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生理期間が長い……。生理が長引く原因と対処法

尾西芳子(産婦人科専門医)

いつもより生理期間が長いのはなぜ? 考えられる「長引く原因」と「対処法」について、産婦人科専門医の尾西芳子先生に聞きました。

なかなか生理が終わらない……。いつもより長引く生理期間、これにはいったいどんな原因が潜んでいるのでしょうか? 今回は、産婦人科専門医の尾西芳子先生に、生理が長引く原因とその対処法について、解説をしてもらいました。

<目次>

生理が長引く……。危険な生理期間とは

そもそも“正常な生理期間”と“危険な生理期間”は、どのように判断すればよいのでしょうか? さっそく尾西先生に解説をしてもらいました。

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生理期間は医学的には7日までが正常で、8日以上続くと「過長月経」といわれます。ただし、もともと生理期間が長い体質の場合も。

「突然長くなった」という人は、ホルモンバランスの乱れや、子宮頸がん、子宮体がんなどの可能性が考えられます。また、「ときどき長くなる」という人も、ホルモンバランスの乱れのほか、子宮の入り口や中にできるポリープといった病気が潜んでいるかもしれません。「(生理期間が)いつもとちがうな」という感覚があれば、一度医療機関を受診しましょう。

また、出血の量が多い日が長く続くと、貧血になる可能性があります。

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