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【日曜日の朝ヨガ】ゴールデンウィークは「体側を伸ばすポーズ」で“元気スイッチ”をオン!

村上華子(ヨガインストラクター)

恋に仕事に大忙し。がんばる自分も好きだけれど、休日くらいはお家でリラックスする時間を作りたい。そんな働く女性に向けて、ヨガインストラクターの村上華子さんが「日曜日の朝にオススメのヨガ」をお届け。約5000年前の古代インドから継承されてきたヨガのパワーで心と体をリフレッシュさせて! ※毎週日曜日7:00配信予定

いよいよ5月に入りました。自然界の植物が本来持っている生命力を最大限に発揮しながら木々を芽吹かさせる、瑞々しい新緑の季節が到来です。私たち人間も自然界の生き物のひとつ。きっかけを作ってあげれば体が躍動的に機能しはじめます。そこで、長期休暇がスタートしたこの機会に“元気スイッチ”をオン! 連載5回目は、に元気をみなぎらせる「体側を伸ばすポーズ(ウッティタ・パール・シュバコナ・アーサナ)」をご紹介します。

 

大きな伸びで全身の血流を促進する「体側を伸ばすポーズ」

「ウッティタ(伸ばされた)」、「パールシュヴァ(横腹)」、「コナ(角度をつける)」という意味を持つこのポーズは、足の外側から腰、脇、ウエスト、二の腕、指先まで、ひとつながりの大きな伸びを感じることで、全身の血流が促進されます。また、単純な前後運動が多い日常生活の中で、体側を伸ばすという新鮮な刺激は、心と体に爽快感をもたらします。では、さっそくポーズの手順を見ていきましょう。

「体側を伸ばすポーズ」手順

(1)足を大きく開く。左のつま先は外側、右のつま先は正面からやや内側。

(2)息を吐きながら左のひざを曲げ、軽く下腹を締めて腰を落とす。左手はひざの上に。

(3)右手を背中側にまわし、左足のつけ根を後方に引きながら背骨を伸ばす。

(4)右手を足のつけ根から離し、息を吸いながら頭の先に。

(5)視線は伸ばした指先の方向へ。(3呼吸キープ)

(6)足を入れ替えて、反対側も同様に行う。

※ポーズの注意点

・前足(曲げた足)の足首の上にひざが来るように足幅を調節。

・両足でしっかり床を踏み、コア(体幹)を意識。肩・首はくつろがせる。

・うしろ足のかかとから伸ばした腕の指先まで、端から端までしっかりと伸ばす。

本日のレッスンまとめ

“心と体は影響しあう”というヨガの考えでは、普段あまり使わない体側を伸ばすことで、側面からの思考を活発にさせるという効果もあります。ダイナミックなストレッチ効果と深まる呼吸とともに、元気に連休を楽しんでくださいね!

(監修・文:村上華子、撮影:masaco)

※次回は5月8日(日)7:00更新予定。お楽しみに!

※この記事は2016年05月01日に公開されたものです

村上華子(ヨガインストラクター) (ヨガインストラクター)

ヨガインストラクター、薬膳フードデザイナー。綿本彰氏のもとでヨガを学ぶ。2008年、ヨガ仲間と銀座に「HASYOGA」を立ち上げる。現在は、伝統的なヨガのクラスに加えて、身近な食材で作る、薬膳講座なども開催している。

インスタグラム:https://www.instagram.com/tokimusubian/

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