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働く女性が「生理中の服装選び」で気をつけていること

唐沢未夢(ライター)

女性にとって、しんどく感じることの多い生理の日。ついイライラしてしまったりなど、いつも通りに過ごすのが難しくなりますよね。

生理の日を少しでも快適に過ごせるように、服装に気をつかう人はどのぐらいいるのでしょうか。今回は生理の日の服装について聞いてみました。

Q.あなたは生理期間中、スカートやボトムスなど服装を選ぶ際に気をつかいますか?

・はい:70.2%
・いいえ:29.8%

※有効回答数439人

アンケートでは、約7割にのぼる女性が、生理中の服装に気をつかうと答えました。では実際に、どんな服装で生理期間中を過ごしているのでしょうか。具体的に見ていきましょう。

紺や黒系の暗めの服

・「パンツスタイルにして、漏れたら困るので紺や黒など黒っぽい色を選択し、お腹が痛く苦しくならないよう余裕のあるものにする」(39歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)

・「漏れても目立たないよう黒めの服を着ている」(25歳/金融・証券/秘書・アシスタント職)

量の多い日はこまめにナプキンを取り替えたいですが、仕事が忙しいと難しい場合も。またナプキンがずれてしまうこともあるでしょう。万が一経血が漏れてしまっても目立たないよう、暗めの服装を選んでいるようです。

パンツやレギンスを着用

・「ナプキンがずれないよう、スースーしないよう、ピタッとしたパンツを履いている。スカートなどのときは、タイツやレギンスを一緒に履いている」(35歳/小売店/販売職・サービス系)

・「とにかく冷やさないように、スカートよりもパンツを履くようにしている。また、漏れが心配なので、濃い色のボトムスを履いたり、万が一に備えて、お尻が隠れる長さのカーディガンなどのはおりものを持ち歩く」(32歳/自動車関連/秘書・アシスタント職)

暗めのカラーを選ぶという意見と同率で出たのは、パンツスタイルという声。ナプキンがずれないようにぴったりとしたものを選ぶ、レギンスを履くなど、さまざまな意見があがりました。体を冷やさないという意味でも、パンツを選んでいるようです。

着脱が簡単なスカート

・「漏れがこわいので量の多い日は黒のスカート。お手洗いへポーチを持って行きにくい現場での仕事の日は、大きめのポケットがあるスカートに直接ナプキンを入れる」(26歳/不動産/その他)

・「量が多く常に夜用の大きいナプキンを付けるので、漏れやナプキンの形が気になり、ふわりとしたスカートしか履けない」(31歳/運輸・倉庫/事務系専門職)

生理中はパンツで過ごすという意見がある一方で、スカート派だという声も。パンツのラインが気になってしまったり、ゆったりと過ごしやすいのはスカートという意見もあがっていました。

締めつけが少ない、ゆるめの服

・「生理中はゆるめのパンツで、腹部を圧迫しないようにしている」(37歳/建設・土木/事務系専門職)

・「漏れが心配なので濃い色のボトムス。ストレス要因を減らしたいので、締めつけがないゆったりした服装」(33歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)

人によっては、生理中はお腹の痛みを一番に感じる人もいるでしょう。お腹を締めつけない洋服を選ぶという声もありました。

普段通りの服装

・「できるだけストレスを半減できるよう、普段と同じような服装にしている。下着・ナプキン・タンポンをうまく活用して気にならないようにしている」(38歳/食品・飲料/営業職)

・「生理だからという理由で、服装を変えるとかえって気が滅入るので、いつもと変えていない」(28歳/運輸・倉庫/事務系専門職)

生理中だからといって、いつものスタイルを変えないという意見もチラホラ。普段通りのおしゃれを楽しむのも大事なことだと考えている人もいるようです。

まとめ

今回の調査では、生理期間中に意識して服を変えるという意見が、約7割集まりました。そのなかでも多くの人に共通していたのは、黒や紺などの暗めの色を選んで、万が一の漏れの不安に備えているよう。そのほか人それぞれパンツやスカート、ゆるめのスタイルなどを選んでいるようです。

(唐沢未夢)

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2019年3月10
調査人数:448人(22歳~39歳までの働く女性)

※この記事は2020年04月28日に公開されたものです

唐沢未夢(ライター)

地方在住の兼業ライター。なぜかダメンズばかり好きになる日々を送る。痩せたら美人と言い張りながらダイエットに励み、はや10年。いい加減肉を取りたい。

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