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気付いて! 40代で結婚するために必要なこと

石川未樹

おぜきめぐみ

仕事や趣味に熱中していて、いつの間にか気が付けば40代。まわりを見渡すと、同年代の友人は結婚して子どもがいる人ばかりで、結婚していないのは私だけ!? なんて焦りを感じる女性も少なくないのではないでしょうか。そこで、40代で結婚するために必要なことについて、婚活アドバイザーの石川未樹さんにお伺いしました。

結婚はありえる? 40代婚活女性の実態

まずは、40代婚活女性の実態についてです。AさんとBさんというタイプのちがう2人を例に解説します。

仕事でキャリアを積んできたAさんの場合

完璧であることを目指したAさん

彼女はバリバリ仕事をこなす大変有能な女性。さらに表情、しぐさ、立ち振る舞いにも品性を感じさせる魅力があります。完璧であることを目指してきた彼女は、決して他人に弱みを見せない雰囲気も。男性視点でみると、声をかける隙がないと感じさせるオーラがあったかもしれません。何人かとお付き合いはしたものの結婚には至らない状況で、気が付くと40代となり5歳年下の少々頼りないと感じていた彼とお付き合いしている状況でした。

結婚には「居心地の良さ」が大切

ある日、その彼から「本当にAさんはがんばり屋さんだよね。そんなところがとても魅力的だけど、僕の前ではそんなにがんばらなくていいよ」という言葉をもらったそうです。これまでの自分を振り返り、同時に肩の力が抜けたAさん。この人といると自分が自分らしくいられると感じたそうです。「自然体でいられることは居心地がいいものなのだな」という、これまでにない感情が生まれ、彼との結婚を決意しました。結婚とはお互い不完全であることを受け入れ、その上でお互いが特別なかけがえのない存在になるということ。ですから、相手との関係性で「居心地がいい」ことも結婚する上でとても大切なのです。

白馬に乗った王子様を追い続けるBさんの場合

ハンター的婚活の果てに婚活疲れ

理想の男性を追い求め、白馬の王子様を探し続けることにも疲れてしまったBさん。ターゲットは一流大学卒業、一流企業勤務で年収1000万円以上、身長175㎝以上、二重まぶたのイケメン、次男で同居不可……。このような高い条件に絞ったハンター的婚活を続けていれば、婚活疲れは免れません。素敵な王子様のハートを射止めるためだけの婚活の行く末は……。想像がつきますよね。よく“恋愛の対象となる人”と、“結婚したいと思う人”はちがう、という話があります。恋愛も結婚も「この女性は魅力的だな。また会いたいな」までのスタートは一緒。そこからデートを重ね、「ずっと一緒にいたい。離れがたいな」と感じさせることができれば、恋愛だけでは終わらないストーリーがはじまります。男性にとってその女性との未来が描けるかどうかは、あなたが彼にとって大切でかけがえのない存在になっていくことができるかどうか。誰かを大切にできる人は自分も大事にしているものです。

結婚相手の条件は変わる

結婚相手に求めるものは人生を重ねるうちに変わることもあります。年齢を重ねることで、転職やお互いの家族の状況が変わり、生活スタイルが一変することもあるでしょう。自分ではどうすることもできない事象も起こるかもしれません。だからこそ、こんなはずではなかったと後悔しないために、結婚にはさまざまな将来を見越した相手を選ぶという覚悟が必要。「この人と一緒であればがんばれるな」と確信したら、前進あるのみ! 大切なのは結婚をゴールに設定しないこと。結婚は2人の生活のスタートです。仕事もプライベートも手を抜かず、自分の幸せに対して真面目で欲張りなアラフォー女性たち。時間は有限であることを忘れずに。しかし、自分にとって幸せな結婚をあきらめないことも重要です。固定観念を捨てて、柔軟な気持ちでいれば自ずと表情や行動にもそれが表れて、幸せな出会いがやってきます。

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