2018年10月19日 公開
2018年10月19日 更新

格安スマホを契約するメリット・デメリットは? 申込前に確認すべきこと

格安スマホを契約するメリット・デメリットは何でしょうか? 格安スマホの契約前に確認しておきたいこと、注意しておきたいことをまとめてみました。格安スマホを契約すべき最大の理由は月額料金の「安さ」と、選べる「柔軟性」。どんなサービスがあるのかを比較して自分にぴったりな格安スマホを契約しましょう。

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格安スマホを初めて契約する場合、会社やサービスが多いので「どれを選んだらいいか分からない」という方も多いでしょう。特徴のあるプランが多くあるので、サービスをしっかり比較してメリット・デメリットを理解してから格安スマホへ乗り換えることが、お得に使う秘訣です。

格安スマホは月額料金の安さに加え、使い方にあわせてプランを選べる柔軟性があったり、2年や4年といった長期の縛りが少なく気軽に他社へ乗り換えできたりする良さがあります。格安スマホへ乗り換える前にチェックしておきたい項目や、実際にどのようなおすすめプランがあるのかも簡単に紹介します。

格安スマホを契約するメリット

まずは、簡単に格安スマホを契約するメリットをチェックしておきましょう。単純に基本料金が安いだけではない強みがあります。

格安SIMの月額料金が安い

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格安スマホを契約する最大のメリットは、格安スマホに入れて利用する格安SIMの月額料金が安いことです。大手キャリアのドコモ/au/ソフトバンクと比べると、格安SIMではプランに設定されている高速データ通信容量に対して月額料金が安いことが多いのです。格安スマホを契約すれば、毎月のスマートフォンの月額料金を抑えることができるでしょう。

月額500円弱で高速通信が使えるデータ通信専用SIMカードの例

たとえば、データ通信専用のSIMカードでは500円前後から高速通信が使えるプランもいくつかあります。もしデータ通信契約を大手キャリアの2年契約で利用している場合は、良いタイミングで解約して格安SIMへ乗り換えてしまえばインターネット利用にかかる月額料金を削減できます。

  • 月額518円:DMM mobile データSIM 1GBプラン
  • 月額540円:LINEモバイル データSIM LINEフリープラン 1GB

1GBプランで音声通話SIMを契約した場合の月額料金例

音声通話が使える格安SIMプランに関しても、同じ1GBプランで見てみると、月額1,500円以下で使えるプランがたくさんあります。

たとえば、ドコモのシンプルプランでも月額1,922円(しかもシェアオプションにて子回線で申し込んだ場合なので、1人で申し込んだ場合はさらに高い)なので、格安スマホへ乗り換えることでそれらの基本料金は安くなります。

  • 月額1,296円:LINEモバイル 通話SIM LINEフリープラン 1GB
  • 月額1,360円:DMM mobile 音声SIM 1GBプラン

10分かけ放題オプションを追加した場合の月額料金例

格安SIMのオプションではよくみる10分かけ放題オプションも月額1,000円以下で申し込めることがほとんどなので、合計しても「10分かけ放題付きで月額2,500円以下の音声SIM」プランは簡単に実現できます。

  • 月額2,246円:LINEモバイル LINEフリープラン 1GB(10分かけ放題あり)
  • 月額2,278円:DMM mobile 1GBプラン(10分かけ放題あり)

これをドコモで申し込んだ場合、ベーシックパックで5分かけ放題+~1GBまで使った場合の基本料金で月額5,292円から。時間無制限かけ放題のカケホーダイプラン(スマホ/タブ)を利用していればさらに基本料金は高いので、これらの月額料金・維持費・スマホ固定費が高いと感じている方は、格安スマホへの乗り換えを検討すべきでしょう。

縛りがない or 最低利用期間が短い

「縛りがない」もしくは「最低利用期間が短い」という点も、格安スマホを利用する上でのメリットです。たとえば、すでに紹介したドコモの月額料金は「2年縛り」「自動更新」での契約を申し込んだ場合の月額料金なので、これらの更新契約に申し込んでいない場合の月額料金はさらに高くなります。

一方、格安スマホではデータ通信専用SIMプラン、データ+SMS機能付きSIMプランであれば「縛り・最低利用期間を設けてない」ことが多く、音声通話SIMプランであっても「最低利用期間なし~1年」程度のサービスが多いです。プラン規定の最低利用期間を過ぎてしまえば解約金なしで他社に乗り換えることが可能なので、プラン選び、他社へ乗り換えが柔軟に行えます。

もちろん、一部のプランでは大手キャリア3サービスと似たように、約2年ごとの更新契約があるケースも存在します(UQモバイル おしゃべり/ぴったりプランや、Y!mobileのスマホプランS/M/Lなど)。

楽天モバイルのスーパーホーダイでは、自動更新契約はないものの、最低利用期間によって月額料金が安くなるプランを用意するなどプラン内容はさまざまです。これらのサービスを選ぶ場合には、将来他社に乗り換える可能性があるかどうか検討しながら選択すべきでしょう。

重要なのは「格安スマホを提供している会社は多く、それだけユーザー側の選択肢も多い」という部分です。大手キャリアは定期契約あり or 定期契約なしでそこそこ高い月額料金の2択が基本ですが、格安スマホの場合はサービス・プランの数が多いぶん、より自分に合ったプランを選ぶことができます。

データ容量超過後の速度制限が緩い

データ通信速度の制限には「月間高速データ通信容量超過後の最大通信速度制限」と、いわゆる「3日間のデータ利用量による速度制限」がありますが、大手キャリアと異なる場合が多く、これらもメリットになる可能性があります。

格安SIMの代表的な速度制限

  • 月間高速データ通信容量超過後:最大200kbps、もしくは最大300kbpsのプランが多い
  • 3日制限:なし、もしくはプランによって異なる

大手3キャリアの主な通信速度制限

  • ドコモ:月間高速データ通信容量超過後/最大128kbps、3日制限/なし
  • au:月間高速データ通信容量超過後/最大128kbps、3日制限/直近3日間(当日を含まず)に6GB以上利用した場合、終日制限される可能性がある
  • ソフトバンク:月間高速データ通信容量超過後/最大128kbps、3日制限/直近3日間(当日を含まず)に3GB以上利用した場合、当日午前6時~翌日午前6時まで通信速度を制限する可能性がある

規定のデータ容量を消費した場合、たとえば、UQモバイルのおしゃべり/ぴったりプランの制限後速度は最大300kbpsですし、IIJmioなどSIMカード・プランによっては最大200kbpsに制限されるものもあります。

この最大通信速度制限は格安SIMのほうが緩いことが多いので、ここは格安スマホを使う上でのメリットです(制限後の通信速度が最大128kbpsの格安SIMもいくつか存在しますし、つまるところプランによります)。

3日間のデータ利用量による制限についてはドコモ、au、ソフトバンクでも内容が異なり、格安SIMの制限内容もさまざまです。3日制限に関しては撤廃を公表しているサービスもありますし、そもそもこれらの制限内容については非公表のMVNOも多いので、気になる方は公開されている格安SIMを選ぶのも良いでしょう。

1つ例を挙げると、IIJmio(ドコモ回線のタイプDプラン)では「最大200kbpsの通信が3日間で366MBを超えた場合、4日目に当該SIMカードの通信速度を制限する場合があります」と明記されています。

また、楽天モバイル スーパーホーダイなど、プラン規定の月間データ容量を消費したあとも、特定の時間以外は最大1Mbpsで使えるような新サービスも登場しています。月間のデータ容量や速度制限内容に迷わされずに利用したいユーザーは、スーパーホーダイなどを検討しておくと良さそうですね。

スマホの端末代金が安い(ものもある)

スマホの端末自体の価格が安いというのも、格安スマホを利用する上でメリットになります。キャンペーンの多い楽天モバイルでは、いくつか条件がありながらも一括1,000円以下でスマホが販売された実績も過去にあり、また、大手3キャリアでは選択肢の少ない「もともと低価格スマホ」もMVNOによっては取り扱いが多いのが特長です。

また、格安SIMのみを申し込んで、スマホ本体は通販サイトや家電量販店などでSIMフリー版を別途購入したり、今まで利用していたスマホに格安SIMを挿して使ったりする方法もあります。前者の方法であればMVNOでセット販売されている機種以外を購入できるメリットがありますし、後者はもともと持っていたスマホを使うので、端末購入の初期費用を抑えて格安スマホへ乗り換えできるメリットがあります。

もちろんドコモ、au、ソフトバンクでもスマホはセット購入が可能ですし、条件さえ満たせばSIMカードのみの申し込みも可能です。乗り換えで「一括◯◯円」など大きな割引キャンペーンが開催されているのを家電量販店などで見かけたことがある方もいるでしょう。

申し込み時の内容によっては、割引内容・月額コストを比較して大手キャリア本家の実質料金とたいして変わらないケースも稀にあります。中にはドコモ、au、ソフトバンクでしか販売されていないキャリア版端末もあるので、格安SIMを選ぶ以前に、どの機種を使いたいかでも選択肢は限られてくるかもしれません。

機種選びを含めた格安スマホ選びは少し複雑ですが、最近は高性能な機種も取り扱っていることがあります。iPhoneはApple Store(アップルストア)からSIMフリー版が買えますし、旧モデルのiPhoneならいくつかの格安SIMであればセット申込もできます。

端末価格に関しては購入時期とキャンペーンに大きく左右されがちなので、利用したい機種が格安SIMで買えるかどうか、または使えるかどうかをしっかり確認しておくことが重要になってきます。

格安スマホを契約するデメリット・注意点

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次に、格安スマホを契約する上でデメリットとなりそうな注意点についても見ておきましょう。選ぶサービスによってはキャリアメールが使えなかったり、時間無制限の電話かけ放題がなかったりするので要確認です。

キャリアメールが使えない

キャリアでは、キャリアが発行するメールアドレスを使うことができます。ドコモであれば「@docomo.ne.jp」、auであれば「@au.com/@ezweb.ne.jp」、ソフトバンクであれば「@softbank.ne.jp」のEメールアドレスで、これらはいわゆる「キャリアメール」と呼ばれるメールサービス。基本的には月額324円のインターネット接続サービスに申し込んでいれば設定して使うことができます。

Y!mobileなど、格安スマホでもキャリアメールが使えるサービスは一部ありますが、MVNOではこういったキャリアメールを提供しているサービスは少ないのが現状です。

提供しているとしても、PCメール(キャリアのメール設定でPCメールの拒否設定をしていると、フィルターにかかってはじかれる可能性があるメールアドレス)であることがほとんど。そのため、長年同じメールアドレスを利用していた方は、格安スマホへの乗り換え前にあらかじめメールアドレス変更の旨を知人に伝えておくなど、いくつか対策が必要になる可能性があります。

大手3キャリアから格安スマホへ乗り換えると、乗り換え元の契約は自動解約となるので、今まで使っていた@docomo.ne.jp/@au.com/@ezweb.ne.jp/@softbank.ne.jpのEメールアドレスは使えなくなくなります。Eメールアドレスを利用したいだけであれば、無料のGmail(ジーメール)などいくつか選択肢はあるので、乗り換え前にこのようなEメールアドレスを用意しておくのがベストです。

通信速度が遅いことがある

「サービスやプランによっては通信速度が遅いときもある」という表現のほうが正しいですが、大手キャリア3つの本家ネットワークと比較すると、格安SIMの通信速度は遅いことがあります。特に通信の混み合う時間帯(平日の昼休みの時間帯や、帰宅ラッシュの夕方~夜の時間帯)は実効速度が期待しているほどの数値ではなく、快適にインターネットが使えない可能性も。

実効速度は格安SIMのサービスによって違います。ネットワークへの設備投資やMNOから借りている(卸している)回線の帯域幅が異なるので、当然「◯◯の格安SIMの通信速度は安定している」や「今月の◯◯のSIMカードはお昼の通信速度が不安定」など、プランごとにさまざまな評価・評判があります。

すでに紹介したように、通信速度制限の内容なども各サービスで異なるので、一概にどのサービスが良い・悪いとは言えません。手っ取り早く確かめたい場合は、格安SIMのスピードを定期的にチェックしているウェブサイトやサービスなどで、使いたいSIMカードの評判を比較しておくと良いでしょう。

ただし、テストによって計測に利用している端末や環境が異なる可能性もあるため、一番良いのは自分で実際に使ってみることです。UQモバイルでは「Try UQ mobile」というサービスを行っており、無料で15日間試せるキャンペーンが開催されていることがあるので、こういったサービスを試してみるのも1つの方法です。

時間無制限のかけ放題が少ない

ドコモは「カケホーダイプラン(スマホ/タブ)」、auは「カケホ」、ソフトバンクは「スマ放題」というように、各キャリアには時間・回数共に無制限の国内通話かけ放題プランがあります。それに対し、格安SIMの契約では10分かけ放題、5分かけ放題、3分かけ放題など、1回あたりのかけ放題対象時間が限定されているサービスがほとんどです。

両方無制限の通話定額サービスは少ないので、通話時間が長い方にはデメリットになる可能性がありますが、その中で唯一、時間も回数も無制限の国内通話かけ放題を提供している格安SIMが「Y!mobile」です。「スーパーだれとでも定額(月額1,080円~)」のオプションを追加すると時間も無制限となるので、格安SIMでもガンガン電話をかけたいという方にはおすすめです。

格安SIMのかけ放題には独自のオプションを提供しているサービスもあり、たとえば、NTTコニュニケーションズの「OCN モバイル ONE」では「トップ3かけ放題(月額918円)」を提供。オプションに申し込んでおくと該当月の国内通話料上位3番号の通話料が0円になります。特定の家族や友人のみに長時間の電話をかける、という場合は安いオプション料金でガンガン通話できるのでおすすめです。

このように、無制限のかけ放題が少ないのは事実ですが、Y!mobileでは提供していますし、他の格安SIMでもさまざまな特徴を持ったかけ放題オプションが登場しています。それらの中から選べるという点では、選択肢の面でメリットにもなります。

実店舗(ショップ)が少ない

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格安スマホでは、ショップが少ない場合があります。たとえば、DMM mobileは一部パッケージを除いてネットのみで申し込みが可能な格安SIMとして知られています(パッケージを購入してもネットでの申し込みは必要)。なかには携帯電話ショップで行うような店頭契約ができないサービスもあります。店舗がないと格安スマホ本体を手にとって試せない場合があります。

ただし、Y!mobileやUQモバイルなどはショップもありますし、家電量販店に専用コーナーが設置されている格安SIMの会社もあります。全国のイオン対象店舗で販売・サポートを行なっているイオンモバイル、全国の主要都市・ショッピングモール内などに店舗展開を拡大している楽天モバイルなど、最近では格安スマホが店舗でも身近になり、簡単に購入・申し込みが可能になりつつある点は見逃せません。

格安スマホの契約でおすすめのMVNO・会社は?

メリット・デメリットを比較してみると、数年前に言われていた「格安スマホは通話料金が高い」や「店舗が少ないので契約が不安」などの部分は改善されており、むしろ選択肢の多い格安SIMにメリットがあることも多いです。

では、実際にどの格安スマホを契約すれば良いのでしょうか。比較するために、いくつかタイプ別におすすめプランを見てみましょう。

かけ放題コミコミ系プラン

まず紹介するのは、通話SIMとかけ放題・通話割引がセットになった「コミコミ系」のプランです。

通話プランとしてまとめて提供されているため、通話も高速インターネットも利用可能。大手キャリアのような使い勝手のまま格安スマホに乗り換えできます。さらに、大手キャリア3サービスと比較すると基本料金も安いことが多いのでチェックしておきましょう。

Y!mobile(ワイモバイル)スマホプラン

Y!mobileはソフトバンク株式会社が提供する格安スマホ・サービス。スマホ向けプランは「スマホプランS/M/L」の3種類がありますが、どれも国内通話の10分かけ放題が付属しているコミコミプランです。

プラン内容の改定が2018年9月1日に行われており、月額料金は今までと据え置きで月間に使える高速データ容量が増量、さらにお得になりました。2年契約でワンキュッパ割を適用させた場合の月額料金は2,139円からと安く、通話向けにもインターネット向けにもバランスの良いプランが特長です。

オプションで「スーパーだれとでも定額」を提供しており、月額1,080円を付け足すと時間も無制限で国内通話がかけ放題となります。回数・時間両方が無制限の国内かけ放題を提供している格安SIMはほとんどないので、特に通話時間の長い方にもおすすめです。

Y!mobile 月額料金 高速通信容量
スマホプランS 2,138円(利用開始翌月から12カ月以降:3,218円) 3GB/月(2年経過後:2GB/月)
スマホプランM 3,218円(利用開始翌月から12カ月以降:4,298円) 9GB/月(2年経過後:6GB/月)
スマホプランL 5,378円(利用開始翌月から12カ月以降:6,458円) 21GB/月(2年経過後:14GB/月)

UQモバイル(ユーキューモバイル)おしゃべりプラン

UQコミュニケーションズ株式会社が提供するUQモバイルは、au回線網を利用した格安SIM。「おしゃべりプラン」は5分かけ放題が付き、「ぴったりプラン」はコースに対応した無料通話分が付いてくるプランで、Y!mobile同様に通話料金もお得に使えるコミコミ系プランを展開しています。

おしゃべり/ぴったりプランは2018年12月1日からプラン改定が行われる予定です。他のコミコミ系プランに追随する形で、月額料金は据え置きで月間の高速データ容量を増量予定です。

プラン改定に先駆けて「データ特盛キャンペーン」も開催されており、2018年9月1日~2018年11月30日までの間に増量容量を申し込むと、プランSは最大3GB/月、プランMは最大9GB/月、プランLは最大21GB/月に増量されます。

UQモバイル(~2018年11月30日) 月額料金 高速通信容量
おしゃべり/ぴったりプランS 2,138円(14カ月以降は3,218円) 2GB (26カ月以降は1GB)
おしゃべり/ぴったりプランM 3,218円(14カ月以降は4,298円) 6GB (26カ月以降は3GB)
おしゃべり/ぴったりプランL 5,378円(14カ月以降は6,458円) 14GB (26カ月以降は7GB)

※2018年9月1日~2018年11月30日までの間にデータ特盛キャンペーンを適用すると、プランSが最大3GB/月、プランMが最大9GB/月、プランLが最大21GB/月になります。


UQモバイル(2018年12月1日~) 月額料金 高速通信容量
おしゃべり/ぴったりプランS 2,138円(14カ月以降は3,218円) 3GB (26カ月以降は2GB)
おしゃべり/ぴったりプランM 3,218円(14カ月以降は4,298円) 9GB (26カ月以降は6GB)
おしゃべり/ぴったりプランL 5,378円(14カ月以降は6,458円) 21GB (26カ月以降は14GB)

楽天モバイル スーパーホーダイ

楽天モバイルは、ドコモ回線とau回線網を利用した格安SIMです。ドコモ回線のみで利用できる「スーパーホーダイ」は2018年6月にプラン改定が発表され、さらに月額料金がお得なプランとなりました。スーパーホーダイでは、Y!mobileのスマホS/M/Lのように国内10分かけ放題があらかじめ付属します。

Y!mobile、UQモバイルとの大きな違いは、まず「高速データ通信容量が据え置き」であること。現状、Y!mobileもUQモバイルも2年間はデータ容量が増量となるのですが、2年後はオプション料金が発生します。それに対して、楽天モバイルのスーパーホーダイでは2年後も月間データ容量が据え置きなので、そのぶんお得です。

もう1つの大きな違いは「自動更新契約がない」こと。実は、上記で紹介したY!mobileとUQモバイルの月額料金は約2年ごとの自動更新契約をした場合で、もし定期契約に申し込まない場合は少し月額料金が高くなります。

それに対してスーパーホーダイでは、1年・2年・3年の最低利用期間に応じて、最低利用期間の長い契約のほうが月額料金が安くなるシステムを採用しています。最低利用期間を過ぎてしまえば解約手数料・違約金なしで他社への乗り換えができるので、自動更新契約のUQモバイルやY!mobileと比較すると縛りが緩めであることも、楽天モバイルを利用する上でのメリットです。

また、スーパーホーダイでは月間の高速データ通信容量を使い切ったあとでも「通信が混み合う時間帯(12:00~13:00、18:00~19:00)以外は最大1Mbps」でインターネットを使えるのが強み。UQモバイル おしゃべり/ぴったりプランでは高速通信を使い切ると最大300kbps、Y!mobileにいたっては最大128kbpsまで低速に制限されるので、容量超過後の速度制限内容についてもスーパーホーダイのほうがお得です。


楽天モバイル
スーパーホーダイ
最低利用期間 ダイヤモンド会員
(1年目・対象月のみ)
楽天会員
(1~2年目)
非会員
(1~2年目)
25カ月目以降
プランS (2GB) 3年 1,058円/月 1,598円/月 2,138円/月 3,218円/月
2年 1,598円/月 2,138円/月 2,678円/月
1年 2,138円/月 2,678円/月 3,218円/月
プランM (6GB) 3年 2,138円/月 2,678円/月 3,218円/月 4,298円/月
2年 2,678円/月 3,218円/月 3,758円/月
1年 3,218円/月 3,758円/月 4,298円/月
プランL (14GB) 3年 4,298円/月 4,838円/月 5,378円/月 6,458円/月
2年 4,838円/月 5,378円/月 5,918円/月
1年 5,378円/月 5,918円/月 6,458円/月
プランLL (24GB) 3年 5,378円/月 5,918円/月 6,458円/月 7,538円/月
2年 5,918円/月 6,458円/月 6,998円/月
1年 6,458円/月 6,998円/月 7,538円/月

※高速データ容量を使い切ったあと、12:00~13:00と18:00~19:00は最大300kbps、それ以外の時間帯は最大1Mbpsです。


特殊なかけ放題オプションの使える格安スマホ

次に、オプションでかけ放題が選択可能、かつ、他社とは少し異なる「独自のかけ放題オプション」を提供している格安スマホを紹介します。電話をかける相手によってはこれらのSIMカードを契約したほうが安くなる可能性もあるので、チェックしておきましょう。

OCN モバイル ONE「トップ3かけ放題」

ドコモ回線網の格安SIMを提供するOCN モバイル ONEでは「トップ3かけ放題(月額918円)」という、少し珍しい通話割引のオプションがあります。

トップ3かけ放題に申し込んでいると、その月の国内通話料が上位3番号への通話料金が0円に割引されます。そのため、もし長電話をかける相手が家族など3人以内なら、そのままその通話分は無料です。「電話をかける相手は少ないけれど、電話の時間は長い」場合などは、時間制限のあるかけ放題よりも、OCN モバイル ONEのトップ3かけ放題を利用したほうが安く済む可能性がありますね。

また、OCN モバイル ONEでは「かけ放題ダブル(月額1,404円)」オプションを提供しており、こちらに申し込むと「国内10分以内の通話がかけ放題+残りの国内通話3番号の通話料が0円」となります。「さまざまな人に電話をかけるけれど、特定の人とは長電話もする」という方であれば、他社の通話プランよりもお得に使える可能性があります。

OCN モバイル ONE データ通信
専用SIM
データ通信
専用SIM
SMS機能付き
データ通信
専用SIM
050 plus付き
データSIM
+SMS
050 plus付き
音声対応SIM
110MB/日コース 972円/月 1,101円/月 1,134円/月 1,263円/月 1,728円/月
170MB/日コース 1,490円/月 1,620円/月 1,652円/月 1,782円/月 2,246円/月
3GB/月コース 1,188円/月 1,317円/月 1,350円/月 1,479円/月 1,944円/月
6GB/月コース 1,566円/月 1,695円/月 1,728円/月 1,857円/月 2,322円/月
10GB/月コース 2,484円/月 2,613円/月 2,646円/月 2,775円/月 3,240円/月
20GB/月コース 4,482円/月 4,611円/月 4,644円/月 4,773円/月 5,238円/月
30GB/月コース 6,534円/月 6,663円/月 6,696円/月 6,825円/月 7,290円/月
500kbpsコース (15GB/月) 1,944円/月 2,073円/月 2,106円/月 2,235円/月 2,700円/月

IIJmio(みおふぉん)通話定額オプション

IIJmioは、ドコモ回線網(タイプD)、au回線網(タイプA)両方のプランを提供する格安スマホサービスです。音声通話機能付きSIMカードの契約であれば、「通話定額オプション」という、1回あたり時間制限ありの国内通話かけ放題オプションへ申し込むことができます。

IIJmioの通話定額オプションでは、「同一mioID間の国内通話」であれば、かけ放題対象時間が通常3分以内→10分、通常10分以内→30分へ延長されるので、たとえば家族向けに複数契約して、安いオプション料金で長い時間の家族間無料通話をかけることができます。

<通話定額オプション>
  • 月額648円:1回あたり3分以内の国内通話はかけ放題(同一契約者名義【同一mioID】間の国内通話は10分以内かけ放題に)
  • 月額896円:1回あたり10分以内の国内通話はかけ放題(同一契約者名義【同一mioID】間の国内通話は30分以内かけ放題に)
  • ※「みおふぉんダイアル」を利用した国内通話が対象です。

同一mioID=同一契約者名義となるので、各回線の名義は揃える必要がありますが、家族間の通話が多いならばIIJmioでの家族契約も検討しておくべきと言えます。

IIJmio タイプD(ドコモ回線網) データ通信専用SIM SMS機能付きSIM 音声通話機能付きSIM
ミニマムスタートプラン (3GB/月) 972円/月 1,123円/月 1,728円/月
ライトスタートプラン (6GB/月) 1,641円/月 1,792円/月 2,397円/月
ファミリーシェアプラン (12GB/月) 2,764円/月 2,916円/月 3,520円/月

IIJmio タイプA(au回線網) データ通信専用SIM SMS機能付きSIM 音声通話機能付きSIM
ミニマムスタートプラン (3GB/月) 提供なし 972円/月 1,728円/月
ライトスタートプラン (6GB/月) 提供なし 1,641円/月 2,397円/月
ファミリーシェアプラン (12GB/月) 提供なし 2,764円/月 3,520円/月

2018年11月6日まではデータ通信量が契約から6カ月間2倍、音声通話機能付きSIMなら基本料金が6カ月間648円割引、さらに通常3,240円の初期費用が1円になるキャンペーンを実施しています。

とにかく安い格安SIMプラン

最後に、月額料金をとにかく安くできる格安スマホのサービスを紹介します。データ容量に対しての基本料金が安いので、乗り換えたあと、とにかく安さを重視したいという方におすすめです。

DMM mobile(DMMモバイル)

DMM mobileはドコモ回線網を利用したMVNOです。最安プランはデータSIMで月額476円、通話SIMでも月額1,232円と、激安で運用可能です。

また、高速通信ありのプランも1GB~20GBプランまで幅広く提供しておりどれも月額料金は安いので、ライトユーザーからヘビーユーザーまでお得に契約できる点もおすすめポイント。SIMカード複数枚でのシェアコースにも対応しており、さまざまな使い方ができます。

<DMM mobileの最安プラン(ライトプラン 高速通信なし)>
  • 475円/月:データ通信専用SIM
  • 637円/月:データ+SMS SIM
  • 1,231円/月:音声通話機能付きSIM

LINEモバイル(ラインモバイル)

ドコモ回線とソフトバンク回線の格安SIMを提供するLINEモバイルは、月間1GBの高速通信が使えるLINEフリープランが月額540円から契約可能。通話SIMも月額1,300円以下と安く、最安級プランの1つです。

<LINEモバイルの最安プラン>
  • 540円/月:LINEフリープラン 1GB データSIM
  • 669円/月:LINEフリープラン 1GB データSMS SIM
  • 1,296円/月:LINEフリープラン 1GB 通話SIM

LINEモバイルでは「データフリー」機能を搭載しています。選んだプランによって適用となるSNSは異なりますが、SNS利用時での高速データ通信容量を消費しなくなります。格安スマホのメイン利用がSNSである場合にはこれらが通信消費にカウントされないので、そのぶんをYouTubeなどの動画ストリーミング視聴に使ったり、容量の少ないプランを契約して安い月額料金で使ったりする工夫ができます。

<データフリー>
  • LINEフリープラン:LINEの対象機利用でデータ容量消費0
  • コミュニケーションフリープラン:LINE、Twitter(ツイッター)、Facebook(フェイスブック)、Instagram(インスタグラム)の対象機能利用でデータ容量消費0
  • MUSIC+プラン:LINE、Twitter(ツイッター)、Facebook(フェイスブック)、Instagram(インスタグラム)、LINE MUSICの対象機能利用でデータ容量消費0

格安スマホの特長・注意点をしっかりおさえて契約しよう!

格安スマホを契約するメリット・デメリット、SIMカードごとの特徴や注意点について紹介しました。格安SIMといえど、月額料金やプランの特徴はそれぞれ異なるので、しっかり比較してお得なプランを申し込んでみましょう!

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

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MVNO・格安SIMはSIMのみで契約できるサービスがほとんど。SIMカードだけの契約なら以前利用していたスマホを再利用することで初期費用を抑えたり、自分の好きな機種を用意できるのがおすすめポイントです。メリット・デメリットを確認して、自分に合ったプランを選んでみましょう!
MVNOにデメリットはある? 契約前に知っておきたい10のこと

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MVNOや安いけれどデメリットがあるのでは? と不安な方は多いはず。もちろんMVNOにはメリットだけでなくデメリットもあります。この記事ではMVNOのデメリットとどうすればそれを解消して快適に使えるかを解説しています。これから乗り換える方は事前に確認しておきましょう。

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そらとすまほ編集部 そらとすまほ編集部