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ウォーキングで痩せるって本当? 効果的な距離・時間・歩き方を解説

越智恵美/Fizit

ウォーキング前後の食事の注意点

短期間の継続では、ウォーキング効果は期待できないということ。ウォーキングを日々のルーティンとし、気長に行うことが重要だとわかりました。

とことんやるからには、はじめに正しい知識をつけて、万全の状態で取り組みたいですよね。そこで、次は「ウォーキング前の準備」について、食事の観点から学んでいきましょう。

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身体はすべて栄養からできています。食べたものがあなたの体を作るので、栄養について軽視してはいけません。そして、ウォーキング効果を高めるためにも、食事はキーとなります。食事に気を遣えばウォーキング効果を高めることが可能に。

ダイエット目的の場合、一日の食事量の割合を朝:昼:夜=3:2:1、水分は1.5~2リットル(体型に応じて)をとることを基本的に守った上で、下記の注意点を押さえていきましょう。

食事の注意点1:減量目的ならば食前に

減量目的なのであれば、空腹時に有酸素運動をすることで、かなり脂肪燃焼率が高まります。したがって、ウォーキングは食前にするとダイエット効果が期待できます。

また、ウォーキング後は30分以上空けてから食事をしましょう。“すぐに食べるとすぐに身につく”ので要注意! 食事までは少し時間をおきつつ、水分補給はこまめにしましょう。なお、食材は野菜・海藻・魚・肉・ご飯など、タンパク質やビタミン・ミネラルなど栄養バランスのとれた食事にしましょう。

脂肪燃焼、疲労回復、筋力アップ、新陳代謝どれを高めるにも「栄養バランス」が大いに重要となります。

食事の注意点2:朝食抜きはNG!

運動をはじめた人が朝食をとらないでいると、疲労回復やダメージ修復が遅れて、せっかくつけている筋力が低下し、上がった代謝が下がります。朝食を抜くことは、運動をしている人にとっては大損なのです。

お味噌汁とご飯、魚などの朝食が理想ですが、朝固形物を食べるのが難しい場合は、スムージーやスープなど軽いものを食べるといいでしょう。

食事の注意点3:ウォーキング前は血糖値を抑える食事を意識

血糖値が下がると、脂肪は燃焼されます。したがって、ウォーキングをする際は事前に血糖値を下げておくことで脂肪燃焼効果を高めることができます。ゆえに、血糖値が急に上がる食品とゆっくり上がる食品を知っておくことが大切です。

参考までに、以下の食品を覚えておいてください。

・血糖値が急に上がる食品
⇒砂糖などの生成された甘味、はちみつ、フルーツ、食パン、清涼飲料水、ケーキ、スナック菓子、白米など

・血糖値がゆっくり上がる食品
⇒豆類、そば、さつまいも、雑穀、緑黄色野菜、きのこ類、海藻類(食物繊維の豊富なもの)

ウォーキング前は「血糖値がゆっくり上がる食品」を意識して摂取しましょう。

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