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こんな自分、もうイヤ。自分の性格を変えるための3つの方法

平井妙子

三浦一紀

【番外編】彼氏の性格を変える方法はある?

自分の性格を変える方法はわかりましたが、身近な人、例えば彼氏の性格を変えることは可能なのでしょうか。

褒めることで性格が変わっていく

行動と感情のリンクの繰り返しは、脳の習慣としてインプットされ、性格の形成につながると考えられています。

他者ができる言語的アプローチとして、時制別に行う方法があります。時制別とは、現在、過去、未来ということです。

その方法は、「具体的行動」+「褒める」+「気持ち(感謝・感動など)」を述べること。例として、彼氏を以下のように褒めます。

現在:「○○してくれて、すごいよね! ありがとう! うれしいよ!」
過去:「□□してくれたこと、さすがだなって思った、感動したなぁ」
未来:「△△してるなんて、素敵だよね~。ますます好きになるよ」

具体的な行動を挙げる理由は、「あなたのことを見ています」、つまり存在価値を認めていることを示すためです。

褒めることは、承認欲求を高めることにつながります。

そこにポジティブな感想が加えられることで、自分の起こした行動により相手が喜んでくれたのだと脳は認識します。誰もが承認されたいと思っているので、幼児期の性格形成と同様に、身近な人がどれだけ自分を容認し、温かい気持ちで関わってくれたのかがとても大切です。

性格は、きっかけがなければ変わることができません。また、自らが性格を変えたいと思わない限り、なかなか変わるものではありません。しかし、恋人や家族など、大切にしている人、信頼している人、長時間関わる人などの発する言葉は、親や養育者と同様に大きな影響を与えます。どのような心情で関わり発言するかで、相手の性格を変えるきっかけになるのではないでしょうか。

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