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子どもの習い事にいくらかける?年収との相関関係も大調査

ある程度子どもが大きくなると、習い事を考える人も多数。何を習わせるのかはもちろん、費用についても気になるところですよね。そこで今回は、育児中の親100名に、子どもの習い事にかけているリアルな費用を聞いてみました。

子どもの習い事に月にいくらかけていますか?

  • 5000円未満 11%
  • 5000円~8000円未満 36%
  • 8000円~10000円未満 10%
  • 10000円~20000円未満 24%
  • 20000円以上 19%

(調査対象:子どもに習い事をさせている親100名)

1万円未満という回答が57%。半数以上の親が「習い事は1万円未満」としていることがわかります。

1万円以上かけるという親も43%いますが、習い事にかけるお金は、年収とは切り離せない関係。というのも、あくまでも習い事は“必須”ではないからです。最低限の教育費に加え、“余裕”の部分で支払わないと、生活を圧迫してしまうことになりかねません。

では、年収との相関関係をみてみましょう。

年収との相関関係

文部科学省「平成28年度子供の学習費調査」によれば、世帯の年間収入が増加するにつれて塾や習い事などの「学校外活動費」も増加するという結果が報告されています。

例えば子どもを公立小学校に通わせている場合、世帯年収が400 万円未満だと年間の「学校外活動費」は12.9万円ですが、世帯年収が400万円~599万円で同15.9万円、同600万円~799万円で20.9万円、800万円~999万円で27万円、1,000万円~1,199万円で33.2万円、1200 万円以上だと48.2万円。

私立小学校に通わせている場合では、世帯年収が400 万円未満だと35.1万円、同400万円~599万円で40.8万円、600万円~799万円で50.1万円、800万円~999万円で52.8万円、1,000万円~1,199万円で62万円、1200 万円以上で73万円。

公立・私立を問わず、年収が上がるにつれて「学校外活動費」にかけるお金も顕著に増加していることがわかります。

“欲張りすぎない”教育&資金計画が大切

小学校3年生の長女を、「水泳」「バレエ」「英語・英会話」「学習塾」と4つの習い事に通わせている41歳のKさん(出版社勤務)は、「10歳までで、ゆうに300万円は使ったんじゃないかな……」と話します。

Kさんは、もともと妻も正社員として金融機関に働いており、世帯年収は2000万円を超えていたことから、子どもの習い事には存分にお金をかけようと思っていたのだとか。

子どもの可能性を広げてあげたいという教育方針から、幼少期にとにかくたくさんのものを試させようと思い、今習っている水泳やバレエ以外にもエレクトーンや体操など、たくさんの習い事の見学に行きました。学習塾と英会話は、頭のやわらかいうちに考える力や語学力をつけておいたほうが、後々の受験や就職などの時に有利かと思って通わせています

 

そして、二人目の子どもが生まれると、新たな悩みが発生したのだといいます。

次女は今、幼稚園生。水泳とバレエに通っていますが、正直 “長女がやっている”という理由でやらせているだけ。次女も『お姉ちゃんがやっているからやる』とは言っていますが、最近、次女が本当にやりたいことは何なのかを考えてあげなくてはいけないのではないかと悩んでいます。

というのも、次女はどうもバイオリンに興味があるようで……。幼稚園のお友達が習っていて、憧れているみたいです。でも、バイオリンを習わせるとなると、お姉ちゃんがやっていないので、お下がりなんてありませんから、新しく買わなくちゃいけない。バイオリンは、子どもが小さいうちは、成長とともに体に合った大きさのものに買い換える必要がありますし、そもそもが高いイメージがあります。月謝も安くありません。

いくら習い事にはお金をかけてあげようとはいっても、親からすれば、どうしても姉妹で同じものを習ってくれたほうが“楽”。本来ならそれぞれの個性をみて伸ばしてあげなくちゃいけないのに……

 

そして、Kさんが悶々としているうちに、お金の問題が出てきたそうです。

仕事に加えて、日々の家事はもとより、子どもたちの習い事への送り迎えや人間関係などで、妻の体とメンタルが悲鳴をあげました。もちろん私も協力していますが、バレエの衣装作りや塾のお弁当など、どうしても妻に大きな負担がかかってしまっていたようです。

現在、妻は休職中なので、世帯年収がほぼ半減しました。ただ、今後長女は中学受験をさせるつもりで、ますますお金がかかる。さらに次女も小3くらいから学習塾に入れようと思っています。そうなると、お金的にこれ以上習い事に出すわけにはいかず、次女のバイオリンどころではありません。バイオリンと学習塾なら、正直学習塾を優先させたいですし

Kさんは、「第一子に張り切りすぎると、二番目の子がかわいそう」と反省している様子。

続けて、「子どもの習い事は、親の思いだけで欲張りすぎないことも大事だと思います。子ども自身が楽しんでやっているか、家族に負担はかかっていないかなども考える必要があると思い知らされました。収入だって、いつまでそれが安定的に担保されるのかはわかりません。子どもの教育費は、計画的に貯蓄していく必要もあると思います」と話してくれました。

まとめ

収入にあぐらをかいてしまい、長女に習い事三昧の生活をした結果、妻は倒れて収入は半減、次女の願いはきいてあげられないという結果になってしまったKさん。

子どもが生まれたら、まずは教育計画をしっかり立て、何歳までにいくら貯めておくか計算したうえで、習い事にいくらなら出し続けられるのかを考えたほうが良さそうです。

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【調査概要】

  • 方法:学資保険ナビ調べ(インターネット調査)
  • 調査期間:2019年2月25日~2019年3月11日
  • 対象:子どもに習い事をさせている親100名
  • 画像はイメージです

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