“姿勢”で印象ダウン!?「シルエット美人」になるには!?

更新: 2018.04.17

「キレイな姿勢」を作る☆　簡単！立ち姿5点チェック

それではみなさん！　お待ちかねのシルエット美人の簡単なつくり方を紹介しちゃいますよ！

まず、壁に背中をつけるようにして立ってください。そして、「後頭部」→「肩」→「お尻」→「ふくらはぎ」→「かかと」の順に、体を壁につけてください。

とっても簡単でしょ？　これが正しい姿勢なんです。でも「意外と疲れて大変（汗）」と思っている人は多いはず。その理由は何といっても、正しい姿勢を保つための筋肉がまだできていないから。正しい姿勢をとることで、つくべきところに正しい筋肉がついてくるので、日ごろから意識して姿勢を正すクセ、身につけましょうね。

（1）壁に背中をつけるようにして立ちます。

（2）体の上から順に正していきます。

Check1_後頭部
アゴを引いて、目線は正面に。後頭部が壁につくように。
Check2_肩
胸を張って左右の肩甲骨を寄せながら、背中を軽く壁につけます。肩に力が入らないように注意。
Check3_お腹と腰
腰の後ろと壁のすき間に、手の平がギリギリ入るくらい空けます。背筋も使いながら腹筋（おヘソの下の丹田）に力を入れます。反り腰はNG！
Check4_お尻
お尻の穴を締めるように、キュッとお尻を持ち上げるようなイメージで立ちます。このとき腹筋に力は入れますが、力んで一緒に肩まで持ち上がらないように。肩の力はスーッと抜いて。
Check5_ふくらはぎ
ふくらはぎを壁につけます。つかない人は、膝が曲がったまま固まって、ピーンと伸びなくなっていることが多いので、意識して膝を伸ばしてみましょう。

(3)朝晩、鏡の前に立ったときや、トイレやガラス越しに映ったときに、自分のシルエットを見て意識してみるといいですよ。

ポイントは肩甲骨を寄せて腹筋（お腹）に力を入れる

どうですか、正しい姿勢、つくれましたか？　この5カ所をチェックして、普段から正しい姿勢を意識すると、徐々に無理なく正しい姿勢がキープできるようになりますよ。そのために必要な筋肉も、ほどよくついていきます。

ポイントは「肩甲骨を寄せて、腹筋（お腹）に力を入れること」。ことのとき肩が上がってしまって、正しい姿勢がとりにくい人は「腹筋や背筋が弱く、筋肉が上手く使えていない証拠」。腹筋と背筋を意識して使えるようになれば、正しい姿勢が楽にとれます。今まで間違った姿勢だった人は、無意識のうちにまたダラ～リとした悪い姿勢に戻ってしまうかもしれませんが、気づいたときに正しい姿勢を意識すれば、少しずつ体に染みついて習慣になります。毎日ちょっとの心がけから、シルエット美人をモノにしちゃいましょ♪

>次回は「4月からはじめる“シルエット美人”になるための新習慣」を紹介します。

（イラスト：佐々木千絵）

斉藤美恵子　さいとう・みえこ

レッグコンシャリスト、身体均整師、バランススタイリスト、ウォーキングスタイリスト。「ボディスポット　ぺルヴィシャス」主宰。O脚を克服した自らの経験から独自に美脚メソッドを開発。27年間にわたり、2万人以上の女性の骨格や脚の悩みを解決。雑誌やＴＶなど、さまざまなメディアでも活躍。著書等も多数。タレント島崎和歌子さん著書の美容本『美人』（主婦と生活社）で島崎さんのウエストー15センチに成功！

金井広実　かない・ひろみ