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【医師が解説】「恋愛すると女性ホルモンが出る」が嘘な理由

宋美玄(産婦人科医・医学博士)

恋愛で肌つやが良くなったりやせたりするのはなぜ?

恋愛をすると肌につやが出たり、人によっては体形が変化したりすることもあります。さまざまな原因が考えられますが、おもに以下のようなことが影響しているかもしれません。

(1)心理的な影響

恋愛をすると、相手に良く思われたいという心理的な影響が働くことにより、身なりに気をつかうようになったり、ボディメイクしたりといった、ポジティブな行動をとるようになることがあります。

これが結果的に、見た目にも良い影響を与えている可能性があります。「好きな相手に会いたい」という目的が生じることで、生活に張り合いが出るといったことなども関係してくるでしょう。

(2)脳内ホルモンの影響

そのほかには、さきほど紹介した脳内ホルモンの影響もあるかもしれません。恋愛すると分泌されるといわれるドーパミンには、血流を良くする作用があるとされており、その影響で体のすみずみまで栄養や酸素が行き渡り、肌や髪の色つやが良くなることが考えられます。

同様に分泌されるとされるPEAという脳内ホルモンには、食欲を抑制する効果があるといわれています。恋愛したら相手のことで胸がいっぱいになって、ついつい摂りすぎていた食事量も控えめになり、いつしか適正な体重に……なんてことがあれば、それはPEAの作用かもしれません。

「恋愛をするときれいになる」というのは、これらのことが影響していると考えられます。

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