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#8 スタイリストの場合

#わたしの“カラダ”をつくるもの

ありのままの自分を好きになりたいけれど、受け入れられない。「ボディポジティブ」という言葉はあるけれど、体現するのはそんなに簡単なことじゃありません。この連載では、読者世代の輝く女性たちに、“自分のカラダ”を好きでいるためのメソッドを教えてもらいます。

ありのままの自分を好きになりたいけれど、受け入れられない……そんな方も多いのではないでしょうか? 「ボディポジティブ」という言葉がありますが、体現するのはそんなに簡単なことじゃありません。

だけど、ありのままの自分を受け入れて、堂々と生きている女性はかっこいい! そんな輝く女性は、どんなことを大切に過ごししているのでしょうか?

第8回は、スタイリストあきやあさみさんに、“自分のカラダ”を好きでいるためのメソッドを教えてもらいました。ファッションを通して、自分の身体と接する機会が多い彼女は、いったいどのように自分のカラダと向き合っているのでしょうか?

服がかわいい=自分も良い感じ。脳内でポジティブ変換する

あきやあさみさん

1年3セットの服だけで生きる制服化スタイリスト。1985年東京生まれ。2008年日本女子大学家政学部被服学科卒業後、都内百貨店に入社。パーソナルスタイリスト、セレクトショップバイヤーを経験後、2018年に退社しファッションスタイリストとして独立。独特なファッション論を情熱的に語るnoteが人気。

https://note.com/jimon_jitou

Q1.自分のカラダのチャームポイントを教えてください!

小さな頃から体が大きかったこともあり、実は今でもコンプレックスだらけです。スカートのファスナーが上がらなくて試着室で落ち込んでしまう……なんてこともしょっちゅうです。

そんな私ですが、唯一自分の体で好きなところが「手元」です。できるおしゃれは最大限に楽しもう! と考えていて、指輪をたくさんつけたり好きなネイルカラーを塗って、手元ファッションを思いっきり楽しんでいます!

Q2.自分のカラダを好きでいるためのマイルールはありますか?

「大好きな服」をしっかり選んで着ることです。全身鏡を見る時も「体」というより「服」を中心に見るようにしています。

こんな風に言うともしかしたら「現実の体から逃げている」と感じてしまうかもしれませんが、「服がかわいい」ということは「自分は今いい感じだな!」と脳内でポジティブに変換をして、うまく気分を上げています。

年齢的にも体型や肌などどんどん変わっていくところなので、ファッションやメイクにいい感じに味方になってもらって、自分の体を好きでいられるようにしていきたいと思っています。

Q3.食事で気をつけていることはありますか?

最近は朝と夜寝る前に白湯(さゆ)を必ず飲んでいます。身体があたたまり血行が良くなって朝から元気です! 始める前よりも胃腸の調子も良くなったなと実感しています。

Q4.普段から運動はしていますか?

5年前に会社員からフリーランスになってから運動不足が気になりだし、週3〜4日フィットネスジムに通っています。軽い筋トレと有酸素運動を習慣にしました。

正直「体型が引き締まったな」という感じはしていないのですが、身体を動かすと気分がハッピーになりますね! 「精神の健康」のために通っている感じですが、これからも続けていきたいと思います。

Q5.もっと自分のことを好きになるために、今後挑戦したいことがあれば教えてください!

クローゼットの中と、部屋の中を今よりももっと“お気に入りだけ”に厳選していくことです。身の回りが自分の好きなもので整っていると心までワクワクできて「毎日充実しているな」と感じています。

一層選び抜いたものを身につけて「自分らしいな」「自分が好きだな」と思えるように挑戦し続けていきたいです!

“好き”を突き詰めることで自分を肯定できる

自分らしく生きるって、簡単に見えて実はすごく難しいもの。しかし、彼女は自分の身体にコンプレックスを感じることはあってもポジティブ変換し、「できるおしゃれは最大限に楽しもう」の精神で、“好き”を突き詰めるその姿はすごく輝いています。

自分の“好き”を身にまとい、その“好きなモノ”たちが輝いていたら、おのずと自分自身も輝けるはず。そういう積み重ねがありのままの自分を肯定するきっかけになるのかもしれません。

(協力:あきやあさみ、編集:鈴木麻葉/マイナビウーマン編集部)

※この記事は2023年09月12日に公開されたものです

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