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セックスの時に濡れないのは体質?  5つの理由と解決法

宋美玄(産婦人科医・医学博士)

セックスの時に濡れにくいという悩みを持っていませんか? そのせいで性交痛を感じる人も多いそう。濡れない理由は一体何なのでしょうか。産婦人科医・医学博士の宋美玄先生に原因と解決法について伺ってみました。

セックスの時に濡れないことで悩んでいる人は、意外に少なくありません。感じているはずなのに濡れなかったり、自分でする時は濡れるのにセックスになると濡れなかったりという人も。

調査によると、約1割の女性がセックスの時「濡れない」「濡れにくい」ことに悩んでいます[*1]。濡れないのは体質なのでしょうか? それとも感じていないからなのでしょうか?

宋美玄(産婦人科医・医学博士)

大阪大学医学部医学科卒業。丸の内の森レディースクリニックの院長として周産期医療、女性医療に従事する傍ら、テレビ、書籍、雑誌などで情報発信を行う。

主な著書に、ベストセラーとなった『女医が教える本当に気持ちいいセックス』がある。

一般社団法人ウィメンズヘルスリテラシー協会代表理事

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そもそも「濡れる」とは

まずは「濡れる」という状態について知っておきましょう。

濡れるというのは、女性におこる性反応の一種です。セックスや裸体に関する映像、画像を見たり、うなじや乳房、耳などの性感帯を愛撫されたりといった性的な刺激を受けると、体には性反応と呼ばれる変化が現われます。

全身では皮膚の紅潮、発汗、心拍数の増加などが生じるほか、性器周辺では血流が増加して、クリトリスや小陰唇がふっくらし、腟粘膜から体液(潤滑液)が分泌されていきます。この潤滑液が腟内に満たされることで「濡れる」という状態になります。

潤滑液はペニスをスムーズに受け入れ、セックスの摩擦を軽減することを目的に分泌される体液です。男性器の勃起がセックス(生殖)のためにおこるのと同様、女性の潤滑液もセックスのために分泌されます。

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