはいけない節目といえます。結婚10周年の節目としてお祝いすると共に、パートナーに贈り物をする夫婦も多いです。
しかし、錫婚式にふさわしい贈り物がどんなアイテムなのか、チェックしてから贈りたいですよね。
今回は「錫婚式」の由来や込められている願い、錫婚式にふさわしい贈り物などを見ていきましょう。
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結婚記念日の呼び方は? 年数ごとの早見表&意味を解説
錫婚式とは
西洋では結婚1〜15年周年とそれ以降5年ごとの結婚記念日に名称があり、それぞれの名称にちなんだ贈り物をする習わしがあります。
10周年の結婚記念日は「錫婚式(すずこんしき)」です。アルミ婚式やアルミニウム婚式ともいうこともあります。
意味や由来・込められている願い
「錫」は金属なのに、手で容易に曲げられるほどの柔らかさがあります。錫婚式は、錫のように柔らかく、美しさがある夫婦であって欲しいという願いを込めて、結婚10周年をお祝いするのが習わしです。
錫婚式を英語で表現すると「Tin wedding」
結婚記念日に名称を付けてお祝いするのは欧米の習わしですので、英語表現もあります。錫婚式の英語表現は、「錫」を意味する「tin」を用いて「tin wedding」です。
それぞれ付けられた名称を表すアイテムを贈り合うのが習わしです。結婚記念日にパートナーに贈り物する時の参考にしてください。
錫婚式におすすめのプレゼント
ここからは、錫婚式の贈り物に喜んでもらえる、贈り物におすすめのアイテムを見ていきましょう。
(1)ペアのタンブラーやビアカップ
錫の酒器やビアカップを使ってお水やお酒を飲むと、まろやかな味わいになるといわれていますので、贈り物にすると喜ばれます。
タンブラーやビアカップ、日本酒用の酒器など、相手が普段使いしやすいカップを選んで贈りましょう。
(2)アクセサリー
錫婚式にちなんだアイテムとして、錫でできたアクセサリーを贈るのもおすすめです。錫は金属としては柔らかい性質があり、ペンダントやブローチなど、その性質をいかしたデザイン性が高いアイテムが非常に豊富にあります。
また、ペアアクセサリーをそろえたければ、男女共に使えるバングルがおすすめです。錫には柔らかい性質がありますので付け外ししやすいです。
金属アレルギーを起こしにくい金属でもありますので、気兼ねなく使いやすいですよ。
(3)箸置き
結婚10周年ともなれば家族が増えている家庭も多いですので、家族で使えるアイテムを記念にそろえるのもおすすめです。中でも箸置きは複数個一緒に購入できる製品も多く、子供もおそろいにしやすく、結婚記念日のお祝いに喜ばれます。
錫は酸化しにくく錆びにくい性質があるうえ、見た目の高級感もありますので、錫の箸置きは錫婚式のプレゼントにおすすめです。
▶次のページでは、錫婚式にちなんだ贈り物の選び方を紹介します。