2018年4月23日 公開
2018年9月26日 更新

auから格安SIMへ乗り換えるときの注意点

au回線に対応した格安SIMも増えてきていることから、格安SIMへの乗り換えを考えているauユーザーは多いと思います。しかしauから格安SIMへ乗り換えるときにはいくつか注意しなくてはいけない点があります。そこで、この記事ではauから格安SIMへ乗り換える際の注意点を紹介します。

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auの回線を利用した格安SIMのサービスが増えてきています。それにともない、auの利用者のなかには格安SIMへの乗り換えを真剣に考えている人も増えているのではないでしょうか。auから格安SIMに乗り換えればほとんどのケースで月々のスマホ代を大幅に節約することができますが、気をつけないと余計な出費を強いられてしまうケースがあります。この記事ではauから格安SIMへ乗り換えるときの流れや注意点について紹介します

【au→格安SIMへの乗り換え STEP1】「縛り」の有無の確認

auから格安SIMへの乗り換えを考えるときに真っ先に確認してほしいのが「縛り」の有無です。

縛りというのは「契約上の縛り」のことで、auでは「2年契約(誰でも割)」がその代表例となります(「誰でも割」の名称は2018年4月現在「2年契約」に変わっています)。

auでは「auピタットプラン」「auフラットプラン」「スーパーカケホ」「カケホ」といった主要な料金プランで、2年契約(誰でも割)をつけると基本使用料が毎月1,620円割引となります。2年契約(誰でも割)は自動更新となっていますが、自動更新のない「2年契約(誰でも割ライト・自動更新なし)」にすると毎月1,296円の割引です。

どちらも「向こう2年間auを使います」という約束をする代わりに基本使用料を安くしてくれる、というわけです。

その代わり2年以内に解約や一時休止などをしてしまうと解除料を1万260円払わなくてはいけません。

つまりauから格安SIMに乗り換える場合、この2年契約(誰でも割)のような縛りの有無を確認して、もし縛りがあった場合は解除料の発生しないタイミングで乗り換えをしないと無駄なお金を払うことになってしまいます。

2年契約(誰でも割)は自動更新ですが、申し込みの翌月を1カ月目とした場合の25カ月目と26カ月目が「更新期間」となり、この期間に解約などをすれば解除料は発生しません。2年契約(誰でも割)をつけているとしたら格安SIMへの乗り換えタイミングはここです。

2年契約(誰でも割) | 料金・割引:スマートフォン・携帯電話 | au (1773)

2年契約(誰でも割ライト・自動更新なし)は自動更新がないので、申し込み月の翌月を1カ月目とした場合の25カ月目以降であれば(更新をしない限り)解除料は発生しません。

2年契約(誰でも割ライト・自動更新なし)| 料金・割引:スマートフォン・携帯電話 | au (1775)

このような縛りの有無は毎月の請求書に記載がありますし、auショップやカスタマーセンターへ確認すれば確認をすることができます。

数カ月以内に更新期間がやってくる場合はauから格安SIMへの乗り換えを待った方がいいでしょう。更新期間が1年以上先の場合、auから格安SIMに乗り換えることによって月々のスマホ代が安くなる金額と解除料を比較する必要があります。

1万260円の解除料を支払ってでも格安SIMに乗り換えた方が得と判断すれば乗り換えてしまいましょう。

【au→格安SIMへの乗り換え STEP2】「毎月割」の有無の確認

次に確認してほしいのが「毎月割」を利用しているかどうかです。

毎月割というのは、auのスマホを買うときに指定のデータ(パケット)定額サービスに加入すると機種ごとに設定された割引額を基本使用料から最大24カ月間割引する、というものです。

たとえば4万8,000円のスマホを24回の分割払いで買うと月々の支払い額は2,000円になりますが、このスマホに毎月割が1,500円適用されたとすると、月々の支払いは500円で済みます。

ただしこの毎月割を利用してスマホを買った場合、毎月割が適用されている24カ月のうちに解約や機種変更更などをしてしまうと、毎月割が打ち切られてしまいます

つまり毎月割を利用してauのスマホを買った場合、毎月割の適用期間中に格安SIMへ乗り換えをすると月々支払うスマホの分割料金が高くなってしまう、という点に注意する必要があります。

【au→格安SIMへの乗り換え STEP3】電話番号を変えたくなければ「MNP転出」の手続きをする

auの音声通話プランから格安SIMの音声通話SIMへ乗り換える場合、auで使っていた電話番号を格安SIMでもそのまま使いたければ「MNP」(モバイル・ナンバー・ポータビリティー)という制度を使って、電話番号を変えずに乗り換えをすることができます。

この場合、auで「MNP転出」の手続きが必要になります。

auのMNP転出手続きはauショップ、もしくは電話で行うことができます。auの場合はガラケーでEZwebを使う場合を除いてMNP転出手続きはネットではできません。手数料は3,240円です。

MNP転出手続きをすると「MNP予約番号」が発行されます。格安SIMの契約時にはこれを持って「MNP転入」をすることになります。

【au→格安SIMへの乗り換え STEP4】auを解約する

MNPを使ってauから格安SIMへ乗り換える場合、格安SIM側でのMNP転入手続きが完了した時点でauは自動的に解約となります。改めてauで手続きをする必要はありません。

auで使っていた電話番号を格安SIMでは使わず、新規契約を結んで新たな電話番号を発行してもらう場合や、データプランを解約する場合はMNP転出ではなくそのまま解約の手続きをすることになります。

auの解約は必ずauショップまで出向いて行う必要があります。ネットや電話での解約はできません。

解約手続きに必要なものは運転免許証などの本人確認書類です。印鑑も必要とされていますがこれはサインでもOKなので特に持参しなくても大丈夫です。

ドコモの解約手続きではSIMカードも必要ですが、auの場合は特に必要とされていません。

解約日までの料金は日割りで発生することになりますが、日割り料金やその他の料金は解約日の翌日に請求されます。(2年契約(誰でも割)に加入している場合は、解約月の料金は日割りとならず満額です)

【au→格安SIMへの乗り換え STEP5】格安SIMを新規契約する、MNP転入する

auで使っていた電話番号を持って格安SIMへMNP転入する場合は事前にauでMNP転出手続きをする必要がありますが、格安SIMを新規契約する場合はauの解約手続きと順番が前後しても大丈夫です。

MNP転入する場合、格安SIMの契約ときに新規契約をしないように注意してください。新規契約をすると新たな電話番号が発行されてしまいます。auで使っていた電話番号を使いたい場合は必ずMNP転入で手続きを進めるようにしてください。

なおMNP予約番号は有効期間が予約申し込み日を含めて15日です。15日以内にMNP転入手続きをしなければ予約番号は無効になります。

また格安SIMの月々のスマホ代の支払い方法は多くの場合「クレジットカードのみ」となっています。クレジットカードを持っていれば問題ありませんが、クレジットカードを持っていない、使いたくない、という場合は口座振替やデビットカードが使える格安SIMを選ぶようにしましょう。

auからの乗り換えにおすすめの格安SIM

冒頭にも触れたように格安SIMにはドコモ回線のものとau回線のものがありますが、auで買ったスマホをそのまま使う場合はau回線の格安SIMを使う方がスムーズです。auで買ったスマホはau回線の格安SIMであればそのまま使えるケースが多いからです(この点は後述します)。

ここではau回線の格安SIMと、au回線とドコモ回線の両方を用意している格安SIMを紹介します。

UQモバイル(ユーキューモバイル)

UQモバイルはauブランドを運営するKDDI株式会社の子会社、UQコミュニケーションズ株式会社が運営しています。auとUQモバイルは親子のような関係にあるともいえます。

UQモバイルはKDDIグループなので、提供している回線は当然auの回線です。

料金プランは無料通話がついているお得なプランと無料通話がついていないシンプルなプランに分かれています。

無料通話がついているものは1回5分以内の国内通話が何度でもかけ放題の「おしゃべりプランS/M/L」(2GB/6GB/14GB)と月60分までの通話が無料になる「ぴったりプランS/M/L」(2GB/6GB/14GB)と月60分までの通話が無料になる「ぴったりプランS/M/L」があります。通話をする機会が多い人はこのどちらかを選ぶとよいでしょう。

無料通話がついていないものは月3GBのデータ通信ができる「データ高速プラン」と、これに音声通話機能がついた「データ高速+音声通話プラン」、月のデータ通信量が無制限(ただし送受信最大500kbps)の「データ無制限プラン」と、これに音声通話機能がついた「データ無制限プラン+音声通話プラン」があります。音声通話よりもデータ通信重視の人でライトユーザーは「データ高速プラン(+音声通話プラン)」を、ヘビーユーザーは「データ無制限プラン(+音声通話プラン)」が向いています。

ただし速度が500kbpsしか出ないという点はネックになると思います。

mineo(マイネオ)

UQモバイルのサービスがスタートしたのは2014年12月ですが、mineoはそれよりも半年ほど早い2014年6月にスタートさせています。au回線を使う格安SIMとしては老舗中の老舗といえます。

mineoを運営しているのは株式会社ケイ・オプティコムという会社ですが、この会社は関西電力株式会社の100%出資子会社となっています。バックボーンはUQモバイル並みにしっかりしているので安心です。

mineoは2015年9月からドコモ回線の提供も始めています。つまりmineoはau回線でもドコモ回線でも好きな方を選んで契約することができるというわけです。

mineoの料金プランはau回線の「Aプラン」、ドコモ回線の「Dプラン」共にデータ通信容量が500MB~30GBまで7つのプランに分かれており、それぞれにデータプラン(シングルタイプ)と音声通話プラン(デュアルタイプ)が用意されています。

それぞれ使っているデータ通信容量に合わせて好みのプランを選ぶことができます。

なおDプランのデータSIMはSMS機能をつける場合、別途オプションとして129円を払う必要があります。AプランのデータSIMはSMS機能がついているためオプションで申し込む必要はありません。

mineo最大のおすすめポイントは「音声通話プランも含めて最低利用期間や違約金がない」というところです。格安SIMといえども音声通話プランには1年程度の最低利用期間を設定しているところが多い中、これはとても珍しいことだといえます。

格安SIMを初めて使う人にとっては「とりあえず使ってみる(嫌なら解約してしまえばいい)」ということができるのはありがたいと思います。

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

※画像はイメージです

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そらとすまほ編集部 そらとすまほ編集部