蛙化現象とは? 7つの特徴と好きな人を気持ち悪いと感じる原因
蛙化現象とは「他人に好意を見せられると嫌悪感を抱いてしまう心理」。いい雰囲気だった異性のことを、突然「気持ち悪い」と思うようになった経験はありませんか? 今回は、この心理の理由と対処法を催眠心理療法士の浅田悠介さんに解説してもらいました。
「好きだと言われるとキモくなって逃げてしまう」
「私を好きになる意味が分かんない」
「追いかけるのが好き。それで好きになられると嫌になってしまう」
そこのお嬢さん。ドキッとしませんでした?
実はこの心理には「蛙化現象」という名前がついています。矛盾した感情に悩んでいるのは貴女だけではないということ。これが原因で恋ができない女性も多くいます。
今回は「蛙化現象」の謎に迫ろうと思います。「なぜ蛙なのか?」という疑問から、克服する方法まで。貴女が、もっと恋を楽しめますように。
目次
蛙化現象とは?
まずは、蛙化現象とは何なのか、からひも解いていきましょう。
蛙化現象の読み方や意味
蛙化現象という不思議な言葉。読み方は、そのまま「かえるかげんしょう」と読みます。
蛙化現象とは「他人に好意を見せられると嫌悪感を抱いてしまう心理」のことです。
好かれると気持ち悪くなるのです。
特徴としては「相手の好意」がトリガーになることです。それまで良好な関係だったとしても、です。好意を見せられた瞬間、一気に受け入れられなくなるのですね。
蛙化現象の語源・由来
なぜこれを“蛙化”というのか。
出典はグリム童話の『蛙の王子様』にあります。
本来は「蛙になった王子様が愛の力で人間に戻る」という物語です。しかし、この蛙化現象では、そこから転じて「異性を蛙のように気持ち悪く感じる」といった意味に派生していきました。