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告白の成功率はどのぐらい? OKをもらうポイントと注意点を解説

織田隼人(心理コーディネーター)

告白の成功率を高めるには、タイミングや切り出し方を見極めるのがポイント。ここでは、今告白すべきかがわかる「告白成功率診断」や、OKをもらう方法と注意点を心理カウンセラーが解説します。

告白をする前は、男女共に不安な気持ちになりますよね。今の関係性から、告白成功率は測ることができるのでしょうか?

今回は、心理コーディネーターの織田隼人さん監修の告白成功率診断の他、OKをもらうためのポイントと注意点を解説していきます。

今がベストタイミング? 告白成功率診断

まずは、好きな相手との関係性を確認し、今の段階での告白成功率を診断します。下記の条件に4個以上あてはまれば告白成功の可能性が高いです。

(1)好きな人には現在、恋人がいない

好きな相手に今の時点で恋人がいない場合、もちろん告白成功の可能性が上がります。

恋人がいない人は、相手を探している状態、気になる人に対して動いている状態、もしくは恋愛に目を向けていない状態のどれかになっています。

どの状態であってもある程度アプローチをすれば告白の成功率が上がります。少しアプローチを仕掛けるとよいでしょう。

逆に現時点で恋人がいるようであれば、恋人を裏切ることはできないということから告白を断る可能性が上がります。

(2)好きな人と3回以上デートしている

相手と繰り返しデートしているのであれば告白成功の確率は上がります。

3回以上デートに行くということは、あなただけでなく相手も「長時間一緒にいて楽しい」と思っている可能性が高いからです。

デートはある意味「自分の人生の大事な時間を消費する行動」。自分の人生の大事な時間を使ってもよい相手、と認定されている状態なので好かれていると考えられるのです。

(3)自分だけはよく奢ってもらえる

相手からよく奢ってもらえる場合、そしてそれが自分だけである場合には告白した際の成功率は高いです。

自分にだけ特別奢ってくれる、という状態はお金に関してあきらかに特別扱いしていることがわかります。特別に奢ってもらえる人は、投資のしがいがある人、つまり「未来で何かしらのつながりがほしい人」という立ち位置にいます。

投資というのは未来のつながり、2人の未来に対してお金を出してくれているのですから告白の成功率は高くなります。

(4)相手はモテる人ではない

モテる人は複数人から告白されやすい状態なので、ある意味「選ぶ立場」にあります。

選ぶということは「あなたか、もしくはほかの人か」という考え方ができる、ということなので、モテる人が相手の場合は告白の成功率が下がります。

逆にあまりモテない人(モテなくてもすてきな人は多いです)の場合は告白された場合「あなたを選ぶか、それとも選ばないか」という2択になります。

ほかの人との比較ではなくなるので、結果的に告白の成功率が上がります。

(5)LINEなどのやりとりが頻繁にある

LINEなどSNSでのやりとりが毎日のようにある場合は、それだけ相手があなたと接したい、という気持ちを持っていることがわかります。

つまり、告白の成功率が高い状態です。人とのコミュニケーションというのは苦手な相手と繰り返しすると疲れるものです。逆に好意のある相手とコミュニケーションをとっていくと幸せになるので何度もやりとりをしたくなります。

何度もやりとりをし続けられる相手ということは、かなり親密な関係になっていると考えられます。

(6)横に並んで歩いたら肩が触れあうくらいの近い距離にいる

好きな相手とは物理的な距離も近いところにいたい、と考えるのが人間です。

2人で並んで歩いているときに肩が触れあうくらい近い距離で歩いている場合は、相手がかなり好意を抱いてくれている可能性が高いです。告白の成功率も高いといえます。

(7)向こうから頻繁に声をかけてくれる

相手のほうから声をかけてくれることが多く、しかも声をかけるだけではなく近づいて話しかけてくれることが多いと「わざわざ会話したい相手」となっている状態といえます。

告白したらOKをもらえる可能性も高いでしょう。好きな気持ちというのは行動に表れるもの。あきらかに向こうから近づいてきてくれていることが好意のサインなのです。

告白成功率診断まとめ

下記に4個以上当てはまったら、成功の可能性が高いでしょう。

好きな人には現在、恋人がいない
好きな人と3回以上デートしている
自分だけはよく奢ってもらえる
相手はモテる人ではない
LINEなどのやりとりが頻繁にある
横に並んで歩いたら肩が触れあるくらいの近い距離にいる
向こうから頻繁に声をかけてくれる

参考記事はこちら▼

さらに詳しく診断したい人はこちらの記事もチェック!

告白成功率を高める方法~下準備編

告白の成功率がわかったところで、次に知っておきたいのは、より成功率を高める方法です。まずは下準備編から見ていきましょう。

(1)相手に好きな気持ちを間接的に伝えておく

相手に自分が好きであるという気持ちを間接的に伝えておくとよいでしょう。相手に「好き」を意識してもらえればそれだけ告白したときの成功率が上がります。

意識してもらうには自分からある程度好意を伝えることが大切。「もっと一緒にいたいね」とか「会いたい」というような言葉で好意を積極的に伝えていき、相手に意識してもらえるようにしましょう。

(2)2人だけの秘密の話をつくる

共通の趣味でもいいですし、2人で行ったカフェがよかったとか、2人で見た映画が楽しかったとかでもよいので、2人だけでしか通じない話を作っていきましょう。

2人だけの会話が増えれば増えるほど、関係は親密になり、告白したときの成功率が上がります。

(3)電話を使って声で会話をする

LINEなどでメッセージのやりとりをするのも気軽でよいかもしれませんが、一歩関係を踏み込むためには通話でのコミュニケーションを頻繁にとるのが理想。

声は気持ちが伝わりやすく、恋心も盛り上がりやすくなります。声を聞きたいから、とか理由はなんでもよいので通話を心がけましょう。

(4)簡単なスキンシップをしておく

人は苦手な人から触れられると嫌悪を感じますが、好意のある人から触れられた場合にはより親密な気持ちになっていきます。

特に男女間ではちょっとした肌の触れ合いがあるだけでドキドキも増えていき、恋愛を強く意識するようになります。ちょっと肩に触れるとか、ちょっと手と手が触れ合う程度でもよいのでスキンシップを心がけましょう。

告白成功率を高める方法~シチュエーション編

ふたりの気持ちが高まるような場所でデートするのもポイント。おすすめシチュエーションを紹介します。

(1)夜景がきれいな場所

高層ビルの上層階とか、港とか、イルミネーションのある場所とか、夜景のきれいな場所がおすすめです。

夜はまわりが暗くなるので自然に顔と顔が向き合いやすくなり、相手と目が合いやすくなります。雰囲気がよければ恋心も盛り上がるでしょう。

(2)静かな公園のベンチ

静かな公園のベンチなどに座ってのんびり語り合うのもよいでしょう。会話が少なくなってきたところで、目を見つめて告白すると成功率が上がります。

静かな場所では相手の言葉に自然と集中するので雑念も消えやすく、気持ちも向き合いやすくなるのです。

(3)どちらかの部屋

どちらかの部屋での告白も成功率高め。

部屋に行っている時点で「親密な関係になりたい」という気持ちが伝わっているため、告白が受け入れられやすくなります。

さらに邪魔者が入らない空間なので告白に適しています。

告白成功率を高める方法~切り出し方・タイミング編

告白を成功させるには、タイミングも重要です。成功率が上がるベストなタイミングを紹介します。

(1)デートの帰り際

楽しかったデートの帰り際は気持ちが盛り上がっていますよね。

しかも「デートが終わったら帰るときはまたひとりになる」「次に会えるまで時間がある」というさみしい気持ちが恋心を盛り上げてくれるので、告白したらOKをもらえる可能性が高くなります。

また、食事デートなどのときは、周りが静かならば食事が終わったタイミングで告白するのもアリではないでしょうか。

(2)バレンタインやクリスマス前、誕生日のとき

イベント当日よりもイベント前に告白したほうが「大切な日を一緒に過ごす人ができる」というテンションになるので、気持ちを受け入れてもらいやすいです。

「このままだとクリスマスひとりだ」とか「バレンタインに何も幸せが来ないかも」という気持ちに男女ともなりやすいので、その少し前に告白して「次のイベントが楽しみだ!」という気持ちになってもらいましょう。

(3)好きな相手のまわりで結婚があったタイミング

好きな相手のまわりで結婚があったタイミング、特に同期や同年代、年下が結婚したあとなどは告白に適しています。

普段は結婚など考えていない人であっても、結婚式で新郎新婦の幸せそうな顔を見ると結婚したい意欲がわいてきて、恋人がほしくなることが多いからです。

(4)デート4回目から6回目くらい

デートの回数を4~6回くらい重ねたころに告白するのがおすすめ。

3回も会っていれば相手のことがわかり、しかも何度も会って楽しめる相手だという共通認識が生まれています。

また、2人の気持ちがどんどん盛り上がっているタイミングでもあるので、その盛り上がりのなかで告白をすることで成功しやすくなります。

告白成功率を高める方法~言葉選び編

告白の際、「どのような言葉で伝えるか」で成功率は大きく変わってきます。言葉選びのポイントと注意点を解説します。

(1)「好き」だけでなく「付き合ってほしい」と具体的に伝える

「好き」と伝えるだけでは、カップルは成立しません。相手がたとえ好きと返してくれたとしても、「ただの両思い」でカップルになるわけではないからです。

告白の際は、「好きです。付き合ってください」とストレートにカップルになりましょうというお誘いをするのが大事。シンプルな言葉でも、しっかり想いは伝わります。

(2)相手の好きな部分を伝える

「いつもがんばっているところが好きです」というように、相手のどこが好きかを伝えると気持ちが相手に伝わりやすいです。

好きな部分を具体的に伝えてもらえると「自分のことを見てくれている」という気持ちになり、好意を抱いて告白を受け入れやすくなるのです。

(3)じっと目を見つめてから告白する

告白の直前に相手の目をじっと見つめると、真剣な気持ち、相手を大事な存在だと思っている気持ちが伝わります。

さらに、目を見つめることで相手もドキドキするので恋心が盛り上がります。真剣さに恋心の盛り上がりがあれば告白の成功率が上がる、というわけです。

(4)手をつないでから告白をする

男女は、肌と肌が触れ合うと愛情を感じやすくなります。

告白のタイミングで愛情をたくさん感じてもらうと成功率が上がるので、相手の手に手を重ねたり、腕を触ったりし、肌に触れながら告白をすると成功率がグッと上がります。

(5)手書きのラブレターを直接渡す

直接言うのが恥ずかしい、という場合にはあらかじめ手書きのラブレターを用意しておき、それを「読んでください」といって手渡しするのもよい方法です。

手書きだと気持ちが伝わりやすく、また、会っているときに渡されたらその場で読むことになるため、相手もドキドキします。

あまりに重すぎると引かれてしまうこともあるので、文面は1枚にまとまる程度にしておきましょう。今の時代は手書き自体に価値があるので恋を盛り上げる要素となり、成功率を上げてくれます。

告白を失敗させないための注意点

続いて、告白する際に絶対にしてはいけないNG行為をご紹介。告白の成功率が下がってしまうので注意してください。

(1)直接は恥ずかしいからとLINEやメールで告白

告白は直接会って気持ちを伝えることで成功率が高まります。

LINEやメールでは盛り上がりに欠け、告白の成功率も下がってしまうのでもったいないです。せっかく告白するのなら成功率を上げるために会って直接告白をすることをおすすめします。

(2)「今すぐここで返事して!」と告白の返事を急かす

告白しても相手の性格的にはすぐ決断できず、持ち帰りになることがあります。

そういうときに焦って返事を求めると「リスクはとりたくないから断ろうかな」という気持ちになりやすいです。やきもきするかもしれませんが、少しでも成功率を上げるには、待つことも大切。

保留にされたら最大1週間は待つことを覚悟しましょう。

(3)告白の前に体の関係を持つ

先に体の関係を持ってしまうと、特に男性はそこから気持ちが下がっていくだけ。恋の盛り上がりが下降傾向のときに告白することになってしまいます。

男性の場合は体の関係を持つ直前くらいに一番恋の盛り上がりを感じているので、告白するのであれば体の関係を持つ前にしましょう。

告白の成功率を上げるために

せっかく告白するのなら、できる限り成功率を上げたいですよね。

目的は彼と付き合うことです。恥ずかしい気持ちもあるかもしれませんが、それらを振り切って、付き合うための成功率アップ方法を試してから告白してみてください。

(織田隼人)

※画像はイメージです

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