相談に乗ってくれる男性心理とは。好意と下心の見極め方

お仕事やプライベートで悩んだとき、男性に相談することもあると思います。悩みごとを相談する相手は、誰でもいいわけではありませんよね。
普段の関係が良好であれば、男性は一般的に、女性から相談を持ちかけられると、男として悪い気はしないものです。
男性はどういった心理から相談に乗ってくれるのか、考えられるものを挙げてみました。なかには、下心が含まれるケースもありますので、その見分け方も解説します。
相談から恋愛に発展することは多い?
お仕事やプライベートの相談をしているうちに、恋愛関係に発展していくことは少なくありません。あまり話さないような、個人的な悩みごとを打ち明けることになるので、親密な関係になりやすいです。特に失恋の相談をしているときは、恋愛に発展することが多いです。
女性は、自分が精神的に弱っているときに、親身になって相談に乗ってくれたり、やさしく気持ちに寄り添ってくれたりする男性に対しては、「この人は私の味方だ」「この人は私のことをわかってくれる」と感じ、心を開き好意を持ちやすくなります。男性のほうも、普段は弱音を吐かずに一生懸命がんばっている女性が、自分の前でだけは弱みを見せてくれたりすると、「この人を守ってあげたい」「なんとか助けてあげたい」という気持ちになり、頼られたことをうれしく思うものです。
ただし恋愛に発展していく場合は、もともと、お互いに人として好意的に思っている場合が多いでしょう。完全に友だちとして割り切っている場合は、恋愛関係に発展していくことは難しいかもしれません。
相談に乗ってくれる男性心理とは
一般的に女性から相談されると、男性は「自分は信頼されているのだな」と思うので、悪い気はしないものです。相談に乗ってくれる男性には、さまざまな心理がありますので紹介します。
頼りにされてうれしい
頼りにされると、男性は自尊心が満たされます。相談されるということは、ある程度信頼されているということ。自分を信頼し頼ってくれる人に対しては、男性は好意的に捉えます。女性の悩みを少しでも解消して役に立つことができたらうれしいなと思い、張り切って相談に乗ってくれるはず。
困っている人を純粋に助けたい
困っている人が目の前にいるのなら助けようと思う、シンプルな心理からきています。職場の仲間が困っている場合も、仕事をスムーズにできるようになってほしいという思いから相談に乗ってくれたりします。純粋に助けたいという気持ちの男性は、公平な目線で物事を見ることができるので、親身になりつつも的確なアドバイスをしてくれるでしょう。
放っておけないから
もともと男性は興味のない女性の相談に乗るために、自分の時間を積極的に使うことはあまりしません。できるだけ相談時間も短くしてスパッと切り上げようとします。ただし、面倒くさいなと思っていても、正義感の強い男性は、女性が落ち込んでいる姿を見て放っておけなくなり相談に乗ってくれることもあります。いい人だと思われたい、やさしくないと思われたくないといった心理が含まれていることもあります。
女性に対して恋愛感情を持っている
男性が女性のことを「かわいいな」と思っていて恋愛感情がある場合は、喜んで相談に乗ってくれます。好きな人が悩んでいたら力になりたいと思うので、親身になって話を聞いてくれるでしょう。また、相談に乗ることで自分のことを好きになってもらいたいという気持ちも持っています。女性と恋愛関係になるためのチャンスだという気持ちもあるので、気合も入るはずです。
下心がある
「彼女が相談してきたということは、俺のことが好きなのかな?」と受け取る男性もいます。相談に乗ったら、そのあとで何かいいことがあるのではないかと期待しています。女性の気持ちが少しでも楽になってほしいという思いやりの気持ちよりも、あわよくば体の関係に持ち込めたらいいなという自分の欲求のほうが勝っている状態です。
好意と下心の見極め方とは
相談に乗ってくれる男性が好意からなのか下心からなのかは、相談に対する向き合い方や相談前後の態度や言葉遣いなどからある程度見えてくるものがあるはずです。
好意があり、本当に女性のことを思ってくれている男性は、女性の悩みに真剣に耳を傾け、どうしたら解決できるのかを一生懸命考えてくれます。女性にとって一番いい状況になるにはどうしたらいいかを考えた発言をするのが特徴です。女性に納得してもらいたいと思っているので、言い方を変えたりしていろいろな答え方をしてくれますし、口数が増えることが多いです。
必要だと思えば、女性に対して苦言を呈することもあるでしょう。「こういうところがダメ」というような押し付ける言い方ではなく、「今はこういうふうになっているよね、でもこうしたらもっとよくなると思うよ」とやんわりと軌道修正をしてくれるでしょう。指摘するのは勇気が要りますので、女性のことをちゃんと思っていないとできないことですよね。
また、好意のある男性は、相談に乗ってくれたあとも、「最近はどう?」「元気になった?」とたびたび気にかけてくれることが多いです。「何かあったらいつでも言ってね」と相談しやすいような環境をつくってくれたりします。男性は、好意のない相手に対して自分から積極的に心配することはあまりないのですが、好意のある相手に対しては、相談頻度や相談時間が増す傾向があります。好意には、人として大切に思っている場合と恋愛感情がある場合と、両方のケースがありますが、いずれにしても、親身になって相談に乗ってくれる男性は、女性のことをとても大切に思っているようです。
一方で、下心のある男性は、相談に乗ることは、その先に進むためのきっかけとして捉えています。そのため、女性に心を開いてもらうためにやさしい言葉をかけることが多いです。相談内容自体にはさほど興味がないので、何か自分の意見を言ったり指摘したりするようなことは少なく、「大変だったね」「それはつらいね」と女性の心に寄り添うような発言をして、警戒心を解いてもらおうとします。相談を口実に会おうとしてくることも多いです。夜にちょっといい雰囲気の居酒屋で相談に乗り、「もうちょっと話そうよ」とバーに連れていって雰囲気で酔わせてあわよくば体の関係に……というパターンが多いです。
相談に乗るときに体を近づけてきたり、ボディタッチをしたりといったこともあるかもしれません。このような下心のある男性もいるということを自覚して、悩みで心が弱っているときには相談する相手は厳選したいものですね。
相談に乗ってくれる男性心理は幅広い。よく観察して見極めよう!
相談に乗ってくれる男性心理はさまざまです。恋愛感情がある場合もあれば、単に人として放っておけないからといった理由の場合もありますし、下心が含まれていることもあります。相談に乗ってくれたからといって、「私に好意を持っている」とは一概に判断できないので、相談の乗り方や相談が終わってからの態度や言動などを見て判断していくといいでしょう。
好意のある男性であれば、親身になって何度も相談に乗ってくれたり、女性に納得してもらおうといろいろな話をしてくれるはずです。中には下心が含まれている男性もいますので、相談する際は、信頼できる人かを見極めるようにしたいですね。
(高見綾)
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