結婚前提のお付き合いとは。交際期間と交際期間中の注意点

大人になればなるほど「次に付き合う人とは結婚」と考えて、恋愛をはじめる人が多くなっていきますよね。
結婚前提でお付き合いを申し込まれることもあるでしょう。
そんな中、結婚前提のお付き合いが何を意味しているのかわからない……と悶々と考えてしまったり、結婚前提の交際はいつまで続けるのか? とモヤモヤすることもあるかもしれません。
今回は結婚前提のお付き合いについて交際期間に注意すべきことや、結婚するかどうか見極めるべきポイントなどをまとめてみました。
結婚前提のお付き合いとは?
結婚前提のお付き合いとは、2人がお互いに結婚を視野に入れてお付き合いをすることです。
男性から「結婚前提に〜」と言われてお付き合いをスタートさせたり、逆に女性から「結婚を考えられない人とはお付き合いできない」と明確な意思を伝えた上で交際に発展した場合は、結婚前提のお付き合いといえるでしょう。
普通のお付き合いとちがうところは、最初から将来を見据えており、2人の間に「生涯をともに歩むパートナー」という覚悟があることではないでしょうか。
最近、芸能人が交際ゼロ日婚をしていますが、さすがに交際ゼロ日ではお互いのことがわからないし不安だということで、結婚を視野に入れつつ、結婚をするための確認をする意味合いでの交際が結婚前提の交際です。
結婚前提のお付き合いの期間とは?
お付き合い期間は人それぞれです。どのくらいという明確な基準はありません。お互いが納得して結婚できる時間となります。
ですが、私がアドバイスするとするなら……、20代前半までの若者なら「じっくり考えろ!」と立ち止まって熟慮することを促し、アラサー以上の女性なら「早く決めろ! 交際期間は2~3カ月以内!」と尻を叩きます。
なぜなら、若者には勢いはありますが、考え方がその場しのぎになっているケースがあるから。本当にその人と結婚していいのか? よく考える時間も残されているのでじっくり考えてからをオススメします。
逆にアラサー以上の女性には、見る目がありすぎるんです。むしろ見る目が厳しくなりすぎてしまい、あらゆるリスクを懸念して慎重になりすぎてしまうあまり、ブレーキを踏みつづけてしまいます。考えれば考えるほど、相手の粗探しをしてしまい、結局「結婚しない選択」をしてしまいがちだからです。
また、アラサー以上の大人の男性と結婚前提で交際をはじめた場合は、2~3カ月で決断できないものは、3年経っても決断できない場合が多いのよ。
「いつか」なんて言ってズルズルしているうちに、結婚に必要な勢いが失速してしまい、結局結婚せずに破局してしまうパターンも……。
そんなわけで、適切な結婚前提の交際期間は、2人の年齢によって変わると思います。
結婚前提のお付き合い中に注意すべきこととは?
結婚前提とはいっても、まだ結婚はしていません。男性は結婚の現実を目の当たりにすると嫌気がさしてしまう場合もあります。
結婚を真剣に考えている男性は主に3つの不安を抱えているものです。
ひとつ目は「お金の不安」。
2つ目は「自由がなくなる不安」。
3つ目は「もっといい女に出会えるかもしれない不安」。
なので、生活費の細かい配分について話し合ったり、家事分担について詳細を詰めたり、「婚約指輪は〇〇がほしい!」や「どこそこの高級マンションに住みたい!」というような彼の不安を増大させるような会話は控えたほうがよいでしょう。
極度のマリッジブルーは破局を招きかねませんから。
もちろん女性としては彼の経済力や貯金額、家事能力、家族のことなど、将来のライフスタイルに直結することは聞いておきたいと思うものですが、尋問のような会話で追い詰めることは得策ではありません。
楽しく明るい結婚生活をイメージできるような会話の中に、やんわり気になることを散りばめて聞き出すぐらいの配慮は必要です。
また、結婚前提の交際であってもまだ結婚はしていませんので、決定的に一緒にいることが難しいと思った場合は、思い切って交際を解消するべきです。
結婚前提のお付き合いで結婚を見極めるポイント
結婚前提でお付き合いするからには、「本当に彼でいいのか?」自問自答して結論を出す必要があります。そんな中で幸せな結婚をするために、結婚を見極めるポイントをまとめてみました。
話し合いと譲り合いができる相手かどうか
長らく続く結婚生活をお互いに無理なく穏やかに過ごすには、話し合いと譲り合いが必須です。結局、元は赤の他人同士が一緒に生活していくわけですから、日常生活を営んでいけば、「あれ?」と違和感を覚えることも、些細なことにイラっとすることも、「もっとこうしてほしい」と思うことも、大なり小なり生じてくるものです。
そんなときにどちらか一方が我慢ばかりで、どちらか一方がやりたい放題というアンバランスな関係では、破綻してしまうんですよ。結局、Win-Winの関係、双方にとって良好な関係しか長続きしていきません。
だからこそ、話し合いや譲り合いができるかどうかってところがものすごく重要です。
金銭感覚
「年収〇〇円」よりも大事なことは、どこにお金をかけて、どこを節約しているのか? といった金銭感覚です。金銭感覚とは、人生観と言い換えても過言ではありません。
日々の食費を節約してでも、毎年海外旅行に行きたいか?
収入の何パーセントを貯蓄に当てるのか?
多少お金がかかったとしても週末は気ままに外食を楽しみたいか?
都心に住むから、週末のレジャーで必要なときだけレンタカーでいいのか?
通勤時間が長くなっても、郊外の庭付き一戸建てに住みたいのか?
一部の大金持ちを除いて、資金は有限ですから、どういう生き方(=お金のかけ方)をしたいのか? という価値観が似ているほうが結婚後の摩擦が少なくて済むでしょう。
理想のライフスタイルが思い描けるかどうか
ありがちな相手選びのミスは、相手の上っ面の条件にばかり目が眩んでしまい、肝心な結婚後のライフスタイルを深く考えていないことです。
たとえば、高収入のエリート男性は激務であることが多く、さらに最近は共働きを希望する男性が増えています。共働きで、家事も育児もワンオペでがんばれるのかどうか? よく考えたほうがいいよね。仕事を続けたいと思っているのに、転勤族の彼と結婚したら、転職を余儀なくされるかもしれません。
自分がどういう未来を歩みたいのか?
その隣にいるのは彼なのか?
「好きだから」という気持ちも大事ですが、「好きでい続ける」ために、理想のライフスタイルとかけ離れていない相手を選ぶことも大切です。
浮気癖、DV、モラハラ、借金癖など致命的に許せないところがないかどうか
浮気癖、DV、モラハラ、借金癖などはほとんどなおりません。
もちろん将来的に変わる可能性もないとはいえないけれど、本人に相当の覚悟が必要です。
結婚生活を続ける中で致命的なことがないかどうかはよく見極めるべきですよね。
結婚したい大人女子ほど「結婚前提」で交際すべし!
時間は無情なほどに有限なんです。
結婚したいと思うのなら、「結婚前提」ぐらいの覚悟をもって相手と向き合ってもよいのではないでしょうか。もちろん交際前から女性が「結婚前提」という覚悟を見せると、重い女だと思われて、引いていく男性もいるでしょう。
でもね、それで重い女だと思われて引かれるのだとしたら、もはやその彼との未来はないと思ったほうがいいよね。その重さを受け入れてくれる男性こそが運命の相手なのではないでしょうか。
(ひろん)
※画像はイメージです
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