「幸せな結婚」をする女性の特徴

誰もが「幸せな結婚がしたい」と思うものですよね。では、実際に幸せな結婚ができている既婚女性たちはどのくらいいるのでしょうか? また、どうすれば幸せな結婚ができるのでしょうか? そこで今回は「幸せな結婚」について調べました。
■既婚女性に聞く、「幸せな結婚」とは
まずは、「幸せな結婚ができている」と思う既婚女性がどのくらいいるのかを調べてみました。
◇「幸せな結婚」ができているという女性の割合
Q.「幸せな結婚」ができていると感じますか?
※有効回答数343件
「幸せな結婚ができている」という既婚女性は約83%。ほとんどの女性が、幸せな結婚ができていると実感しているようです。
◇「幸せな結婚」の定義
続いて「幸せな結婚だと思う理由」、「思わない理由」を聞いてみました。
☆「幸せな結婚」をしていると思う理由
・「夫婦仲もよく毎日楽しくすごせているし、お互いを尊重し合えているから」(28歳/その他/その他)
・「夫と息子が大好き。家族3人仲がよく、笑いが絶えない家庭でみんな健康だから」(33歳/その他/販売職・サービス系)
・「何不自由ない生活が送れているから」(40歳/建設・土木/技術職)
「幸せな結婚だと思う理由」で多く挙がったのが、「夫婦仲がいいこと」、「子どもがかわいいこと」、「不自由ない生活を送れていること」の3つでした。
「おはよう、いってらっしゃい、お帰り、おやすみを、顔を見て言えること。ご飯を必ず美味しかった、ありがとうと言ってもらえる」といった、何気ない日常に幸せを感じる回答が多いようです。
☆「幸せな結婚」をしていないと思う理由
・「思っていたよりも経済的にきつい。共働きなのに育児や家事の負担が多く、ストレスがたまる」(35歳/その他/事務系専門職)
・「結婚してから2度も旦那の借金が発覚。今2度目の借金の返済中なので」(32歳/小売店/その他)
・「結婚したら男と女の関係ではなくなるので、好きだけではやっていけません。妥協、妥協の日々です」(32歳/運輸・倉庫/その他)
幸せな結婚でない理由で多かったのが「経済面で苦労している」というもの。結婚した後に旦那さんの借金が発覚したり、共働きでも貯金が思うように貯まらなかったりすることが不満の要因のようです。
また、家事や育児を一手に引き受けることになってしまうなど、「日々の生活でストレスが多いこと」も、多くの女性が挙げています。
◇「幸せな結婚」ができる女性とは
次に、「幸せな結婚ができる女性のイメージ」を既婚女性に聞いてみました。
☆いつも笑顔でいる人
・「いつも笑顔の女性。温かく穏やかな家庭を築いていけそうだから」(38歳/医療・福祉/専門職)
・「笑顔と思いやりの心を絶やさない人。他人だった人と一生を暮らすのだから、いろんなことが起きて当然。その中で常に笑顔と思いやりの心を持ち、相手と寄り添える女性は幸せな結婚ができるはず」(27歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)
☆思いやりがある人
・「相手を思いやれる人。そうした女性は心に余裕があって、小さなことにも幸せだと感じられそう」(29歳/その他/その他)
・「思いやりのある人は幸せな結婚ができると思う。自分の意見をしっかり伝えられて、相手の気持ちも考えて行動できる人は、誰とでもうまく付き合えると思うから」(26歳/医療・福祉/専門職)
☆明るい人
・「夫婦の間に何かトラブルが起きても、ポジティブで明るい考え方ができれば大抵のことは乗り越えられるから」(34歳/その他/その他)
・「明るくて芯がある人。どんなことがあってもへこたれずに、プラスに持っていく明るさやパワーがあるはずだから」(43歳/その他/その他)
「幸せな結婚ができる女性のイメージ」を聞いてみたところ、多く寄せられたのが「いつも笑顔」、「思いやりがある」、「明るい」の3つです。中でも「いつも笑顔」は特に多く挙がったもの。心にゆとりがあるからこそ笑顔になれるので、何が起きてもポジティブに乗り越えていけそうだという声がありました。
また、奥さんやお母さんが笑顔だと、家庭が明るくなるでしょう。これらのほか、「おっとりした性格」、「自立している」、「素直な性格」なども挙がりました。
■「幸せな結婚」をするには?
様々な「幸せな結婚をする人のイメージ」が挙がりました。それでは、「幸せな結婚」は、何か努力をすることで実現できるものなのでしょうか?
◇「幸せな結婚」をするために女性の努力は必要?
Q.「幸せな結婚」をするために、女性も努力が必要だと思いますか?
※有効回答数343件
約96%と、圧倒的に多数の女性が「幸せな結婚をするためには女性も努力が必要」と回答しています。幸せになるためには、ただ幸せにしてくれるのを待っているだけでなく、自分で幸せをつかみ取れるように努力をしないといけないと考えている女性が多いことが浮き彫りになりました。
◇「努力は必要」派
なぜ「努力は必要」だと思うのでしょうか? 回答した330人に、その理由を聞いてみました。
☆お互いの努力が必要だから
・「相手に求めるだけでなく、自分も頑張らないと相手と対等な関係にならない」(35歳/その他/その他)
・「女性でも男性でも互いの努力は必要。一緒に住むとお互いに直すべきところが出てくるので、それを改善していかないと幸せな結婚にはならない」(28歳/その他/営業職)
☆自分を高めないと幸せは来ない
・「やはり自分を磨かなければ幸せになれないから」(39歳/その他/その他)
・「よく『旦那のことを男として見られない』と言う人がいますが、反対に女として見られるような努力をしているのかと思う。女性も努力は必要」(33歳/ソフトウェア/販売職・サービス系)
☆相手を支える必要があるから
・「一家の大黒柱を支えつつ、育児や家事をこなさなければならない。そのためのパワーを得るにも努力が必要」(26歳/その他/その他)
・「家にいる時間は女性のほうが長いと思うので、相手が居心地いいと思う家にできるかどうかは女性次第だと思う」(34歳/学校・教育関連/その他)
☆幸せは自分でつかむものだから
・「相手に幸せにしてもらおうという考えでは、幸せは訪れないから」(36歳/印刷・紙パルプ/事務系専門職)
・「誰かに幸せにしてもらえるわけではない。自分で自分を幸せにするものだから」(40歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
☆自分が家族のお手本になるから
・「自分が輝いている姿を見てもらうと、家族も輝けると思うから」(33歳/その他/その他)
・「家庭は女性あってのもの」(39歳/医療・福祉/その他)
「努力は必要」という回答への理由として、もっとも多かったのが「お互いの努力が必要」というもの。結婚とは2人でするものですから、片方だけの努力で幸せな家庭を築こうとするのは対等な関係ではないということのようです。
また、自分が努力をするお手本となると、家族も努力してくれるようになる。または、奥さんやお母さんが中心になって居心地のよい家をつくることができるなど、家の中が明るくポジティブな雰囲気になるとの意見も挙がりました。
◇「努力は必要じゃない」派
一方、「努力は必要じゃない」と答えた13人にもその回答理由を聞いてみました。
☆努力しても得られないから
・「努力するだけで幸せは得られるものではない。努力しないと得られない幸せならいらない」(37歳/その他/その他)
・「幸せは努力しても得られない。それよりも気取らないで普段の自分らしさを出すことが大事」(41歳/その他/その他)
☆努力している時点で幸せじゃない
・「努力している時点で不幸せ」(34歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「努力しても幸せになれないし、そのたびに『こんなに頑張っているのに!』と思うくらいなら努力はしたくない」(32歳/その他/その他)
☆結局は運だから
・「運もあるかなと思うから」(39歳/情報・IT/技術職)
・「幸せは努力してどうにかなるものではないと思うから」(30歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)
「幸せな結婚をするために女性の努力は必要ない」という回答の理由として、「幸せは努力して手に入るものではない」という意見が目立ちました。努力している時点で幸せではない、幸せはコントロールできるものではないという考えが根底にあるようです。
「努力」とはつらい忍耐を強いるものと考える場合、できる限り避けたいという気持ちになりやすいかもしれません。
◇女性はどんな努力をすればいい?
最後に、幸せな結婚をするために「女性は努力すべき」と答えた330人に、どのような努力すればいいと思うかを聞いてみました。
☆相手を思いやる
・「相手を思いやる気持ちをいつも持つ。違う人間同士が同じ生活を送るためには、双方の歩み寄りが何よりも必要だと思います」(39歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「相手があってこそ結婚生活が送れるので、幸せな結婚がしたいのなら、相手を思いやる気持ちを持つ必要がある」(40歳/その他/その他)
☆自分磨きをする
・「結婚して子どもを産んで母になっても、旦那さんからしたら変わらずひとりの女性。いつまでもきれいだと思ってもらいたい」(26歳/医療・福祉/専門職)
・「いつまでもきれいでいることは相手にとってもうれしいこと。また、まったくちがう環境で育ってきた2人なので、多少の我慢が必要です」(35歳/その他/その他)
☆料理の腕を磨く
・「よく『胃袋をつかむといい』といわれていますが、本当につかめます。幸せな結婚生活を送るためにも重要です」(33歳/ソフトウェア/販売職・サービス系)
・「おいしい家庭料理を食べると幸せな気分になれるから」(44歳/商社・卸/その他)
幸せな結婚をするために努力すべきことを聞いてみたところ、特に多かったのが「相手を思いやる」でした。「幸せな結婚ができる女性の特徴」でも挙がりましたが、やはり相手を思いやり、尊重することが重要だと考えている女性が多いことがうかがえます。感謝の言葉を忘れないという意見も多数挙がりました。
また、自分を磨き、相手にとって大切な存在で居続けることも大事です。外見を磨くのもいいですし、料理の腕を磨いて、おいしい手料理をつくって幸せな気持ちを分かち合うのもいいですね。
■幸せな結婚をしたいなら自分も相応の努力をすべし
既婚女性の8割以上が「幸せな結婚ができている」と感じているとの結果が出ました。皆さん、家庭円満で幸せな結婚生活を送っているようです。ただし、そうした幸せな結婚を送れるようになるには、お互いに努力しないといけないと実感している既婚女性も9割を大きく超えていました。
もしこれから幸せな結婚がしたいと考えているのなら、アンケートの結果を参考に、お付き合いをしている段階から相手を思いやることを心掛けたり、自分磨きを継続していったりするといいかもしれません。その際は、自分にとっても相手にとってもストレスがかからないよう、上手に工夫したいものですね。
(中田ボンベ/dcp)
※画像はイメージです
※マイナビライフサポート調べ
調査日時:2018年12月14日~12月19日
調査人数:343人(20~44歳の既婚女性)
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