セックスが原因で「膀胱炎」になるって本当? その理由と予防法
セックスによって膀胱炎にならないための予防法
セックスの後、膀胱炎になる可能性を高めないためには、以下のようなことに気を付けておくとよいでしょう。
(1)手を清潔にする
新型コロナウイルス感染症の流行でも大きく取り上げられたように、手には多くの雑菌やウイルスが付着しています。それらの細菌がパートナーの手から移り、膀胱炎のきっかけになることもあります。一見きれいに見えても、油断は禁物です。とくに男性はセックスの前に、まずはしっかり手を洗い、事前に爪も切っておきましょう。
なお、手をアルコール消毒した場合、性器に触れるのは、アルコールがきちんと乾いて(揮発して)からにしてください。アルコールが残っていると刺激になり、性器がヒリヒリすることがあります。
(2)シャワーを浴びてデリケートゾーンを清潔にする
セックスの前後にはシャワーを浴びて、体、とくにデリケートゾーンを清潔にすることで、さらに雑菌の繁殖を防ぐことができます。気持ちもさっぱりするのでおすすめです。2人で体をきれいにしてからセックスをすることで、膀胱炎以外の感染症予防にもつながります。
(3)セックスの後に排尿をする
尿道や膀胱に細菌が侵入しても、多くの場合はおしっことともに排出されます。セックスをした後は排尿をして、付着した雑菌を流しておきましょう。