セックスが原因で「膀胱炎」になるって本当? その理由と予防法
セックスが原因で膀胱炎になるって本当?
セックスは、女性が膀胱炎を発症しやすくする原因のひとつとされています。なぜならセックスによって、女性の尿道から細菌が入り込むリスクが高まることがあるからです。
最初にもお話ししたように、女性の尿道口は腟や性感帯であるクリトリスなどに近い位置にあります。セックスではその周辺に触れることが多いため、尿道口の周囲に大腸菌などの細菌がつきやすくなります。さらに尿道口周囲の粘膜がこすれて小さな傷がつき、そこから細菌などが入り込むこともあります。
こうしたことから、セックスの後の尿道口周辺は、細菌が繁殖しやすい状態になっており、膀胱炎を起こす可能性が高くなっています。