40代の結婚は難しい? 未婚割合と結婚する方法
40代男女が結婚を成功させる方法
さて、では本題です。40代の男女が婚活をして、結婚を成功させるにはどうしたらいいのでしょうか。
(1)自分と自分の相場を知ること
婚活というと「どんな相手と結婚ができるのか?」といった具合で、相手にフォーカスしてしまいがちですが、最も大切なことは「自分」を知ることです。
世間体のいい相手が自分にとって相性のいい相手とは限りませんよね。
未熟だった20代の頃に憧れていた人が本当にいい相手とも限りません。
また、自身の立ち位置(=相場)を知ることも、苦しい婚活をしないためにも必要なことです。
元レースクイーン(45歳)の難航した婚活
実際にあった話をすると……。
45歳、元レースクイーンの美魔女。現在は派遣社員としてディーラーの受付スタッフという女性の話です。
彼女は「年下希望。年収は1500万ぐらいあればよくて、話が面白くて楽しませてくれる人がいい。働きたくないから、専業主婦希望」と条件を提示していました。
そりゃ無理でしょう? と、まともな既婚者はみんな思いますって。
でも、現実が見えていないと、この手の希望を本気で言ってしまう女性がいるんだよねぇ(遠い目)。
「私、実年齢は45だけど、肌年齢は20代でも通用すると思う!」と豪語しておりましたが……、案の定うまくいきませんでした。
自分の相場を度外視して、無茶な高望みをしても、なかなか厳しいものがあります。
結婚は「ふさわしい相手」としか結ばれない
上記は極端な例だとしても、20代30代の頃の恋愛や、2ランク上の相手と付き合った不倫の味を忘れられずに、無意識のうちに高い要求をしてしまう人もいます。
結局のところ、結婚は「ふさわしい相手」としか結ばれないし、たとえ結婚に漕ぎつけたとしてもうまくいかないものです。
自分にとってふさわしい相手とはどんな相手なのか、自分を見つめ直すと同時によく考えてみてもいいでしょう。
(2)きっかけづくりは自分からする!
これは若い人にもいえることですが、受け身の男女はなかなかご縁に恵まれません。
巷では草食男子や絶食男子が増えているといわれております。男も女も受け身だったら、永遠にすれ違うだけじゃないですか!?
だから、自分から声をかけられる人が強いんですよね。
気になる異性がいたら、気軽に声をかけてみればいい。「金曜日、飲みに行かない?」とでも軽くサラリと。2人で飲みに行ける相手なら、可能性はあります。
可能性のタネを撒いておくぐらいの軽い気持ちで、ちょっとでも気になる人がいたら、きっかけづくりは自分からする! と覚悟を決めましょう。
(3)婚活と並行して、「好きなこと」を探す
「婚活=趣味」ぐらいの勢いで婚活ばかりに夢中になっていると、行き詰まってしまいます。だから、婚活とは関係なく(でも異性にも出会えそうな)趣味を探してみましょう。
実際に結婚したカップルの話をすると……、アマチュアオーケストラで出会って、年下男性と結婚した友人もいますし、盆栽サークルや神社めぐりサークルでご縁があったケースもあります。
出会いって本当にどこに転がっているかわかりません。
だから、婚活ばかりに囚われず(かといって婚活の手も緩めず)、「好きなこと」を模索してみてもいいでしょう。
「好きなこと」がある人って、そもそも魅力的ですしね。
(4)結婚してもしなくても幸せになれる自分でいること
結婚したいのに結婚できないとき、「結婚できない=不幸」という呪いにかかってしまう人がいます。しかし、その呪いは百害あって一利なし。
なぜなら、そういう負のオーラって、言葉の端々や雰囲気にどうしても表れてしまうものだから。異性はその呪いのオーラを本能で嗅ぎわけますよ。
いい相手に出会いたいのなら、負のオーラではなく、明るい人間でいることが大事です。
ちなみに、2回ほど結婚している私。結婚して不幸になったこともあるので、「結婚=幸せ」だとは思っていません(遠い目)。
精神的にも経済的にも自立していて一人でも楽しく生きていける大人の男女に、まともな人は安心感を覚えるものです。