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蛙化現象になった恋人との付き合い方とは? パターン別対処法10選

井口藍

恋人が蛙化現象に陥った時、乗り越える付き合い方はあるのでしょうか? この記事では、彼氏彼女が蛙化現象になった場合の他、自分が蛙化現象になった場合の2パターンに分けて、具体的な対処法を解説します。

あなたは、恋愛における蛙化現象を知っていますか? 蛙化現象とは、好きな人や恋人のことが突然気持ち悪く感じられ、嫌悪感を抱くようになる現象のこと。

「恋人が急に冷たくなってしまった!」「なんだかそっけない……」といった場合、相手は蛙化現象に陥っているのかもしれません。

また、逆のパターンで自分自身が蛙化現象を起こしてしまっているケースもあるでしょう。

では、カップルのどちらかが蛙化現象になった時、どうすればいいのでしょうか? それぞれのケースから、蛙化現象との付き合い方を解説します。

蛙化現象とは?意味と由来

蛙化現象とは、相手からの好意を感じると嫌悪感を抱いてしまう心理のこと。

それまで良好な関係であったとしても、好かれてると感じた瞬間、一気に受け入れられなくなる現象です。

この言葉の由来は、グリム童話『蛙の王子様』。

本来は「蛙になった王子様が愛の力で人間に戻る」という物語ですが、「異性を蛙のように気持ち悪く感じる」といった意味に派生していきました。

蛙化現象は、女性だけでなく男性にも見られる現象です。

恋人が蛙化現象になった時の付き合い方とは?

恋人が蛙化現象になった時、相手の態度が突然変わって何が起こったのか分からずに戸惑うかもしれません。

20~39歳の男女400名を対象にマイナビウーマンで行ったアンケートによると、27%の人が「パートナーが蛙化現象に陥った経験あり」と回答しました。実に4人に1人が体験しているということです。

男女別のアンケート結果は以下の通りです。

Q.パートナーがあなたに対して、蛙化現象に陥った経験はありますか?

<男性アンケート>※1

蛙化された経験がある……34.5%
蛙化された経験がない……65.5%

※有効回答数220件

<女性アンケート>※2

蛙化された経験がある……17.8%
蛙化された経験がない……82.2%

※有効回答数180件

しかし、恋人が蛙化現象になった時に焦って「どうしたの?」としつこくするのは逆効果。相手が抱いている嫌悪感を助長することになりかねません。

大切なのは、あなたからの“好意の量”と“恋愛感”を減らすこと。

ここでは、蛙化現象に陥った恋人との付き合い方を解説します。

(1)連絡頻度を減らす

両思いになったことがうれしいからと積極的に連絡を取っている場合、そのことが相手にとって負担になっている場合も。

「返信が来ているから相手も喜んでいるはず」「スルーされているのは忙しいだけかもしれないから送っておこう」という考えがあれば変えて、毎日送っているのを2日に1回にする、通話は控えてみるなど、意識的に連絡を取る回数を減らしてみましょう。

嫌になっている相手に対し、連絡攻撃をしてしまうのは逆効果です。

(2)デートは早めに解散する

少しでも一緒にいたいという思いから、2人で過ごす時間を長くしていませんか? 蛙化現象を起こしている相手には逆効果になっている可能性があります。

お泊りはもちろん、日中から夜まで過ごすというのも、今の相手には長すぎるのかもしれません。思い切ってランチだけにしたり、映画を観て解散にしたりと、デート時間を短くして淡泊な交際を心がけると負担が少なくなりそうです。

(3)好きオーラを出しすぎない

蛙化現象のトリガーとなるのは、“相手からの大きすぎる好意”です。

本来なら2人の関係が深まるはずの好意が、蛙化現象になっている相手には嫌悪感を覚える原因となっています。

「好き」「一緒にいたい」という言葉はもちろん、態度にも表れすぎないよう、ぐっとこらえて接してみてください。

(4)スキンシップはほどほどにする

恋人があまり恋愛経験豊富でない場合は、スキンシップにも配慮することが大切です。恋愛慣れしていないと、頭の中にある理想の恋愛像を美しく描きすぎて、スキンシップを生々しく感じてしまうことも……。

相手の表情や態度に気を配りながら、不安を感じさせないことを意識して接していきましょう。どのくらいの距離感で過ごすのが好きか、聞いてみるのも良いかもしれません。

(5)友達として付き合ってみる

相手の心が“恋愛的なもの”についていかないようなら、友達として関わるのも1つの手段です。“友達として”と言っても、わざわざ別れを切り出す必要はありません。友達のような付き合いをすればOKです。

例えば、2人きりのデートではなく、グループで出かけてみましょう。恋愛の雰囲気が出ない形で過ごしてみるのです。この時、あなたの友達だけでなく相手の友達も含めるようにすると、より安心して楽しめる空間になるでしょう。

相手の気持ちが落ち着くまで、こうしたデートを繰り返してみてください。

自分が蛙化現象になった時の付き合い方とは?

続いては、あなた自身が蛙化現象になってしまった場合の付き合い方も解説していきます。

20~39歳の男女400名に行ったアンケートでは、自身が蛙化現象に陥ったことがあると回答した人が51.5%。過半数の人が経験ありと答えました。

好きで付き合い始めたのにもかかわらず、なぜこんな気持ちになるのだろうと戸惑い、自分を責めてしまうことがあるかもしれません。

こんな時に大切なのは、蛙化現象はごく自然な感情の1つだと理解すること。

誰にでも起こり得ることなので、これから紹介する5つの方法を試しながら、自分の周りや内面を少しだけ変化させて様子を見てみましょう。

(1)恋愛以外の時間を増やす

蛙化現象になったことに戸惑い、悩む時間が多くなっていませんか? 悩むことでストレスが溜まり、恋愛への苦手意識が高まっているのかもしれません。

あえて恋愛から離れる時間を増やしてみましょう。

仕事や学業に精を出すのも良いですし、友達と遊ぶ時間や家族と過ごす時間を増やすのも効果的。新しい趣味や習い事を始めるのもおすすめです。

一旦恋愛の重荷を下ろすことで、気持ちが落ち着くこともあります。

(2)新しい出会いを増やす

恋人との関係に悩んでいるのに、他の人と出会うなんて浮気ではないかと罪悪感があるかもしれません。ここでの目的は、あくまで恋人以外の人に出会うこと。新しい恋愛をする必要はありません。

多くの人に出会うことで人慣れするための行動です。

さまざまな人を見て、あなたがどのような相手に好意を抱くのか、どのような時に楽しいと感じるかが分かるようになります。客観視することで、自分にとって気楽な恋人との付き合い方が見えてくることも。

1人が不安なら、友達と一緒でもOK。人間関係の視野を広げ、リフレッシュしてください。

(3)自分以外の恋バナを聞く

自分の状態を客観視するには、自分以外の人の経験や考えに触れることも有効です。蛙化現象になった今、他人の話から改めて気づきを得られるかもしれません。

似たようなシチュエーションや感情を経験している場合もあれば、未知の経験が聞ける場合も。自身の状況を振り返るための材料として、有効活用してみましょう。

(4)自信のなさや不安を受け入れる

恋人に対する嫌悪感の背景には、実はあなた自身にひそむ内面の問題があるかもしれません。「自分を好きになるはずがない」「今の幸せは長く続かないのではないか」といった自信のなさや不安感が、蛙化現象の原因となっている場合があります。

つまり、今はまだ恋愛慣れしていない状態なのです。

まずはその感情を否定することなく、ありのままに受け入れてみましょう。誰だって慣れない恋愛はうまくいかないものです。

(5)恋人に軽く相談してみる

自分の状態を恋人に知られたら悲しませてしまうのではないかと、伝えることをためらう人が多いと思います。もちろん伝え方に配慮することは大切です。

とはいえ、つたなくても構わないので、あなたが相手と接する時の気持ちや、どのようなことに悩んでいるのかを、自分の言葉で伝えるようにしてみましょう。

何も伝えないでいると、相手はあなたの態度に不安を感じてしまうかもしれません。結果的に、お互い悪い方へと感情が引っ張られてしまうことも。

少し距離を置くのか、スキンシップの方法を変えていくのか、2人で相談しながら乗り越えていくのも1つの手です。

蛙化現象と気楽に付き合おう

蛙化現象は、急な環境変化に心と体がついていけていない状態です。

従って、恋人が蛙化現象になってしまった時は、温かく見守って。自分がなってしまったら、無理をして慣れようとせず、日常生活で少しずつ変化をつけていきましょう。

“仕方がないもの”と開き直って、「またより良い付き合い方を見つけていこう」くらいの気楽さで向き合うことも大切です。

(井口藍)

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※画像はイメージです

※1マイナビウーマン調べ
調査日時:2023年2月13日
調査人数:220人(20~39歳の男性)

※2マイナビウーマン調べ
調査日時:2023年2月13日
調査人数:180人(20~39歳の女性)

※この記事は2022年05月16日に公開されたものです

井口藍

下町に暮らすライター。愛する人と同じくらい、柴犬が好き。30代を折り返した今、これまでひととおり経験してきた酸いも甘いもをまとめて発信中。平日は働き者、休日は一歩も部屋を出ない日多数。趣味の読書は図書館で借りる&映画はサービスデーの節約派。

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