運命数の計算方法 #カバラ数秘術占い
数秘術とは自分の生年月日(誕生日)などから「運命数」を出し、占うもの。占術家の伊藤マーリンさんに、カバラ数秘術とは何か、運命数はどうやって計算したらいいのか、相性のいい運命数について詳しく教えてもらいました。
数秘術は西洋占星術(12星座占い)や九星気学と同じく、生年月日を主に使う占術です。
個人の生年月日を計算式に当てはめて特定の数字を導き出し、そこから性格・才能・潜在能力・運命・運勢・人生のテーマなどを知ることができます。また、数秘術では相性を占うこともできます。
数秘術で開運のヒントをつかみ、より良い人生を送るために活用しましょう。
今回は、占うために必要な「運命数」の出し方について解説します。
数秘術・運命数とは
数秘術で占いをするためには、自分や占う相手の運命数を知る必要があります。
運命数とは一体なんなのでしょうか。
Check!
運命数(ソウルナンバー)とは
数秘術の運命数は、誕生数やソウルナンバー・ライフパスナンバーとも呼ばれています。
運命数は個人の生年月日を計算式に当てはめて導き出すことができ、カバラ数秘術では1、2、3、4、5、6、7、8、9、11、22、33の12種類を使います。
運命数を導き出すことによって、その人の性格や考え方の傾向、資質・才能・潜在能力・運命・人生のテーマなど、さまざまなことが分かります。
運命数11・22・33はマスターナンバー
運命数の計算過程で「11」「22」「33」など、ぞろ目の数字が表れることがあります。これはマスターナンバーと呼ばれる特別な数字です。
また、マスターナンバーは強いエネルギーを持っているため、マスターナンバーの持ち主は強運だと言われています。
出し方は? 運命数の計算方法
カバラ数秘術の運命数は生年月日の数字と名前のアルファベットから計算します。
今回は、生年月日からの出し方を解説します。
生年月日(誕生日)からの運命数の出し方
(1)生年月日の各数字を足し算する
運命数を出したい人の「生年月日」を調べます。そして、「生まれた年」「生まれた月」「生まれた日」の各数字を足していきます。「生年月日」には西暦を使いましょう。
例えば、1993年5月10日生まれの人の場合【1+9+9+3+5+1+0=28】となります。
(2)数字が一桁になるまで繰り返す(単数換算)
この計算を数字が一桁になるまで繰り返します。これを単数変換と呼びます。
上記の例で、28は2桁の数字なので、単数変換をすると【2+8=10】になります。10は二桁なので、さらに単数変換をすると【1+0=1】。そのため、運命数は「1」になります。
(3)単数換算の途中で「11・22・33」が出たら計算を止める
ただし、単数変換の途中でマスターナンバー(11・22・33)が出てきたら計算を止めて、そのまま数字を残します。
例えば、1989年3月17日生まれの人の場合【1+9+8+9+3+1+7=38】になります。38 は二桁の数字なので、さらに単数変換をすると【3+8=11】となります。
11は二桁の数字ですが、マスターナンバーなので単数変換をしません。そのため、運命数は「11」となります。
運命数の計算例
上記の説明だけでは分かりづらいかもしれないので、3つほど計算例を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
(1)1993年5月10日生まれの人の場合
1+9+9+3+5+1+0=28
2+8=10
1+0=1……運命数1
(2)1989年3月17日生まれの人の場合
1+9+8+9+3+1+7=38
3+8=11……運命数11
(3)1992年10月29日生まれの人の場合
1+9+9+2+1+0+2+9=33……運命数33
名前を使った運命数の出し方
次に紹介するのは、あなたの名前使った運命数の出し方です。
まずは、ご自身の名前をアルファベットに変換してください。これをカバラ数秘術で用いる、数字に置き換え名字や名前ごとに総数を求めましょう。
数字の置き換えは以下の通りです。
1:A、I、Q、J、Y
2:B、K、R
3:C、G、L、S
4:D、M、T
5:E、H、N
6:U、V、W、X
7:O、Z
8:F、P
「鈴木恵子」さんの場合、SUZUKIが「3+6+7+6+2+1=25」、KEIKOが「2+5+1+2+7=17」となります。
さらにそれぞれの総数を足したら、1桁になるまで1桁ずつ足していきます。
この場合、名字と名前の総数が「42」になるので「4+2=6」となり、「6」が運命数です。
この段階で2桁であればさらに、足して一桁の数字を導き出します。
ただし、途中で「11」か「22」が出た場合は、これが運命数です。