心理学で紐解く。簡単にポジティブになれる10の方法
恋愛や仕事など、時にはネガティブになってしまう場面もあるもの。そんなとき、簡単にポジティブになれる方法とは? マジシャン&催眠心理療法士の浅田悠介さんが10のコツを紹介します。
「ああ辛いしんどい」
「もう死にたい、消えてなくなりたい」
「はあ、何もかも嫌」
みなさん、これがネガティブですよね。
ネガティブなのはダメだとわかってるんだけど、やめられない。だって世の中って、ちょっとしんどいじゃないですか。ネガティブになるなってほうが難しいですよね。
とはいえ、そんな中でも、なんとかポジティブにいきたいものです。
そう、今回のテーマは「ポジティブになる方法」です。
いきなりポジティブになるのは無理でも、ポジティブになる方法を学ぶことはできると思うんです。ゆるく学んでみませんか?
ひとつでも使えるものがあれば、しめたものですよ。
ネガティブな人の共通点は?
そもそもの話をさせてください。
「ネガティブに考える」とは、どういうことなのでしょうか?
結論からいうと「どうしようもないものについて考えてしまう」ことです。言い切るのは危険ですが、その傾向が強いと考えてくださいませ。
過去や未来について悩む
・将来生活はどうなるだろう
・雨が降ったら最悪だ
・あのとき転職していればよかった
・親の性格が原因かも
・フラれたらどうしよう
他人の心を気にしてしまう
・嫌われている気がする
・何を考えてるんだろう
・どう思われてるんだろう
・怒られたくない
──といった感じです。
ざっくりいえば、そもそも人間の悩みのタネは「過去か未来か他人の心」というテーマで生まれやすいといえます。
そして、これらは「どうしようもないもの」です。
変えられないこと、と言い換えてもいいでしょう。
変えられないことについて悩むと、そりゃもうネガティブになるしかありません。変えられない──良いように変えられない以上、自分を責めるしかなくなりますから。
これがネガティブになりやすい人にみられる傾向です。
つい“本当は存在しないもの”について考えてしまうわけですね。感受性や想像力が豊かだともいえるでしょう。それが空回りしやすい、というイメージです。