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ウォーキングで痩せるって本当? 効果的な距離・時間・歩き方を解説

越智恵美/Fizit

ウォーキングでダイエットは可能? その効果や有効な距離、時間、歩き方をインストラクターの越智恵美さんが解説。ウォーキングで痩せることができる部位や、正しい歩き方についてもくわしく説明します。

ダイエットのための運動はしたいけれど、体力に自信がない……。そんなとき、女性でも気軽にはじめられそうなのが「ウォーキング」ですよね。

とはいえ、ウォーキングによるダイエット効果は期待できるの?

また、ダイエットを意識した歩き方とは?今回は、インストラクターの越智恵美さんに、
ウィーキングの効果と正しい歩き方について解説してもらいました。

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目次

ウォーキングによるダイエット効果とは?

歩くことは、具体的にどんな部位のダイエットに有効なの? まずは、ウォーキングがもたらすダイエット効果について見ていきましょう。

ウォーキングが身体にもたらす効果

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ウォーキングの効果は、「脂肪燃焼」「血流改善」「病気の予防」など。下半身の大きな筋肉を使うため、血流がよくなり美肌やむくみ解消、低体温改善なども期待できます。

さらに、ウォーキングは「身体のパーツが痩せる」というよりは「全体的に痩せる場合」が多いです。余分な体脂肪が落ち、継続さえすればスッキリとした体型に近づく効果がありますよ。

また、運動の中でも負荷が軽いのがウォーキングの特徴。継続しやすく、初心者やダイエット挫折者にとってもってこいの運動といえるでしょう。

ウォーキングによって痩せる部位

先ほど、ウォーキングは「全体的に痩せる」と解説しましたが、特にダイエット効果が得られるのは以下の3つの部位。ここでは、その理由を解説します。

(1)脚

下肢を中心に使うので、脚が「痩せる」というよりは筋力がつき、引き締まる効果があります。ランニングのように何度も地面を蹴ることもないですし、自転車のペダルのように踏みこむようなこともしないので、筋肉が肥大化することもありませんよ。

(2)腹部

ウォーキングは、体内に取り込んだ酸素を使って糖質や脂肪を燃焼させ、エネルギーを生み出す「有酸素運動」。この有酸素運動では、体脂肪が燃えていきます。

したがって、ウォーキングを続けると、内臓脂肪や皮下脂肪を燃やす効果が。個人差がありますが、おなかまわりの脂肪太りが気になる方は、ウォーキングを定期的な運動として取り入れると、脂肪が落ちてスッキリとするでしょう。

またウエストまわりを意識した軽い筋トレを行ってからウォーキングをした場合、相乗効果が高まります。

(3)背中(肩甲骨まわり)

荷物などを持たず、腕ふりを意識してウォーキングを続けた場合は、背中・肩甲骨まわりのダイエット効果が期待できます。もちろん、急に痩せるわけではないですが、意識的に腕ふりをしっかり続けることが大切。

ウォーキングのウォームアップに腕や体側のストレッチを組み合わせると、効果はさらに高まるでしょう。

次ページ:ランニングとウォーキングの違いって?

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