お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

怒りを抑える方法とは。怒りが抑えられない人の特徴とイライラへの対処法

高見綾(心理カウンセラー)

イライラして怒りが抑えられない人の特徴・心理

1. 心のゆとりがない

精神的なゆとりがない状態では、人は怒りやすくなります。

ゆとりがあるときはなんとも思わないようなことでも、忙しくて切羽詰まっているときは些細なことでも気になるものです。

睡眠不足や不健康な食生活を送っているときも同様に怒りっぽくなりますので、まず心にゆとりを持つことが大切です。

2. マイルールが多い

正義感が強かったり、「こうすべきだ」というマイルールが多かったりする人は、まわりの人がそのルールに反した言動をしたときに怒りの感情を持ちやすくなります。

こだわりが強いぶんだけ、イライラポイントが多くなります。

3. 自分が正しいと思っている

本来はお互いの価値観を尊重すべきところですが、基本的に自分が正しいと思っている人は、他人にも自分の価値観を当てはめようとします。

したがって、他人が自分の価値観にそぐわない行動をしたときに「あの人はまちがっている」と判断し、相手を自分が都合のいいように変えようとします

ところが他人はそう簡単には変わらないので、不満が生まれやすくなります。

4. まわりからの評価を気にする

気が小さくまわりからの評価を気にしている人も、怒りやすくなります。

自分が受け入れられているかを気にしているので、ちょっとでも否定的な意見を言われたりすると、カッとなって反論します。

5. 自分の気持ちをうまく表現できない

怒りをため込んで長く引きずってしまう人は、自分の気持ちをうまく表現できない人です。

そういった人は、「怒ってはいけない」と思い込んでいることも多く、日頃から不満を溜めがちです。

うまく伝えられないことで、「わかってもらえない怒り」がずっと心に残ってしまう傾向があります

次ページ:怒りをコントロールする技術・対処法とは

SHARE