話が通じないのはなぜ? 話が通じない彼氏の特徴と対処法

お互い大好きで思い合っているはずなのに、なぜか会話がはじまるとまったく話が通じない。お互いに同じ話題について話しているはずなのに、なぜか相手からの返答がズレにズレまくっている。
そんな話の通じない彼氏にお困り中の女性のみなさん~! 今回は元キャバ嬢ライターの私すずや鈴音がまったく話が通じない彼氏の特徴と対策についてご紹介いたします。
彼氏に話が通じないのはなぜ?
そもそもなぜ普通の会話をしているはずなのに、なぜ彼氏には一向に話が伝わらないのか。
これは彼氏のタイプによって理由も変わってくるのですが、一番多いのが男女の考え方のちがいからくるコミュニケーションのズレにあると思います。
ほら、よくいうじゃないですか。女性は感情的で男性は論理的なんて。
おそらく女性側としてはうれしいことや悲しいことを彼氏に話して共有してほしいと思うことも多々あるでしょう。で、感情の高ぶりからついつい長話をしちゃうってこともあるのではないでしょうか。少なくとも私すずやはよくあります。テンションがあがるとつい早口でまくし立てるようにマシンガントークを繰り広げちゃうことが。
ただ男性からすれば「で、長々話しているけど結局君が言いたいことは〇〇ってことでしょ?」と要点しか理解していないのですよ。
その要点の部分に対してだけ返答をしちゃうもんだから、女性側としては「いや、私の話最初から聞いていた? 私が言いたいのはそこじゃないのよ」と会話にズレが生じ、めでたく話の通じない彼氏が生まれてしまうのです。
話が通じない彼氏の特徴
では、そんなまったく話が通じない彼氏にはどのような特徴があるのでしょうか。
女性の話を聞き流している
先ほども申し上げた通り、女性の長いお話がはじまると要点だけを聞いて、あとの話は右から左へと受け流しちゃう。そんな話を聞き流しがちな彼氏だと当然のことながら、女性の話をほとんど聞いていないため話が通じておらず、とんちんかんな返答をされることもしばしば。このタイプの彼氏は話が通じないうんぬんの前に、まず話を聞いていないことが原因なのです。
頑固者で絶対に意見を譲らない
「もしかして私の彼氏の頭って石でできているのかな?」と思いたくなってしまうほど、とにかく頑固で絶対に自分の意見は譲らない。そんな彼氏に意見を伝えたところで、まあ通じるはずもないですよね。むしろ倍返しで言い返される可能性が高いですよね。頑固者タイプの彼氏だと話が通じないうえ、女性側の意見も聞き入れてもらえないので苦労することも多々あるでしょう。
どんな状況であれ自分が一番正しいと思っている
口には出さないけど、どんな状況であれ自分が一番正しいと思っている。そんな彼氏の口癖は「いや、でも」「それはちがう」といった否定ワード。そのため女性側が話しはじめても自分と意見が食いちがえば、意地でもこちら側の意見が正しいと言い負かそうとしてきます。このように自分が一番正しいと全力で相手を否定してくる彼氏です。そりゃ話が通じるわけもありませんよ。
他人の会話を遮る癖がある
会話の途中で気になるワードや話題が出てくると、「ちょっと待って、それってさ~」と話を遮ってまで自分の意見を伝えようとしてくる男性も、話が通じない彼氏に共通する特徴。いや、私の話を聞き終わってからでもいいじゃん? と言いたくなる状況ですが、興味のある話になるとまわりが見えなくなってしまうタイプの彼氏だと、もう彼女が話していようがいまいが「とりあえず俺の話を聞いて」となっちゃうので、結果的にあなたが言いたいことは何ひとつ伝わらないまま会話が終わっちゃいます。
自己肯定感が低い
「自分は何をやってもダメだ」「どうせ自分なんて」と自己肯定感が低い男性も、話が通じない彼氏である可能性が高いタイプ。といいますのも、このタイプは他人からの発言をすべてマイナスワードとして受け入れます。そのため彼女から何気ないひと言を言われても「どうせ僕が悪いって言いたいのでしょ?」と防衛本能からくる発言をしてしまいがち。しかし女性側からすれば、「なぜ今のひと言だけで自分が責められていると思っているの?」と不思議でしかなくなります。こうして永遠と話が通じない会話が繰り返されてしまうのです。
「話が通じない」相手とは別れるべき?
好き同士のはずなのに話が通じない。そんな状況が続くと交際はもちろん、将来的に結婚生活もうまくやっていける自信がなくなってしまうかもしれません。
そのような不安を抱いたとき、女性側としては「交際を続けるべき? 別れるべき?」という2択の選択を迫られてしまうはず。
もちろん「もうこれ以上は限界! 彼の思考回路はぶっ壊れているのだわ!」と限界がきたのであれば、無理して交際を続ける必要はありません。というか続けたところで、あなたのストレスがたまる一方で、ふたりの仲にも亀裂が生じはじめるでしょう。
しかし「話は通じないけど、それ以外は最高の彼」「話さえ通じたら文句はないのだけど」と“話が通じない”ことだけがネックになっているのであれば、感情だけですぐ別れを選ぶ必要はありません。
それよりもなぜ彼氏に話が通じないのかを考え、その問題を解消するための行動を起こしてみましょう。
話が通じない彼氏への対処法
話が通じないけど彼氏と別れたくはない。それなら話が通じない彼氏に効果的な対処法を試してみてはいかがでしょうか。
(1)大切なことは要点だけをまとめて短く伝える
女性が長々と話をしてしまうと彼氏も途中から話が頭に入ってこず、結果的にあなたの話が通じなくなってしまいます。でも日常会話であればそれでもいいと思うのです。「もう、また話を聞いてなかったでしょ」と冗談っぽい雰囲気にしちゃえばその場の空気も和みます。
ただ本当に大切なことを伝えたいときは、長々と話すことはやめ、要点だけをまとめて短く伝えるようにしましょう。簡潔に会話が済めば、いくら話が通じない彼であれ、いいたいことはしっかり伝わります。大切な会話をするときは会話を短く済ませる。それだけでも今までよりは話が通じるようになるはずです。
(2)彼氏が話し出したら一度最後まで聞く
自分が話している最中に彼氏に話を遮られると、「本当にこの人って自己中」「何で話が通じないの」ともはや苛立ちしか感じなくなってしまうことでしょう。しかしそんなときこそ、最後まで彼氏の話を聞いてあげるのです。
女性でもそうだと思うのですが、自分の話を最後まで聞き終えてもらえると心なしか気分がすっきりします。そんなすっきりとした状態に彼氏がなったときであれば、あなたの話も比較的受け入れてもらいやすくなるはず。まずは彼の話を最後まで聞き終え、それから自分が伝えたいことを話しはじめるのもひとつの手段です。
(3)日常の中で彼氏を肯定する
彼氏に話が通じないことがたびたびあると不満もたまり、「どうしてわかってくれないの?」「私が言いたいことはそうじゃない」と苛立ちをぶつけてしまうことだってあるでしょう。とはいえこれは逆効果。幼稚な彼氏だとこのように責められると余計に「もう絶対彼女の話なんて聞いてやらない」「話されても全否定してやる」とよくわからないスネ方をしてしまいます。
それよりも日常の中で彼氏を肯定する言葉をかけてあげるほうが効果的。特に頑固者や自分が一番正しいと思っているプライドが高いタイプの彼氏は、肯定されればされるほど承認欲求が満たされます。それにより「彼女は俺のことをよくわかっているな」と思い込んでくれるので、あなたの話も自然にしっかり聞いてくれるようになるのです。
女性側から寄り添う姿勢を見せてみよう
話しかけてもまったく見当違いな答えが返ってきたり、全力で女性側の意見を否定してきたりと、何かと面倒くさい話が通じない彼氏。
とはいえそんな話が通じない彼氏自体に変わってもらおうと思うのは、もはや不可能に近い話です。だって話自体が通じないのですから。
それなら女性側のほうがほんのちょっと変わって、彼氏に話を受け入れてもらえるようにしてみてはどうでしょうか。
がんばって女性のほうから寄り添っていってあげようね!
(すずや鈴音)
※画像はイメージです
恋愛に関するキーワード
恋愛に関する記事
