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つらい便秘にポッコリお腹を下剤を使わずに解消する方法は? 漢方薬が効く!?

~約2週間後の再診~


丸山先生「どうでしょうか?」
N美「飲んだ翌日から、お腹が動いているのが感じられました。3日目に排便がありました。20日ぶりのまともな排便でした!」

丸山先生「20日ぶりとは……! それはうれしいですね。食欲はどうですか?」
N美「ガスが減ってお腹の苦しさがなくなってきたからか、食欲が出てきて、夕食も食べられるようになってきました」

丸山先生「それなら、服用をやめてもいいかもしれません。また便秘や膨張感を感じたときは必要に応じて飲んでみてください。体を温めるのは続けてくださいね」
N美「はい、ビールもほどほどにするようにします」

~~1カ月後、トイレ休憩中のM子とN美~

M子「今日もスッキリ! 快適だな~」
N美「私も今日で3日連続快便だよ!」

M子「最近N美、前より顔色が良くなったような気がするもんね」
N美「うん、体重もちょっと増えた。前が虚弱過ぎたから、増えるぐらいでいいんだけどね」

M子「実は私、1キロ痩せたんだよ。見た目変わった? ねえねえ?」
N美「う、うーん。見た目が変わるのはもう少し後じゃない……?」

カン子先輩「あなたたち! 私に相談もなく漢方を始めるなんて!」

M子・N美「カ、カン子先輩!」

カン子先輩「意識が高いのね。いいと思うわよ。じゃあ、またね」

M子「カン子先輩、本当に漢方が好きなんだろうけど……」
N美「変な人だよね」
M子「うん」

※効果には個人差があります。漢方薬の服用は医師の診断を受けてからをおすすめします。

(取材協力:丸山綾、構成:小川たまか、イラスト:miya)

※画像はイメージです

※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.06.28)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

丸山綾 まるやま・あや

日本東洋医学会(専門医)、日本産科婦人科学会(専門医)所属。1999年日本大学医学部卒業。駿河台日本大学病院、丸の内クリニック等を経て、現在、霞が関ビル診療所で婦人科医師として勤務。専門分野は産婦人科一般、漢方治療。

※この記事は2013年10月25日に公開されたものです

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