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やっぱり人間関係! 職場で感じやすいストレスと対処法

脊尾大雅(社会保険労務士/精神保健福祉士)

藤奈子

職場でストレスを感じ続けることによる変化

過度なストレスを感じ続けることによって、イライラや疲れが増したり、集中力が低下したりなどの心や体の変化があらわれるだけでなく、普段の生活習慣にも悪影響を及ぼす場合があります。以下に述べる生活習慣の変化が見受けられる場合は、要注意です。

お酒の量が増える

これまでに比べてお酒の量が増えた、飲むスピードが早くなっている、飲む頻度が増えているという場合、ストレスが原因であることも。意外と気づきづらいかもしれませんが、お酒を飲む人は日々の自分を意識してみるとよいかもしれません。量だけではなく、飲むペースが早い、飲む頻度が増えたなどもストレスの可能性があります。この状態が続くといわゆる依存の状態になってしまうため、早めの対処が必要です。

睡眠トラブル

なかなか寝つけない、何度も目が覚めてしまうといった睡眠トラブルが見られるようになった場合、ストレスが原因となっていることもあります。睡眠への影響は病気ではなくても起きやすいものなのです。睡眠トラブルによって遅刻が増えたり、ともすれば出勤そのものが困難になったりすることも珍しくありません。勤怠問題は労務管理上も重要テーマですから、会社でも問題となることがあります。ここまで来るとストレスの状態がかなり強くなっており、もっと具体的な対処が必要かもしれません。

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