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大学受験、滑り止めしか受からなかった!そのとき親は……?

大学受験、滑り止めしか合格しなかった場合、そこに行くのか、それとも本命に再度挑戦するのか。親はどう見守っていたら良いのでしょう。子どもの大学受験を経験した親のエピソードをいくつかご紹介します。

よっぽど「この大学に行きたい!」と思っても、不合格になることは珍しくありません。でも浪人はイヤだというわけで、「滑り止め」の大学を受験する人も多いことでしょう。一方で、あくまで「本命」を狙うべく、滑り止めに合格していても浪人を選択する人もいます。

進路に対する考え方は人それぞれ。今回は、息子が「滑り止め」の私立大学に進学したAさん、息子が浪人を選択し、一浪の末「本命」の国立大学に進学したBさん、娘が「浪人」を選択したものの、やはり「滑り止め」の私立大学に進学したCさんに話を聞きました。

Aさん:息子が「滑り止め」の私立大学に進学

息子の本命は国立理系でした。うちは3人兄弟でお金がかかるし、国立のほうが私立より授業料が安いので、親としては国立に行ってくれたらいいなあと思ってはいましたが、それを本人に直接言ったことはありません。

ただまあ、直前の模試でも本命はC判定。微妙なので、滑り止めで私立も受けたいと言われ、3校ほど受験料を払いました。結果、やはり本命は不合格。奨学金をもらいながら、滑り止めで合格した学校のうちの一校に行くことを選択しました。

浪人して本命を受けるという選択肢もあったのでしょうが、それで合格するという保証もないし、浪人している間にもお金は出ていくということで……。うちの場合、何がなんでも本命じゃなくちゃイヤというわけではなかったので、まあいいかと。今は学生生活を楽しんでいるようです。

Bさん:息子が一浪で「本命」の国立大学に進学

息子は国立文系に通っています。現役のときは本命1校しか受けていないので、不合格になった時点で浪人は確定でした。

国立文系を第一志望にしたのは、周囲にその大学を受ける子が多かったからということや、チャレンジしたいという気持ちがあったためだと思います。併願については子どもに任せていて、仮に合格しても行きたい学校は特にないということだったので、結果的に1校受験になりました。心配がないわけではありませんでしたが、まあ一浪くらいなら、と。ちなみに二年目の大学受験では、滑り止めも受験。本人も二浪はする気がなかったようです。

浪人させてみて思ったのは、いわゆる“宅浪”でない限り、まあまあお金がかかるということ。一年間みっちり予備校に行かせると、国立の授業料よりはるかに高い金額が飛んでいきました。なんとかなりましたが、教育費は余裕をもって貯めておくべきだと痛感しました。

Cさん:娘が一浪で「滑り止め」の私立大学に進学

娘の志望は家から離れた場所にある私立文系。憧れていた大学には、現役でも一浪でも落ちました。現役の時、滑り止めで受かった学校もあったのですが、そこには進まず、もう一年頑張ってみることに。

行かないなら受験しなくてよかったのではという考え方もあると思いますが、娘の場合、“成功体験”も大切かなと。どこか一つでも合格した学校があるというのは、浪人時代も精神的に大きな支えになっていたんじゃないかなと思います。

結局浪人してもダメでしたが、チャレンジしたという経験は、無駄ではなかったと思っています。「やらないでダメ」と「精一杯やってみてダメ」では、本人の納得感が全然違いますから。

教育費については、うちは一人っ子で、さらに地方在住なので、大学で一人暮らしになることも考え、産まれたときから計画的に貯めていました。お金のことで進路を制限することにはならなくてよかったと思います。

教育資金の“備え”は大切

どんな場合でも、金銭的に余裕があるほうが子どもの意思を尊重できることは確かです。特に子どもが意思をもって決断する大学受験は、親の想定外になることも珍しくないでしょう。日頃から親子のコミュニケーションをしっかりとり、子どもの意見に耳を傾けることが肝心。

一人暮らしさせたらいくらかかるか、浪人させたらいくらかかるかなどの概算をあらかじめ調べておき、なるべく余裕をもって教育資金を貯めておきたいところです。

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