女性におすすめのヨガポーズとは? ホルモンバランスを整える「橋のポーズ」
恋に仕事に大忙し。がんばる自分も好きだけれど、休日くらいはお家でリラックスする時間を作りたい。そんな働く女性に向けて、ヨガインストラクターの村上華子さんが「日曜日の朝にオススメのヨガ」をお届け。約5000年前の古代インドから継承されてきたヨガのパワーで心と体をリフレッシュさせて! ※毎週日曜日7:00配信予定
今週も一週間お疲れさまでした! さて、仕事にプライベートに、忙しい毎日を過ごす現代女性のみなさま。本当は疲れているのに感情を抑圧したり、周囲の期待に応えようとついつい無理を重ねたり。最近の出来事を振り返ってみて、「自分の内側が発する声を無視し続けてしまった……」なんてことはありませんか? 長い期間、女性ホルモンという波に揺らぐ私たちの体は、環境の変化やストレスによる影響を受けやすいもの。特に女性特有のトラブルにお悩みの方は、忙しいときこそひと息ついて、ヨガでスローダウンする習慣を作りましょう。連載第4回目は、自律神経に働きかけることで女性ホルモンのバランスを整える「橋のポーズ」をご紹介します。
“ホルモン分泌の司令塔”に働きかける「橋のポーズ」とは?
背骨を反らせたりゆるめたり、呼吸とともに緩急を作る動きは“ホルモン分泌の司令塔”自律神経のバランスを整えます。また、腰を高く持ち上げる姿勢は、下半身に溜まった血液を頭部に流すのでリラックス効果を促進。呼吸に意識をフォーカスすることで、ザワザワした思考をリセットします。心地よい呼吸に導かれながら、なめらかに体を動かすことで、自然とこわばった心と体がゆるみ、女性本来が持つ「たおやかな魅力」を底上げしてくれますよ。
■「橋のポーズ」手順
(1)仰向けになり、かかとをお尻に近づけ、足は腰幅に開く。
(2)息を吸いながら足で床を踏み、腰を高く持ち上げる。
(3)息を吐きながらはじめの姿勢に戻る。(1)~(2)を5セット繰り返す。
(4)最後のセットでは腰を上げたまま、気持ちよくバンザイ。全身を長く伸ばす。
※ポーズの注意点
・軽くあごを引き、首はリラックス。うなじをスッキリと伸ばす。
・呼吸に合わせ、腹筋を働かせながら反動をつけないように、上体を上げ下げする。
・腰を持ち上げるときは足の親指を床に押しつけ、膝が開かないように注意。
本日のレッスンまとめ
不安がなければ目を閉じてポーズを行っても◎! より感受性を高め、セラピー効果もアップします。健やかな毎日がやってくれば、笑顔もさらに輝きますよね。キレイをサポートする「橋のポーズ」で、自分らしいハッピースパイラルを巻き起こしましょう♪
(監修・文:村上華子、撮影:masaco)
※次回は、5月1日(日)7:00更新予定。お楽しみに!
連載「村上華子の日曜日の朝ヨガ」バックナンバー
vol.1:気分を上向きにする「押し上げのポーズ」
vol.2:緊張をほぐす「腹式呼吸と猫のポーズ」
vol.3:質のいいお昼寝をうながす「やさしい逆転のポーズ」
※この記事は2016年04月24日に公開されたものです