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付き合って1年はどんな時期? 男性心理・長続きさせる方法を解説

ひろん

付き合ってもうすぐ1年の彼氏がいれば、「彼との結婚は? あり? なし?」と悶々と考えてしまうものではないでしょうか。果たして付き合って1年で結婚は見極められるものなのでしょうか? 今回は「付き合って1年」のカップルの結婚について考えてみたいと思います。

20代後半にもなれば、同級生たちの結婚ブームが到来します。結婚式に招かれ、ハッピーオーラ全開の友人を見れば、「私ももうそろそろ……」と意識する女性も多いはず。

そこに付き合ってもうすぐ1年の彼氏がいれば、「彼との結婚は? あり? なし?」と悶々と考えてしまうものではないでしょうか。

果たして付き合って1年の男性との結婚はどうなのでしょう?

今回は「付き合って1年」のカップルの結婚について考えてみたいと思います。

「付き合って1年」ってどんな時期?

付き合って3カ月程度が「恋は盲目」期間ならば、1年ほど経つと少し関係が落ち着いてきているカップルが多いです。

お互いのことが少しずつわかってきて、恋愛初期のような情熱はないけど、一緒にいると安心する。だけど、もうちょっと「ときめき」があってもいいような……。お泊りの頻度もちょっと減ってきているし、これでいいのかな? なんてことを考えはじめる人が「付き合って1年」ぐらいのカップルには多いです。

マンネリ、倦怠期のカップル多数

付き合って1年も過ぎれば、クリスマスや誕生日などの年間行事はすべて経験済み。デート先も一巡してしまい、「今週末はお家デートでいっか?」なんて安心しているがゆえの手抜きが見えはじめるのもこのころかもしれません。

お付き合い当初はすべてがあんなに楽しかったのに、「あれれ? こんな関係でいいのかな? 最近、ときめいてないけど、これって愛が冷めたってこと?」なんてことを考えてしまう人も大勢います。

恋愛初期には、どんな賢者をも大バカ者にしてしまうパワーがあります。その大バカ者になっているときの多幸感はもはや麻薬です。

しかし、カンフル剤のような熱情はせいぜい3カ月程度しか続きません。相手に対する熱情が徐々に薄れゆく中で、人は冷静さを取り戻します。すると、相手の嫌なところが目につくようになるんです。

参考記事はこちら▼

マンネリカップルの特徴と、マンネリ化しづらいカップルの特徴を解説します。

参考記事はこちら▼

倦怠期を乗り越える方法をひも解きます。

別れを考えるカップルも出る時期

付き合って1年ほどすると、どうしても相手の嫌なところが目につくようになります。

それはお付き合い当初は恋の熱病に罹って、舞い上がっていたからこそ見えなくなっていたものが、徐々に冷静さを取り戻すことによって、露呈することが多いからです。

また、関係性が落ち着いていて安定しているからこそ、お互いに慢心してワガママになってしまったり、怠慢になってしまうことも。何よりも付き合いたてのように一緒に過ごす時間がエキサイティングではなくなります。

「こんなはずじゃなかった!」と別れを検討するカップルが増えはじめる時期が「付き合って1年」なのかもしれません。

▶次のページでは、付き合って1年の男性心理を解説します。

付き合って1年の男性心理とは

上記を基に、付き合って1年がたった彼氏の気持ちをひも解いていきましょう。

(1)あっという間に1年がたち驚いている

特に同棲していないカップルにとって、1年は意外とあっという間。お互いに社会人で会えるのは週末だけ……となると、1年の中でも会える日は意外に少なく、あっという間に感じるのでしょう。

男性は純粋に「もう1年がたったのか!」と驚いているはず。1年という節目をあっという間に迎えてしまい、今後について考えなければと焦っているかもしれません。

(2)結婚・プロポーズを考え始める

それなりに恋愛経験を積んでいる男性は、「誰と付き合っても似たようなものだ(=恋愛初期のときめきは長続きしない)」ということを悟るようになります。そして、1年も一緒にいると、情や愛着も湧いてきます。

だからこそ、恋愛初期の浮ついた恋心ではなく、一緒にいて居心地が良いかどうかや尊敬できるかなど、人間性に着目して、結婚相手を見極めようとするもの。

「結婚にはタイミングが大事」なんてことがよくいわれていますが、お互いに結婚を意識する年齢になっていると、付き合って1年ぐらいで自然と結婚を考えるようにもなります。

そして、結婚を意識している男性は、プロポーズのタイミングを見計らっているものです。

基本的に多くの男性は「負け戦」をしたがりません。彼女にも結婚の意思があって、プロポーズを断られない自信があり、なおかつ自分自身も「そろそろ結婚かな?」と思っているタイミングがうまく重なると、プロポーズをするもの。

付き合って1年記念日はちょどいい区切り。記念日プロポーズなんて素敵な展開があるかもしれません。

(3)同棲を検討し始める

結婚の前に同棲することで、2人の相性を確かめようとする男性もいます。

結婚に向けてのイメージがまだ自分の中で固まっていなかったり、彼女の気持ちが分からずプロポーズをOKしてもらえる自信がなかったりする場合、まずは同棲からと考えるのです。

前述の「負け戦」をしたがらない心理に共通していますね。

(4)一緒にいて落ち着きを感じる

付き合って1年がたつと、彼女は「ドキドキする存在」から「一緒にいて落ち着く存在」になります。これを良いことと捉えるか、悪いことと捉えるかはあなた次第。

元々結婚願望がある男性は、ドキドキする女性よりも落ち着く存在を求めるもの。付き合い始めの熱情が落ち着くのは、決して悪いことではありません。

(5)倦怠期によって気持ちが冷めてくる

「一緒にいて落ち着く存在」が悪い意味に転じると、相手のネガティブな面ばかりが気になるようになります。

その結果、気持ちが冷めてしまうことがあるでしょう。結婚願望がなかったり、まだまだ遊びたいと考えていたりする男性は特に、「一緒にいて落ち着く」=「冷めた」と誤解することがあります。

(6)外への刺激が欲しくなる

付き合って1年の男性は、外への刺激が欲しくなる時期でもあります。彼女と一緒にいると落ち着くけれど、ドキドキするような恋愛がまたしたいと考えてしまうのも男心なのです。

付き合って1年というこの時期を乗り越えられるかで、今後の関係性が大きく変わってくると言えるでしょう。

(7)けんかが増えて悩んでいる

付き合って1年がたち、お互いに本音が言い合えるようになると自然にけんかをすることが増えてきます。

その度にしっかりと話し合いを行い、お互いに納得できているなら問題ありませんが、モヤモヤ感が残っている場合は悩みが蓄積されていくはず。

「彼女とは相性が悪いんじゃないか」と悩んでいる可能性があります。

参考記事はこちら▼

付き合って1年が経つ頃の男性心理を紹介します。

▶次のページでは、付き合って1年のカップルが長続きさせるために心がけることを解説します。

付き合って1年、長続きさせるために心がけること

ここからは、付き合って1年のカップルが関係を長続きさせるために心がけるべきことを紹介していきます。

(1)記念日を大切にする

まず、付き合って1年という節目を大切にお祝いして、思い出に残る日にしましょう。

ちょっといいごはんを食べに行くもよし、テーマパークや旅行へ行くもよし、プレゼント交換をするのもおすすめです。

(2)話し合いの機会を設ける

付き合って1年がたつと、お互いに価値観が違うと感じる点もいくつか自然と出てくるでしょう。

そんな時に、話し合いを怠らないことが大切です。価値観をすり合わせていくことで、長続きするカップルを目指すのです。

(3)マンネリ化しない工夫をする

1年も一緒にいると、良くも悪くも慣れや飽きが出てくるものです。

デート場所がお決まりになってきたり、会う時に着ている服がいつも一緒になってしまったり……。マンネリ化を防ぐためにも、デートの場所や服装、メイクに変化をつけるように工夫してみるのがおすすめです。

参考記事はこちら▼

恋愛ライターの大西みきさんに、マンネリ化する原因と解消法を解説してもらいます。

(4)付き合い始めのラブラブがなくなっても焦らない

付き合って1年がたつと、付き合いたての頃のようにラブラブではなくなっているかもしれません。

しかしそれは自然なこと。付き合いが長くなるうちに最初のドキドキはなくなっていき、安心感に変わっていくのです。

(5)将来に向けた話し合いをする

そろそろ、将来に向けた話し合いを始めてもいい頃かもしれません。結婚願望の有無や同棲の意志など、話し合いをする機会を設けてみましょう。

▶次のページでは、付き合って1年の女性が抱く不安や疑問をQ&A形式で解決していきます。

「付き合って1年」の女性が抱く不安や疑問【Q&A】

繰り返しになりますが、付き合って1年ほど経つと、お互いの気持ちも落ち着いてきて、マンネリ気味になったり、相手の嫌なところが見え隠れするようになります。

そんな時期の乗り越え方についてまとめてみます。

Q.彼氏にマンネリ気味。別れたほうがいい?

マンネリ気味という理由だけで別れていたら、誰とも結婚できませんっ!!

はっきりいいますが、誰と結婚したとしても、5年10年20年と一緒にいたら、いずれマンネリするものです。

マンネリというとネガティブなイメージがありますが、私はそうは思いません。末永く続く結婚生活に欠かせないものといえば「安心感」。安心しているからこそ、マンネリ気味になるというカラクリです。

逆に、一抹の不安があるときには「ときめき」を感じやすいものです。

しかし、結婚生活における不安は、そのうち不満に変貌を遂げてく可能性があります。結婚相手選びで「ときめき」や「刺激」を重要視するのはやめておいたほうがいいでしょう。

Q.いずれ結婚したいので同棲をはじめてもいい?

あくまでも確率論ですが、結婚前に同棲をすると、結婚できないリスクが高くなります。なぜなら、男性が結婚をする意味を見失ってしまいがちだからです。

「別に籍を入れなくてもこのままでいいじゃん?」と、ズルズルと時間ばかりが過ぎ去ってしまい、そのうちときめきも勢いもなくなって、結局別れてしまう……。そんなカップルをたくさん見てきました。

もちろん同棲後に結婚して、うまくいっているカップルもいるので、一概には言えませんが、同棲はせめて婚約後でもいいのではないでしょうか。

Q.彼氏が大好き。付き合って1年で結婚は早い?

まったく早くありません。むしろ既に社会に出て数年経過しているアラサー以上の男性であれば、結婚は2カ月でも決断できます。

「鉄は熱いうちに打て」じゃないですが、結婚をするにはある程度の「勢い」が追い風になってくれるものです。

お付き合い期間が長くなればなるほど、この追い風が弱まってしまうので、結婚したい気持ちがあるのであれば、早めに手を打ちましょう!

Q.早く結婚したい。付き合って1年で見極められるもの?

逆に、1年で見極められない相手とは、なかなか結婚は難しいかもしれません。

30代に突入している女性なら、2カ月で見極めてほしいぐらいです。

そのために、彼とは腹を割って深い話をすることが大事です。楽しいデートもおいしいディナーもいいのですが、一緒に過ごす時間は対話のためにあると思うべき。

深い話をすることでお互いの結婚に対する理想や家族観、価値観のすり合わせができますし、パートナーとしてそぐわないことも早期発見できます。

早く結婚したい女性ほど、嫌われることを恐れず、本音でぶつかりましょう。1年以内に見極められるようにしたほうがいいでしょう。

参考記事はこちら▼

彼氏と結婚したい女性に向けて、プロポーズさせる方法を紹介します。

▶次のページでは、付き合って1年で見極めるべきポイントを解説します。

結婚できる? 「付き合って1年」で見極めたい彼氏のこと

続いては、付き合って1年で見極めたい彼氏のことです。見極めろといったって、どう見極めていいかわからないという女性も多いかもしれません。

付き合って1年の彼氏で注目すべきところ、見極めるコツを紹介します。

「ときめき」を超えたところに残るもの

恋愛初期というのはフワっとしたときめきに翻弄されて、人は判断力を失います。

付き合って1年が過ぎたころ、「ときめきがない」とボヤく女性が急増します。しかしそれを逆にチャンスと捉えましょう。

いずれときめきは消失していくもの、なくなるものを重視しても意味がありません。「ときめき」を超えたところにどんな魅力を感じるのかに注目するのです。

「尊敬」できる相手? 一緒にいて「安心」できる?

ときめきがなくなったとしても残るものは、「尊敬」と「安心」です。

長らく夫婦関係を続けるにはこの「尊敬」と「安心」が欠かせません。

一過性のドキドキやワクワクよりも、その彼を人として尊敬できるか、一緒にいて安心できるかどうかをよく考えたほうがいいでしょう。

その彼と親友になれるかどうか?

結婚をすると、恋人同士という関係を超えて、戦友のようになります。

その彼がどんなにイケメンでも、どんなに好条件だったとしても、人として親友になれないような相手と結婚生活を続けていくのは、なかなか難しいものがあります。

彼と親友になれるか、そんなものさしで測ってみるのもいいでしょう。

店員さんに対する態度は、5年後の妻に対する態度と心得ること

店員さんやタクシーの運転手さんなどにいきなり横柄になる男性がいますが、そういう男性は5年後、今ほどの興味がなくなった妻に同じような態度をとりがちです。

気になる女性に優しくなるのは当たり前なんですよ。だって下心があるんだから。そういう浮ついた下心がなくなったとき、本性が現れるもの。

立場の弱い人に横柄な人は、モラハラ夫になる傾向があるので、要注意です。

参考記事はこちら▼

今の彼と結婚しても大丈夫? 診断で「結婚向きの彼氏度」をチェックしてみましょう。

▶次のページでは、結婚に向けて付き合って1年で心がけたいことを解説します。

結婚に向けて。「付き合って1年」で心掛けたいこと

付き合って1年の彼氏が結婚向きかどうか見極められたところで、そんな彼に女性たちはどういったアクションを取ればいいのでしょうか。

そのあたりのことを解説します。

結婚願望の有無、彼の結婚へのタイミングを確認する

男性にとっての結婚とは「タイミング」が命です。

もちろん一番好きな女性と結婚する男性もいますが、多くの男性は一番タイミングがよかった女性と結婚するんですよ。結婚したいと思ったときに、たまたま付き合っていた女性が選ばれることが、私の相談経験上多いです。

そういうわけで、彼の結婚のタイミングを模索しましょう。「今が結婚じゃない」と感じている男性に長々と時間をかけることがないように!

「結婚したい」と意思表示すること

彼が結婚を考えているかどうかの確認はどうしたらいいでしょうか。

多くの男性は「いつかは結婚する」と考えていますが、切羽詰まっていたり、事情がない限り、何も考えていないことが多いです。

彼女が30歳だったとしても、彼女を気遣ったり、空気を読んで、結婚のことを真面目に考えてくれる男性は稀です。

結婚したいのであれば、自らその意思表示をしたほうがいいです。彼女の気持ちを知って、結婚を意識しはじめる男性も多いものですよ。

あなたの意思表示の反応によって、結婚のタイミングかどうか計ってみましょう。

結婚後の具体的すぎるライフプランは詰めすぎないこと

結婚の意思表示はしたほうがいいとはいえ、やり方を間違ってはいけません。

真面目な女性ほど、「結婚したら、家事分担は〇〇にしたい」とか、「生活費は妻で、家賃は夫で」など、具体的すぎる条件を詰めていこうとしてしまいます。

しかし、デメリットにもなりかねない具体的な条件を詰められると、うんざりしてしまう男性が多いです。

「結婚したら、こんな楽しいことがあるみたいだね〜」と結婚のメリットを中心に伝えることを心がけましょう。

付き合って1年は関係性を見つめ直す絶好の機会

大人の男女にとって「付き合って1年」は、今後の将来を考える絶好の機会です。

自分がどんな人生を歩んでいきたいのか? どんな家族を築きたいのか? その長い人生の中で隣にいてほしい人は彼なのか?

きっと付き合って1年も経てば考えられるはず。

1年記念をお祝いするのもいいですが、1年の節目として、2人でよく話し合う機会を作ってみてはいかがでしょうか。

(ひろん)

※画像はイメージです

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