まるで“オバ姿勢”!?　シルエット美人から遠ざかる14の習慣

更新: 2019.03.22

もう失敗しない！　姿勢サポートアイテムの正しい使い方は？

正しい姿勢をサポートしてくれるアイテムは、クッションや矯正ベルトなどいろいろあります。でも「何がどういいのかわからない」「効果があまりなかった」と思っている人も多いようです。そこで編集スタッフが、オフィスや自宅などで活用しやすいオススメアイテムを実際に試してみました。斉藤さんには、効果的な使い方も聞きましたので、参考にしてみて。

1 姿勢サポートクッション

○編集スタッフが試した感想　（お試し商品「リスミー5wayクッション」オルガヘキサ）
・正しい姿勢が、無理なく楽にとれた
・ときどき邪魔になって背もたれにしてしまう

○斉藤さんの使い方や選び方のポイントは？
BAD
・お尻の大きさに合ったクッションを選べていない
・椅子に浅く座ってしまう
・腹筋が弱く反り腰になる
・クッションを使っても、時間が経つと間違った姿勢に戻る

GOOD
・お尻のサイズに合っていてフィット感があるものを選ぶ
・使うべき筋肉を意識して座る

コメント「椅子に座ったときに、お尻のお肉が横に流れるのをクッションが防いでくれます。骨盤が開きにくくなり、暖かく冷え防止にも」

2 背筋補正バンド

○編集スタッフが試した感想（お試し商品「背すじ補正バンド」アイメディア）
・無理なく自然に正しい姿勢がとれる
・思ったより矯正されている感じがない
・自然と胸が開く
・肩甲骨が寄せられる感じがする
・ふと無意識になった瞬間でも、姿勢が崩れなかった！
・腹筋などの意識する筋肉がわかる
・身につけるのがちょっと面倒くさいかも
・長時間身につけるのはちょっと窮屈かも

○斉藤さんに聞いた使い方のポイントは？
BAD
・自分の体型に合わせてベルトの長さを調整していない
・きつく締めすぎてしまう
・つけただけで満足して姿勢を意識していない
・長時間つけたまま疲れて3日坊主で終わる

GOOD
・自分の体型に合わせてベルトを調整する
・姿勢や筋肉を意識する
・つけたままにせず、例えば仕事中など時間を区切って使用する

コメント「正しい姿勢がどういうものかを知るのを目的に使うといいですよ。正しい姿勢を忘れずに脳へインプットするきっかけにして。つけることで自分の意識が高揚します！」

“正しい姿勢”を脳にインプットするのが目的

「クッションは、飛行機や車を使った長時間の移動でも活用できて便利。椅子に座るときは、浅く腰かけるのも背もたれにどっしりもたれすぎるのも、どちらもNG。こういったクッションを上手に活用してみると、腰の負担が軽減されますよ」と斉藤さん。

矯正バンドもシンプルなつくりのわりには、正しい姿勢が意識しやすいアイテム。「こういった商品は、正しい姿勢を体で覚えるための道具だと思って。つまり“正しい姿勢”を知るきっかけとして有効なんです。ただ、使っているだけで姿勢がキレイになるものではなく、正しい姿勢と筋肉の使い方を知って、意識が変わることに意味があるんです」。買っただけで満足ってことにならないように、ぜひ上手に活用して「シルエット美人」って言われちゃいましょう♪

商品協力／アイメディアwww.aimedia.co.jp、オルガヘキサwww.orgahexa.jp

（イラスト：佐々木千絵）

斉藤美恵子　さいとう・みえこ

レッグコンシャリスト、身体均整師、バランススタイリスト、ウォーキングスタイリスト。「ボディスポット　ぺルヴィシャス」主宰。O脚を克服した自らの経験から独自に美脚メソッドを開発。27年間にわたり、2万人以上の女性の骨格や脚の悩みを解決。雑誌やＴＶなど、さまざまなメディアでも活躍。著書等も多数。タレント島崎和歌子さん著書の美容本『美人』（主婦と生活社）で島崎さんのウエストー15センチに成功！

金井広実　かない・ひろみ