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生理不順を治すには? 漢方薬って有効?

女性の多い、とあるオフィス。ここは、いつも和気あいあいアットホームな雰囲気。でも、やはりそこは働く女性ゆえのお悩みが。仕事のストレスやデリケートなカラダの悩みが尽きないお年ごろ。女同士だから話せる悩み満載のヒソヒソトークに、あなたも共感するかも!?

毎月来るはずの生理が2カ月に1回しか来ない、生理の間隔が人より短い。そんな生理不順を抱える女性は少なくありません。同じような体質に見えても、対処法がちがうことも。今日の2人、O子とP美はどちらもスリムな体形。2人とも生理不順に困っているようですが……?

O子「あれ、P美、いま生理? ちょっとつらそうだね」
P美「うん、ちょっとお腹痛い。っていうか、私、この時期になると生理が月に2回来るんだよね」

O子「えっ? それってどういうこと?」
P美「ここ数年、11月になると生理周期が23日ぐらいになるの。周期が短いから、月のはじめごろと終わりごろ、どっちも生理。面倒くさいよ~」

O子「大変だね。私は逆に2カ月に1回しか来ない」
P美「それはそれで不安だね」

O子「うん。普段はまあいいか……って感じでスルーしてるんだけど、3カ月来なかったときはさすがに婦人科でホルモン剤を打ってもらったよ」
P美「そうなんだ」

O子「私もP美もやせてて体形が似ているから、P美もどちらかといえば生理の回数が少ない方だと思っていたよ」
P美「そうだね。なんでなんだろう? 理由が知りたいな」

O子「そういえば、同期のB美が生理痛で悩んでたときにカン子先輩に漢方を勧められたって言ってたな」
P美「それで効いたの?」

O子「うん、割と調子いいみたい。漢方薬代ってそんなに高くないし相談に行って損はないから、試してみたらって言ってた。2,000~3,000円程度みたいだよ(※)
P美「それならランチを何回かお弁当に替えれば行けそう」

(※)診察料、検査料など個人によりかかる費用は異なります。また、漢方薬の健康保険の適用については各医療機関にお問い合わせください

O子「私はランチ後のコーヒーをちょっと我慢すれば行けそう(笑)」
P美「それじゃあ、行ってみようか」

そんなわけで病院に向かった2人。
診察していただくのは丸山綾先生です。

O子「こんにちは」
丸山先生「生理不順での受診ですね?」

O子「そうです。生理が始まってからずっと月経不順で、いまは2カ月に1回しか来ません。婦人科で多嚢胞(たのうほう)性卵巣症候群(※)と言われたことがあります」
丸山先生「基礎体温はつけていますか?」

(※)卵巣内に多数の卵胞がたまり、排卵しづらい体質になっている状態のこと。治療法は重症度により異なるので、医師の診察を受けることをおすすめします

O子「はい。こんな感じです(基礎体温をつけた表を渡す)」
丸山先生「低温期と高温期がある2相性(そうせい)ですが、ちょっと高温期が短いかな。手を見せてください」

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