玉ねぎの美肌成分を引きだす料理法、NGな調理法のちがいは?
働く女子が、ランチタイムに眺め読みするだけでも楽しい、作っている自分をイメージして、キレイになるコツがわかったような気になる。そんな、美味しくて、楽しそうな料理レシピをお伝えする連載です。4人の人気料理ブロガーが週替わりで料理レシピをお伝えします。
こんにちは! フードアナリスト×ジュニア野菜ソムリエのMimiです。
今月は、食欲が落ちがちな暑い日でもさっぱりといただける「玉ねぎときのこ」を使ったサラダを紹介します。シャッキシャキの生たまねぎに、バルサミコ酢でソテーしたアツアツきのこをのせて。「温」と「冷」の不思議なマリアージュが楽しめる料理です。
作り方も簡単、きのこをさっと炒めて、玉ねぎのスライスにのせるだけ。しかも低カロリー! がっつりいただくお肉料理の付け合わせにも重宝します。
◆熱に弱い? 玉ねぎの「アリシン」は美肌効果をアップ
玉ねぎは、ビタミンB1、B2、C、カルシウム、鉄など、美肌や女性に不足しがちな栄養素が含まれる優秀な食材なのをご存じですか? 玉ねぎの刺激成分である「硫化アリル」の一種「アリシン」には、血液をサラサラにする働きがあります。しかもビタミンB1の吸収をよくする効果がありますので、美肌効果もアップしますよ。
弱点は、熱に弱く加熱すると失われてしまうデリケートな栄養素だということ。玉ねぎの美肌パワーを効率よく体にとりいれるには、生食がオススメです。
玉ねぎの旬は、春と秋。今出まわっているみずみずしい春の新玉ねぎや紫玉ねぎは、辛味が少なく、甘味もあるのでサラダにぴったりです。紫外線がますます強くなりお肌が疲れがちな時期ですから、玉ねぎをとり入れて、美肌対策をしていきましょう。
材料(2人分) 調理時間10分
玉ねぎ(できれば新玉ねぎ) 1個
ミニトマト 2個
しめじ 1袋(100g)
ベビーリーフ 適量
塩・胡椒 少々
*バルサミコ酢 大さじ1
*赤ワイン(無ければお酒) 大さじ1+1/2
*醤油 小さじ1/2
*みりん 小さじ1/2
作り方
- *の調味料を混ぜ合わせる。
- 玉ねぎをスライスし、辛味抜き処理をしておく。ミニトマトを4等分する。
- 子房にわけたしめじを、オリーブ油を熱したフライパンに入れて強火で炒める。全体に油がまわり、しんなりする程度まで炒める。
- 1を煮詰めて水分を飛ばす。仕上げに塩胡椒で味を調える。
- お皿に2、3の野菜やベビーリーフを盛りつけあて、4をかけてでき上がり。
*フードアナリスト×ジュニア野菜ソムリエMimiさん*
普段は食品会社に勤務。そのほかに、北海道野菜の魅力を伝える「ジュニア野菜ソムリエ」としての取材・告知活動、食の情報を解説する専門家「フードアナリスト(協会本部広報委員)」としても食トレンド情報をアグレッシブに発信中。
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※この記事は2013年06月10日に公開されたものです