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【医師監修】妊娠初期を見分ける16の症状チェックリスト!兆候はいつから?

【医師監修】妊娠初期を見分ける16の症状チェックリスト!兆候はいつから?

この症状ってもしかして妊娠……? 月経が遅れたり、いつもと違う体調の変化が見られたりすると「妊娠したかも」と気になるところ。妊娠検査薬を使って調べる方法もありますが、時期が早すぎると判定が出ない場合もあります。早く知りたい人にとって、判断の目安となる妊娠初期の兆候について見ていきましょう。


この記事の監修ドクター
産婦人科専門医 中林稔 先生
日本医科大学卒業、虎の門病院医長を経て、現在三楽病院産婦人科部長。 診療のみならず、学会・各地講演をはじめとする医学の普及活動を行う傍ら、教育にも幅広く従事しており、2008年には中林助産師学院を共同設立。自ら講師を務め、6年間連続助産師国家試験合格率100%を達成中。医師+(いしぷらす)所属

妊娠初期はいつから? どんな症状が出るの?

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妊娠初期とは、妊娠15週(妊娠4ヶ月の終わり) までのこと。妊娠周期は、最終月経(生理)の初日を妊娠0週0日として数えます。その約2週間後(妊娠2週)に排卵が起こり、数日後に受精すれば受精卵となります。

つまり、妊娠0週はまだ受精卵さえない時期のこと。 月経が28周期の人の場合、受精卵が着床して妊娠が成立した時点で妊娠3週となります。次の月経予定日が4週目となるため、この段階で月経が遅れると、妊娠を意識し始める人が出てきます。

妊娠が成立していれば、早ければ妊娠4週ごろから、さまざまな身体的症状が現れ出す人もいます。代表的な妊娠のサインである“つわり”は、妊娠5〜6週からスタートし、8〜10週ぐらいにピークになることが多いようです。

ほかに、体のだるさや眠気などが出ることもありますが、中には、妊娠していても症状が出ない人もいます。

妊娠3週〜4週目ではホルモン値が十分でないことが多いため、通常の妊娠検査薬は月経開始予定日(妊娠5週)から使用可能とされています(早期妊娠検査薬では月経開始予定から可能)。妊娠検査薬で陰性となっても妊娠が疑わしいときは、1週間ぐらいしてからもう一度検査してみると良いでしょう。

妊娠初期症状のチェックリスト16

それでは、妊娠初期に起こりうる症状について具体的に紹介していきましょう。症状には個人差がかなりあるのでこうした症状がある人もいれば、まったく感じない人もいます。あくまでも目安のひとつと考えて。

これらの症状の有無だけでは妊娠したかどうか判別することはできません。妊娠する可能性があるのであれば、適切な時期に妊娠検査薬を使用してみて、陽性であれば、超音波検査で確認してもらうために、必ず産婦人科を受診するようにしましょう。

1)月経が遅れる

月経周期が順調で、予定日を過ぎても次の月経が来ない場合には、妊娠の可能性も考えられます。一方、もともと月経不順の人や、出産後でまだ月経が再開していない人では、妊娠していても気づかないことがあるかもしれません。

2)月経以外の出血

妊娠中は、いずれの時期も出血しやすい状態にあることを知っておきましょう。

妊娠初期では、本来の月経予定日に「月経様出血」(着床出血)と呼ばれる少量の性器出血が起こる場合が。また、妊娠22週未満に痛みや出血で受診した場合には「切迫流産」と診断されることもあります(切迫流産は流産ではありません)。

妊娠初期に少量の出血があった場合、夜間、休日等であれば、すぐに救急外来を受診するのではなく翌日か予定された健診の受診で十分とされています。

ただし、月経時より出血量が多い場合、腹痛がひどい場合には子宮外妊娠(異所性妊娠)や進行流産の可能性があるため、夜間・時間外であっても医療機関を受診するようにしましょう[*1]。

3)基礎体温が高いまま

月経周期が正常な女性の基礎体温は、低温期と高温期の二層を描くのが特徴。排卵日から次の月経が始まる直前までの約2週間が、高温期です。

月経が来ないまま、高温期が2週間以上月続いていれば、妊娠の可能性あり。普段から基礎体温をつけておくと、妊娠の兆候に気づきやすいでしょう。

基礎体温表のグラフ例

4)おりものが増える

妊娠すると、エストロゲンという女性ホルモンの分泌が増え、その作用で粘液が増加して、おりものも増える傾向にあります。一般的には、妊娠週数が進むほど、水っぽいおりものが増えていきます。

【医師監修】妊娠初期のおりものの状態とは?色や量の注意点

https://woman.mynavi.jp/kosodate/articles/164

妊娠を待ち望む女性にとって、妊娠による体の変化やサインは知っておきたいもの。そのひとつ妊娠初期の兆候として、おりものの変化が見られる人がいます。また、妊娠がわかった後でも、おりものの変化がトラブルのサインのひとつになることも。ここでは、妊娠したことでおりものがどのように変化していくのかについてみていきましょう。

5)乳房のハリ、痛み

月経前に乳房の張りを感じる人もいると思いますが、これは月経周期に伴うホルモン変動の影響です。妊娠するとこうしたホルモンは非妊娠時より大幅に増加するようになります。

そのため、妊娠初期にも同様に、乳房が張ってきたり、乳首の先が痛い、乳輪が黒ずんできたなどの症状がみられることがあります。

6)つわりがある

吐き気、嘔吐、唾液がたくさん出るなどの症状を伴う“つわり”は、わかりやすい妊娠の兆候の一つ。

つわりは5〜6週から始まり、8~10週ごろにピークを迎え、12週頃から症状が軽減してくることが多いようです。

7)食欲、味覚・臭覚の変化

妊娠初期には、食欲がなくなったり、逆に食欲が旺盛過ぎたり。食べ物の好みが変わることもよくあります。においのきつい食べ物がダメになる人も。食べられない状態が続くと脱水を助長してしまうので、水分を摂ることが大切です。

8)おしっこの回数が増える

妊娠すると、体内の水分が増加し腎臓の機能が高まるために、おしっこの量が増え、回数も増加します。また、妊娠3ヶ月ぐらいになると、急に子宮が大きくなるため膀胱が圧迫されて、頻尿になりやすいようです。

9)便秘になる、ガスが出やすい

妊娠中は、ホルモンの影響で腸の動きが悪くなるため、便が硬い、排便回数が減ってきた、ガスが出やすいなど、便秘の症状が出やすくなります。水分や食物繊維をたっぷり摂っても改善しない場合には、妊婦健診などで相談を。必要に応じて便秘薬などを処方してもらえます。

10)眠気・だるさの症状

妊娠すると女性ホルモンが急増し、妊娠期間中は右肩上がりでその分泌量は増え続けます。その影響で、疲れやすさや、眠気、だるさを感じることもあります。

11)微熱、風邪っぽさ

風邪かな?と思ったら、妊娠だったということはよくあるようです。妊娠初期には高温期が続き、これが、風邪っぽさや熱っぽさを感じる原因に。その後、妊娠15週ごろになると、ずっと高温期だった体温が低温期になり、体のほてりやだるさが取れていきます。

12)むくみ

妊娠が成立すると、プロゲステロン(黄体ホルモン)が増加。結果として体に水分を溜め込みやすくなるため、むくみやすくなります。妊娠中期以降は、赤ちゃんに栄養や酸素を届けるために血液量が増加することも、むくみの一因となるようです。

13)感情の変化(うつ状態)が見られる

妊娠初期は、神経過敏になり、感情の変化が大きくなることがあります。快活になる人もいれば、逆にイライラしたり、気分が落ち込み、うつ状態になることもあるようです。

睡眠障害、拒食、過食、集中力・思考力の低下、異常な疲れなどを感じていたら要注意。早めに病院を受診しましょう。

14)頭痛

ホルモンの変化、緊張、疲労、心身のストレスなどにより、頭痛が起こる人もいます。不安やストレスが強い人では、緊張性頭痛を起こしやすくなります。

【医師監修】妊娠の予兆って?頭痛・腹痛のほか妊娠の超初期症状まとめ

https://woman.mynavi.jp/kosodate/articles/239

妊娠を待ち望む女性にとって予定日が過ぎても生理が来ないと、「もしかしたら妊娠したかも?」と気になります。妊娠すると、生理が来ないだけでなく、他にはどのような症状があるのでしょうか。今回は妊娠超初期の症状や体の変化について詳しく説明します。

15)めまい

めまいや立ちくらみも妊娠初期に起こりやすい症状です。妊娠すると、血管を拡げたり収縮させたりする神経の働きが不安定になるので、脳に血液が流れにくくなり立ちくらみが起こります。

ほかにつわりなどにより食事ができないと低血糖も起こり、これが原因となることもあります。

16)腰痛

妊娠が成立し、子宮が大きくなりはじめる時期からは腰痛が起こりやすくなります。なお、下腹部痛と区別のつきづらいようなひどい痛みがあったり月経の時より多い性器出血を伴う場合は、異所性妊娠や流産の可能性もあるため、医療機関を受診するようにしましょう。

【医師監修】妊婦の腰痛の原因と対処法、効果的なストレッチ・体操

https://woman.mynavi.jp/kosodate/articles/3506

腰痛は多くの妊婦さんが経験するマイナートラブルのひとつです。妊娠中に腰が痛くなる原因、予防のためにできること、改善が期待できるストレッチや体操についてお伝えします。少しでも日常を快適に過ごすためにお役立てください。

まとめ

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妊娠初期の体調は、人によってさまざま。ほかの人の体験談を気にしてばかりいると、不安でいっぱいになってしまうかもしれません。ひとりで悩まずに、医療機関で相談してみましょう。とくに不調が改善されない場合には、何か病気が隠れている可能性もあります。早めの受診が大切です。

(文:及川夕子/監修:中林稔先生)

※画像はイメージです

参考文献
[*1]公益社団法人 日本産科婦人科学会「流産・切迫流産」
http://www.jsog.or.jp/modules/diseases/index.php?content_id=4

※この記事は、マイナビウーマン子育て編集部の企画編集により制作し、医師の監修を経た上で掲載しました

※本記事は子育て中に役立つ情報の提供を目的としているものであり、診療行為ではありません。必要な場合はご自身の判断により適切な医療機関を受診し、主治医に相談、確認してください。本記事により生じたいかなる損害に関しても、当社は責任を負いかねます

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

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