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「金婚式」とは? 意味や由来と贈り物の選び方

小坂井さと子

金婚式は結婚50周年を祝う記念日です。毎年の結婚記念日は夫婦で祝っても、節目となる50周年の金婚式は子どもや孫が企画して、盛大に祝うケースも多いでしょう。本記事では金婚式の意味や由来、お祝いの仕方や贈り物、メッセージや英語表現を紹介します。

結婚記念日は結婚1周年の紙婚式から始まって、毎年異なる呼び名があります。節目となる25周年が銀婚式、そして50周年の結婚記念日が金婚式です。

金婚式を迎えるということは、50年間2人が文字通り「病める時も健やかなる時も」互いを愛し、慈しんできたからに他なりません。節目となる記念日は、ぜひお祝いしたいものです。

近年では金婚式を子どもや孫が中心になってお祝いをするケースも増えています。本記事では金婚式の意味や由来、祝宴の方法や贈り物に、金婚式へのメッセージの書き方を紹介します。

金婚式とは?

金婚式とは結婚50周年を迎える夫婦が、2人そろってお祝いする式のことです。どのようなお祝いなのか、歴史や由来を紹介します。

結婚記念日の由来

結婚記念日ごとに異なる贈り物をするという風習は、ヨーロッパでは古くから行われていました。

18世紀のドイツでは、結婚25周年を記念して銀で作られた花輪を贈る習慣があったという記録が残っています。その後、50周年に金の花輪を贈る習慣も加わりました。19世紀後半になるとその習慣はイギリスにも伝わって、夫婦は銀婚式や金婚式にちなんだ贈り物をするようになりました。

20世紀に入ると、毎年の結婚記念日にギフトを贈り合う人々も増えました。それに合わせて5周年、10周年などの結婚記念日は、節目ごとに異なる呼び名で呼ばれるようになったのです。

結婚の年数に伴って柔らかい物から硬い物へ、価値の高い物へと名称がつけられ、名称にちなんだ贈り物をする風習も広がりました。

日本での銀婚式と金婚式

日本では、江戸時代までは結婚というと家と家の結びつきという考え方が中心で、結婚記念日を祝う習慣はありませんでした。しかし明治時代になり、明治天皇が結婚25周年を記念して銀婚式を挙げました。

その銀婚式を祝して日本で最初の記念切手も発行されるなど、日本全体に結婚記念日を祝うことや「銀婚式」という言葉が普及したのです。

結婚50周年のお祝いである金婚式

今日では金婚式は結婚50周年の節目となるお祝いとして、世界中で祝われています。夫婦や家族でお祝いするだけでなく、公的機関が祝福してくれるところも多くあります。

アメリカでは事前に申請すると、大統領からのメッセージを受け取ることができます。

また日本でも、地方自治体によっては式典を挙げ(宮崎市など)、記念品を贈呈するところもあります。こちらも申請が必要なため、ご家族や親戚が対象となる場合は、自治体の催しなどを確認しておきましょう。

楽曲「金婚式」

「金婚式」と聞いて、クラシック音楽の曲を思い出す人もいるかもしれません。

昭和30年代から平成初期まで小学校の音楽の教科書に「鑑賞教材」として掲載されており、多くの人がその時期に音楽の授業中で鑑賞しています。タイトルを聞いて分からなくても、印象的なバイオリンの旋律を聞くと思い出す人も多いでしょう。

「金婚式」はフランスの作曲家ガブリエル・マリーの作品です。チェロとピアノ、ピアノ独奏などさまざまの楽曲で演奏されていますが、ピアノとバイオリンのバージョンが有名です。

5分程度の小品でアマチュアでも演奏できるため、金婚式で演奏される機会も多い曲です。

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