座り姿勢ブスになってない!?ぽっこりお腹を克服するには？

☆座り姿勢美人の骨盤とは？

「骨盤を正しい位置にするためには、骨盤の底にある『骨盤底筋（こつばんていきん）』という筋肉を使えるようになるといいでしょう。骨盤底筋を自分で意識して使いこなせるようになると、いつでも簡単に骨盤を正しい位置にすることができます。ぜひ試してみてください」。

 

～座り姿勢美人に！　骨盤を正しい位置でキープする方法～

☆タオルを使う

（1）サランラップの芯などにタオルを巻く
ラップの芯のような硬い筒状のものにタオルを巻きます。

（2）タオルの上に座る
（1）でつくったタオルの芯を、縦方向にして座面に置きます。タオルの芯が、恥骨と尾てい骨に均等にあたるように、その上に座ります。そのとき、タオルの芯があたっている部位が骨盤底筋です。このあたっている感覚を忘れないように。すると骨盤底筋が意識できるようになります。

＊骨盤底筋を意識するのに先生が開発したグッズ「ひめトレ」を使用すると、使い方は似ていますが、反発性があるのでより骨盤底筋を意識できます。http://himetore.com/

 

 

いつも前かがみの人は、自分が後ろに反っているように感じるかもしれません。その場合は「タオルの芯の上に座って、背中を少し伸ばし深呼吸を2回してみましょう。そして、息をゆっくり吸って、息をゆっくり吐いて体の力を抜きます。体が正しい姿勢に馴染んできますよ」。

普段意識しにくい骨盤底筋を使えるようになると、自然と正しい骨盤の位置になり、キレイな座り姿勢になれます。腹筋や背筋腹筋も自然とつき、上半身の筋肉も引き締まります。ボディラインがキレイになりますよ。

また「座っているときに上半身を支えるのは骨盤。でも、立ったときに上半身を含む体全体を支えるのは下半身の脚です。立ったときに、上半身の筋肉が正しく使われていれば、下半身も自然とキレイになります。お尻がキュッと上がり、内ももが引き締まり、お腹も引っ込みます」。

つまり、

お尻が引き締まる　→　内転筋が働きはじめる　→　内ももが引き締まる

ということなんですね。骨盤を正しく使って上半身と下半身をシェイプアップしましょう！

 

（イラスト：佐々木千絵）

 

※この記事は2013年10月10日に公開されたものです