ダイエットが長続きしない！　リバウンドを防ぐ食事のコツ10選

◆いつもお腹いっぱい食べたい！　“食べすぎるクセ”はないですか？

長瀬さん「食事でダイエットが失敗してしまう理由の多くは、食べグセにあるんです」

操「食べグセって何ですか？」

長瀬さん「いつもお腹いっぱい食べてしまうのも、食べグセのひとつです」

操「いつもお腹いっぱい食べないと満足しないというか、食べた気がしないです。これが、食べグセですか!?」

長瀬さん「そうです。そのクセを少しずつ改善して、腹8分目で食べることを止めるようにしてみてください。理想は、腹7分目です。最初はちょっとつらいかもしれませんが、『ちょっと待って。それ、必要？』と意識してみて。不思議なことに、だんだん慣れてきますから、大丈夫ですよ！　それをまず、1週間続けてみてください。1週間続けられれば、それが習慣になって体に馴染んできます」

操「できるかなぁ～まず、やってみますね！」

★ダイエットの成功法（9）　食べグセを直す～その1「腹7分目の習慣」

・「ちょっと待って。それって必要？」と意識して。いつも腹７分目のところで止めてみる
・食べ残しの罪悪感を捨ててみる
・腹7分目をまずは1週間続けてみる！

長瀬さん「それと、お腹いっぱい食べてしまう人は、もったいないと思うクセ（習慣）がある場合があります。」

操「確かに、残したらもったいないかな、と思います」

長瀬さん「それを一度止めてみるのもおすすめです」

◆ついつい甘いものに手がのびる！　“デザートは別腹”って間違ったOK出してませんか？

長瀬さん「食べグセは人それぞれですが、甘いものをつい食べてしまうのも、食べグセです」

操「あ、それ私ですね。食事の後にクッキーやチョコレートを食べてしまうし、デザートは別腹だからOKって思って食べてしまってます」

長瀬さん「甘いものは、1度食べるとクセになって、食べずにはいられなくなるんです。1度止めてみてください。1週間止められれば、自然と食べなくてもいられるようになりますよ」

操「できるかなぁ～」

長瀬さん「どうしても食べたくなったら、ドライフルーツやナッツ類で代用して欲求を満たしてあげてください。ケーキなどは、例えば月に1度の自分へのご褒美にすると決めて、その1回を楽しみにしてみるといいですよ」

操「でも、ドライフルーツってけっこうカロリー高めですよね。本当にいいんですか？」

長瀬さん「ポイントはカロリーではありません。どんな成分が含まれているかです。例えば、クッキーとドライフルーツを比べてみます。どちらも糖分が入っていますが、でもその質が異なるのですよ。カロリーも総量だけ見れば、ドライフルーツのほうが高いでしょう。でも、その中身の質がちがいます。ドライフルーツには、ビタミンやミネラルなど質の高い栄養素が多く含まれているんです。

ドライフルーツは食べ過ぎに注意すれば、ダイエットに向いているんです。糖分の量やカロリーの数値にとらわれず、その質や中身に目を向けるようにしてください」

操「カロリーではなく、質。そして食べ過ぎには注意。わかりました！」

★ダイエットの成功法（10）　食べグセを直す～その2「甘いものはご褒美に☆」

・甘いものは月に1度のご褒美に！
・甘いものを1週間止めてみる
・食べたいときはドライフルーツやナッツ類を。ただし食べ過ぎには注意

長瀬さん「ダイエットを成功させるには、食べグセを見直すだけでも十分効果がありますよ。自分の

食べグセがわかったら、見直して、少しずつでもいいですから試してみてくださいね！」

操「まずは、甘いものを1週間止めてみようと思います。ありがとうございました！」

（構成：金井広実　イラスト：佐々木千絵）

 

 

※この記事は2013年08月08日に公開されたものです