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【医師監修】子育てで旦那にイライラする10パターンと解消法

【医師監修】子育てで旦那にイライラする10パターンと解消法

旦那にイライラしていませんか? 新婚当時は大丈夫だったのに、育児が始まると途端にイライラするようになるなんてことも。特に共働き夫婦はストレスも倍増します。ただ、育児参加が少ない夫でも子どもの大事な父親。離婚を回避するためにも、ママたちが共通して感じている10個の例を挙げ、ストレス解消法を探っていきたいと思います。


この記事の監修ドクター
ベスリクリニック院長 田中伸明先生
鹿児島大学医学部卒業、諏訪中央病院 東洋医学センター医局長を経て、ベスリクリニックを開業。
日本神経学会認定医師、日本東洋医学学会専門医師、医師会産業医師。諏訪中央病院(鎌田実院長)で地域医療に従事。子どもの心と体のケアのほか、ビジネスパーソンの診療にも取り組む。

何が原因で旦那にイライラするのか考える

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※画像はイメージです

妻が夫にイライラするようになった時期を振り返ってみると、子どもが生まれてから……というケースが大半です。なぜ、夫婦二人の子どもが誕生してから、イライラするようになったのでしょう。

産後の気分の変化はマタニティブルー?

出産後すぐに見られる感情の浮き沈みは「マタニティブルー(マタニティ・ブルーズ)」として知られています。一般的に産後はホルモンが乱れてしまいこのような浮き沈みが起こると考えられています。普段は許せること、気にしないで流せるようなことでも、産後は急に怒りを覚えるようになったり、ちょっとしたことが頭から離れないことがよくあります。妊娠や出産を終え、待望の赤ちゃんが生まれた後にも、授乳と育児という大事な役割が待ち受けており、どうしても寝不足の日が続くことも、神経がささくれだってしまう原因の1つかもしれません。

完璧な夫を求めすぎてしまうから

もう1つの原因は、夫も完璧ではないことが影響しています。母親であるあなたも、第一子の場合、分からないことだらけですよね。客観的に自分を評価した時、パーフェクトな母親だと満点をつけられるママはどれぐらいいるものでしょうか。おそらく、ほとんどのママは「また失敗しちゃった」、「もっとうまくやろうと思ったのに」、「手を抜いてしまって反省」など、自分自身のいたらないところを悩んでいるのではないでしょうか。もしかすると、子どもや周りから見たらイライラされているかもしれません。

まして、夫は育休などを取って本格的に育児に参加していない限り、限られた時間の中でしか子どもと関わっていません。「1から10まで教えなければいけないの?」と腹が立ち、イライラをぶつけ一つひとつ注意したくなるかもしれませんが、もし同じことをお姑さんにされたら悲しくなりますよね。「なんでできないの?」、「どうしてそんなことをするの?」など、妻から一つひとつのやり方を否定されたり、イライラされたりすると、夫は伸び伸びと子育てを楽しめなくなり、悪循環になるかもしれません。

モラハラ夫の暴言などは例外ですが、悪意がない問題行為なら、意識して大目に見ることも大切です。あまりイライラを露骨に出してしまうと、せっかく育児にやる気を出していたのに、頑張る気持ちの芽を摘んでしまうことになりかねません。

なかなか難しいことですが、夫を否定する時は、自分は相手から見てどうだろうか、相手をイライラさせることはあるだろうか、と自分のことも一緒に客観視してみるといいかもしれません。

夫のこんな行為がイライラの原因! 10の具体例

1.ようやく寝た子どもを起こしてしまう

なかなか寝てくれない赤ちゃんを寝かし付けるのは、至難の業です。やっと寝付いてくれた赤ちゃんにホッと胸をなで下ろした途端、ガチャッと元気よく玄関の扉が開けられ、大きな「ただいま~」の声が家中に響き渡り、それまでの苦労がすべて水の泡に……。「もしかして、ワザとしてるんじゃない?」というほどのタイミングで、パパがようやく寝た子どもを起こすことは、ママたちが感じる、育児中のイライラ「あるある」なのではないでしょうか。

イライラ解決策

悪気があって赤ちゃんを起こすパパはいないでしょう。うっかり赤ちゃんを起こしてしまうのは、ふだんから生活音を立てることに無頓着だからなのかもしれません。意識的に音を立てないように行動するよう、お願いしてみましょう。また、赤ちゃんが寝付いたらメールを送って知らせるなど、静かに帰宅するようお願いするのも良い対策ですね。

2.共働きでオムツも替えてくれない

「なんか泣いているけど、オムツ替えてほしいんじゃない?」とパパが伝えてくるたびに、「どうしてあなたが自分でオムツを替えてあげようとしないの?」とイライラするママも多いのではないでしょうか。特に共働きだと、一方的に育児、家事を押しつけられることでイライラがピークに達してしまいます。中には、ミルクをあげたり、あやしたりする事はできても、オムツ替えは苦手だという男性がいます。また、スマホやテレビに没頭していて、ママが家事でいま手が離せないことを承知しているはずなのに、自分がオムツ替えするのを億劫がるパパもいるようです。オムツ替えできないのなら、「俺がそれするから、オムツ替えてきてあげて」と、ママが行っている家事を手伝うなどの優しさがほしいところです。

イライラ解決策

まずは、お互いの家事や育児の分担についての考えを振り返ってみましょう。そもそもはじめから育児に参加する気持ちがない男性も少なくありません。反対意見もあるかもしれませんが、男性は外で仕事をして、女性は家で家事と育児を担当するのが理想的、という考え方もないわけではありません。そもそも早朝に出勤し、深夜に帰宅する夫は育児に参加したくても平日は難しいですよね。

お互いの考えを口に出して話し合っていないのに、一方的にイライラしても状況は改善しません。あまりにも手伝いが少ないと感じる夫には、言葉ではっきり手伝ってほしいことを伝えてみて下さい。話し合った結果、「男性の自分が下手に育児に手を出したらイライラされるのかも」と遠慮していたケースもよくあります。家事や育児に協力する気持ちはあるけれど、オムツを替えるのは抵抗がある夫なら、掃除や洗濯を代わってもらうよう、お願いしてみましょう。

3.子どもとちゃんと遊んでくれない

子どもの相手をすると願い出てくれたのは嬉しいですが、「子どもの相手をする」という意味をきちんと理解している男性はどれくらいいるのでしょうか? 男性が赤ちゃんの面倒を見るとき、それには一緒に遊ぶことが含まれていない場合が多いようです。ママからしてみれば、子どもの情操教育のためにも、いっぱい話し掛けてあげたり、お話を読んであげたりするなどしてほしいですよね。それなのにパパときたら、赤ちゃんの隣でゴロリと寝そべって、スマホいじりに夢中。子どもと過ごすわずかな時間くらい、ちゃんと遊んであげてほしいと、イライラするママも多いようです。

イライラ解決策

スキンシップを取ることが大切だとはわかっていても、どうやって赤ちゃんと遊べばよいのかわからないパパもいるようです。そんな時は、子どもの成長に合わせた遊び方があることを知ってもらいましょう。おもちゃを持たせて遊んでほしい、絵本の読み聞かせをしてほしいなど、具体的に何をしてほしいか伝えれば理解してもらえます。「パパといっぱいスキンシップを取ったら、パパみたいに賢い子に育つみたいよ」と言っておくと、一生懸命に子どもと遊んでくれるかもしれませんね。

4.悪びれることなく飲み会に行ってしまう

仕事の付き合いで飲み会に行かなければならないときでも、申し訳なさそうにしてくれれば文句はありません。「なるべく早く帰るようにするから」と言ってくれれば、育児に忙しくしている妻に申し訳なく思っていることが伝わるというものです。しかし、「仕事だから仕方ないだろ?」と開き直られたり、あまりにも飲みに行く頻度が多かったりしたらどうでしょうか? 「わたしは育児で忙しくて、自分のことをする暇もないのに……」と、イライラが爆発してしまうかもしれません。

イライラ解決策

嫌味を言えば、夫婦喧嘩になってしまいます。仕事帰りに飲みに行く回数を減らしてほしいときは、「子どもが待っているから、できるだけ早く帰ってきてね」とお願いしましょう。また、ふだんからお風呂係をお願いする方法も効果的かもしれません。

もしお酒好きの夫なら、プライベートの飲み会は月に2回までなど、ルールを決めるとお互いに納得しやすいようです。付き合いもあるので「1回も行かないで」と制限することはなかなか難しいものです。ちなみに、職業によっては接待などで飲むのが仕事に含まれることも。その場合は、仕事の飲み会とプライベートの飲み会を一緒にして怒ってしまわないようにしてくださいね。

いずれにしても、話し合いはシラフの時に行いましょう。飲み会の最中に何度も電話やメールをしても、接待など仕事の飲み会だと対応できないこともあります。帰って来た夫にイライラをストレートにぶつけ、大喧嘩になるパターンもありがちなので、子どものためにもアルコール抜きで話し合える日を改めてもうけましょう。

5.夫が「手伝おうか?」と言ってくれない

パパが仕事で大変なのもわかります。ですが、休日で家にいるときぐらい「手伝おうか?」のひと言はほしいですよね。家事と育児に追われているママの姿を見て見ぬふりして、自分のしたいことにかまけている姿を見ると、怒りがふつふつとこみ上げてくることも。もちろん、実際にパパが家事や育児を手伝ってくれる場合には、二度手間になることが多いかもしれません。ふだんから家事をし慣れていないパパに、過度の期待は禁物です。

イライラ解決策

家事と育児をすることの大変さを理解していないと、「手伝おうか?」とはなかなか言えないものです。ママが1日もしくは半日の休暇を願い出てみてはいかがでしょうか。毎日どれだけ忙しく過ごしているかを体験してもらうことで、自然と手伝ってくれるようになるかもしれません。

また、育児や家事が大変なように、夫も外のお仕事で心身が疲労しています。休日ぐらいゆっくり休みたい、と疲れている相手の気持ちも理解しましょう。

自分たちのご褒美として、有料の家事サービスなどを利用するのもおすすめです。夫も自分が家事を手伝うより、お金を出して専門サービスを活用する方法には賛成してくれるかもしれません。相手がどう考えているのかは話し合ってみないことには分からないので、状況改善につながりそうなことは口に出して言ってみるのがポイントです。

6.夫が言われたこと以上のことはしない

お願いしたことはなんでもしてくれるけど、それ以上のことはしてくれないパパがいるかもしれません。最初は、「手伝ってくれるだけありがたい」と思うかもしれませんが、だんだんと「言われなきゃできないなんて、気遣いが足りないんじゃないの?」とイライラしてしまうのではないでしょうか。

イライラ解決策

家事や育児を手伝ってくれたときは、大袈裟なくらい感謝しましょう。そうすれば、「これを手伝えば妻が喜んでくれる」と印象づけることができます。ふだんから、「これを手伝ってもらえるとすごく助かるの」とアピールしておくと、お願いしなくても手伝ってくれるようになるかもしれません。
男性は基本的に家事、育児に対して、言われた通りのこと以上にしようとはあまり考えない傾向があります。「余計なことを!」と怒られるのが怖いのかもしれませんが、もしプラスαでしてほしいことがあったら、口に出して言い添えてみるのが効果的です。

ダメ元で、「もし時間に余裕があったら○○もお願いできれば嬉しいな。でも他にやることあったら気にしなくて良いから」などと伝えましょう。「言われた通りのことしかやってないじゃない!」、「もう少し頑張れない?」などの言葉や態度はNGです。

7.産後の容姿にケチをつけられる

産後ダイエットがうまく行かず、体型を気にしているのに、「まだ元に戻らないの?」と、無神経なことを言ってくるパパがいるかもしれません。また、家事や育児に忙しくて、身なりに構わなくなってしまっていることを指摘されることもあるでしょう。自分でもなんとかしなくては、と思っているだけに、人から指摘されると一層落ち込んでしまいそうですね。

イライラ解決策

一般的に産後太りは、骨盤が一時的に広がったり、基礎代謝が低下したりすることなどが原因で、出産後に体重が元に戻らないことを言います。骨盤矯正のための運動や、脂肪が燃焼されやすいスロージョギング、家の中でできるヨガなど、隙間時間を上手に見つけて行うようにしてみてはいかがでしょうか。もしも、容姿のことでパートナーがとやかく言ってくるのであれば、「運動してくるから赤ちゃんのお世話、お願いね」と切り返し、ダイエットに協力してもらいましょう。

8.人前で育児をしていることをアピールする

ふだん家にいるときにはほとんど子育てに参加していないのに、実家に帰省したときや友人の前などでは、いかに自分が「良い父親」であるのかを積極的にアピールするパートナーがいます。そんな調子のいい旦那の姿を見て、イライラすることもあるのでは? 人前で格好つけるのはいいけれど、ふだんからちゃんと育児に参加してほしい、と思ってしまいますよね。

イライラ解決策

調子の良すぎる旦那に対して、皮肉や嫌味の一つも言いたくなるかもしれません。ですが、人前だけではなく、ふだんから積極的に育児に参加してほしいなら、育児している最中のパートナーを褒めてみるのはいかがでしょうか? 育児へのモチベーションが上がって、ふだんから積極的に育児をする自覚が芽生えるかもしれません。

9.育児にダメ出しが多すぎる

育児は夫婦二人で行うものですが、育児の仕方や育児方法の指針が異なっている場合、それがイライラの原因になる可能性があります。育児に協力的なパートナーだったとしても、あなたの育児の仕方にダメ出ししてきたり、細かすぎたりすると、うんざりすることもあるでしょう。

イライラ解決策

子育てに関して、どのように育てたいのか、二人で話し合う機会を持つことが大切です。育児にダメ出ししてきたり、細かく口を挟んできたりする夫に対してイライラする場合、パートナーが子どものことを真剣に考えている証拠だと捉えるようにすれば、少しはイライラが収まるのではないでしょうか。

10.子どもの機嫌がいいときしか面倒を見ない

子どもが機嫌のいいときだけ面倒を見て、泣き出すと「お~い、泣いてるぞ!」とバトンタッチしてくるパートナーを情けなく思う方もいらっしゃるでしょう。イクメンを気取りたいなら、子どもが泣いているときにこそ本領を発揮してもらいたいものです。

イライラ解決策

「もう仕方ないわね!」と、泣いている子どもを困っているパートナーの手から引き取っていては、いつまで経っても彼の育児能力は発達しません。「いま手が離せないから、もう少しお願いね!」と突き放してみることもときには必要でしょう。

ぐずる子どもと二人きりにすれば、夫も子育ての大変さを実感し、日頃のママの育児に感謝してくれるかもしれません。普段会う時間が少ない父親と遊んでいる時は、子どももはしゃいで機嫌が良い状態しか見せないことも。子どもの感情には激しい波があることを理解してもらう良い機会かもしれません。

泣いている時のあやし方は父親と母親で違うことがあるので、お互いのなだめ方を見て参考になることも。

育児中に夫にイライラしないためには? 

育児中は、思った以上にストレスが溜まるもの。そのため、怒りの矛先が夫に向かうことも少なくありません。加えて、夫の育児への関わり方そのものが、あなたをイラつかせる原因になることもあるでしょう。育児中にパートナーに対してイライラしないためには、まず話し合いをすること、そして相手が父親として完璧ではないことを受け入れること、最後に子育てを通じて、父親として育てることの3つが解決策になります。

諦めることも1つの解決策

自分の気持ちを正直に伝えることで、イライラが解消されることもありますし、話し合いでは解決しない場合もあるでしょう。そのような場合、夫から急に父親に変身するのは容易ではない、ということを心に留めておくと良いかもしれません。子育てをしながら、夫が父親になれるように訓練するのは、とても大変なことです。この人は頼れないと悟ったら、あまり過剰な期待はせず、諦めることも大切な解決策の1つです。期待しているとどうしてもがっかりしてしまうので、「夫に頼れないから他のサービスをお願いしよう」と考えを切り替えることも大切です。自治体のサポートサービスもチェックしてみて下さい。

女性でも育児や家事が苦手な人が少なくないように、男性も「仕事はバリバリするけど家事や育児には無関心」というケースはよくあります。「家事や育児に協力してくれないけれど、この人にはこんなに良いところがある」と、長所や得意分野を改めてピックアップすれば、自然にイライラがおさまることも。

ストレス解消方法を見つけよう! 

自分のしたいことを我慢して育児に取り組むことで、ストレスを抱えてしまうママが多くいます。毎日は難しいかもしれませんが、たまには自分の好きなことやしたいことをする日を決めて、ストレス発散をすることが大切でしょう。「赤ちゃんのお世話があるから、出掛けるなんて到底無理」と思うなら、大好きな食べ物を食べたり、自分にご褒美をプレゼントしたりするなど、家の中や近所で息抜きできる方法を探しましょう。

たまに出前を取るだけでも食事のしたくが楽になり、イライラしにくくなるのではないでしょうか。

まとめ

育児の大変さを理解してくれない夫にイライラすることは、日常生活の中で起こり得ること。家事と仕事の負担がダブルでのしかかる共働き夫婦の妻は、特にストレスを強く感じやすいことも。二人で力を合わせて育児をすることの大切さを話し合えたら、夫も納得して協力してくれるかもしれません。イライラ解決策をうまく取り入れて、子育て時代を乗り切りましょう。

※この記事は 医療校閲・医師の再監修を経た上で、マイナビウーマン子育て編集部が加筆・修正し掲載しました(2018.06.11)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

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