この記事の目次
格安SIMのデメリット②:格安SIMは性能が悪い?
通信速度が遅いって本当?
大手キャリアと比べると少し通信速度は遅いです。ただ、一概にすべて通信速度が遅いとも言えません。MVNOによっても違いますし、住んでいる場所や使用する時間帯などによっても違ってきます。
「超高画質」の動画を見るとなると少し厳しい時間帯もありますが、普通のネットサーフィンやLINEの利用であれば、特に不満もなく利用することができます。
ただ、この通信速度はMVNOによって違ってくる部分が大きいので、最新の口コミなどをチェックするようにしてください。
端末のスペックが低い?
そもそも、最新の高スペックな端末が本当に必要なのでしょうか。
大手キャリアから格安SIMに変更をしようと考えている人は、毎月のスマホ代を安く抑えるために乗り換えを検討しているはずです。それなのに、高スペックの端末を購入して料金を多く支払ってしまうことになるのは本末転倒です。
日常生活で普通に利用する程度であれば、そこまでハイスペックな端末は必要ありません。確かに格安SIMでは、購入することができる端末は限定されます。
しかし、大手キャリアのような10万円もする端末を分割払いで払い続けるより、自分に合ったスペックの端末を購入するほうが賢い選択ではないでしょうか。
格安SIMのデメリット③:ある程度の知識が必要?
大手キャリアでスマホ・携帯を購入するときは、何もしないでも店舗で初期設定をしてくれます。
しかし、格安SIMの場合、実際に店舗を持っていないMVNOも多く、ある程度の知識を必要とすることもあります。
ただ、上記でも記載しましたが、現在では「実際に店舗を持っている」MVNOもあります。こういった設定などが分からない場合は、実際に店舗があるMVNOを選んだほうがいいかもしれません。
自分で設定する必要がある
格安SIMは、購入してから初期設定を自分で行う必要があります。大手キャリアでは、店頭で申し込みをすると、既に使用ができる状態で端末を渡してくれます。
しかし、格安SIMでは、申し込みをすると、実際に使用するための初期設定を自分でしなければいけません。
特に、初心者の人がつまづきやすいのがAPN(アクセスポイント名)設定です。一見難しそうですが、それぞれのMVNOでは初心者の人にも分かりやすくホームページで設定する方法を説明しています。
画像付きで詳しく説明をしているMVNOの公式サイトも多いです。購入をする前に一度、公式サイトで設定の仕方を確認してみると、安心できます。
端末を購入するにも知識が必要
また、スマホ・携帯の端末を購入するときにも知識が必要になります。その理由は、回線と端末の相性や、SIMカードと端末の相性などを確認しないといけないためです。
回線と端末の相性というのは、ドコモで購入した端末ではドコモ回線のMVNOを、auで購入した端末ではau回線のMVNOを選ぶことを言います。
また、端末も一緒に購入することができるプランを用意しているMVNOもあります。DMM mobileやU-mobileでは多くの新品の端末を取り扱っているので、ややこしいと感じたら、こういったプランで一括して購入するのもアリです。
DMM mobile

U-mobile

設定や購入の際に少し難しく感じるかもしれませんが、こちらも公式サイトでも分かりやすい説明がされているので、契約をする前に一度確認してみましょう。
また、設定や端末の購入で迷ったときは、サポートが付いているMVNOや実際に店舗があるところを選ぶこともできます。
格安SIMのデメリットは自分に合った対処法で解決可能!
格安SIMには確かにデメリットはありますが、正しく理解をしておけば、しっかりとした解決方法を見つけることも可能です。自分の用途に合った格安SIMを使用すれば、今までのスマホ代よりもかなりおトクになります。
上記に挙げたデメリットは各MVNOも当然ながら把握をしていて、それぞれのプランやサービスでカバーするよう対応しているMVNOもあります。 デメリットを上回るメリットが格安SIMにはあります。それぞれのデメリットも、自分で対処することは十分に可能です。
おトクにスマホを持つことができるプランを、デメリットもしっかりと踏まえて選んでみてください!
※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください
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