お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

#9 イラストレーターの場合

#わたしの“カラダ”をつくるもの

ありのままの自分を好きになりたいけれど、受け入れられない。「ボディポジティブ」という言葉はあるけれど、体現するのはそんなに簡単なことじゃありません。この連載では、読者世代の輝く女性たちに、“自分のカラダ”を好きでいるためのメソッドを教えてもらいます。

ありのままの自分を好きになりたいけれど、受け入れられない……そんな方も多いのではないでしょうか? 「ボディポジティブ」という言葉がありますが、体現するのはそんなに簡単なことじゃありません。

だけど、ありのままの自分を受け入れて、堂々と生きている女性はかっこいい! そんな輝く女性は、どんなことを大切に過ごししているのでしょうか?

第9回は、イラストレーターで漫画家haraさんに、“自分のカラダ”を好きでいるためのメソッドを教えてもらいました。プラスサイズの女の子のイラストで人気のイラストレーターの彼女は、自身の体験をベースに「ボディポジティブ」についての考えを描いたコミックエッセイを発刊。そんなharaさんが考える自分の身体との向き合い方について伺いました。

心にも身体にも健康的な選択肢を

haraさん

1993年生まれ、大阪府在住。中学生の頃のダイエットをきっかけに摂食障害を患うが、社会人の頃に『プラスサイズファッション』『ボディポジティブ』という考え方に出会い、徐々に回復。現在はイラストレーター・漫画家として活動をしている。趣味は絵を描くこと、ゲーム、展示を見に行くこと。

https://www.instagram.com/hara_atsume/

Q1.自分のカラダのチャームポイントを教えてください!

筆圧が強く、うっすらペンだこができています

どこだろうと思って考えてみましたが、利き手かも? 仕事や趣味で絵を描くとき、いつもお世話になっています。

Q2.自分のカラダを好きでいるためのマイルールはありますか?

顔の大きさとか体型とかパーツとか、人と比べて違うところはいろいろあるのですが、「違いはただの違い」とフラットに捉えるようにしています。それを「良い・悪い」のジャッジに展開させなくてもいいんだ、というのを忘れずにいたいなと思います。

Q3.食事で気をつけていることはありますか?

友人とたこ焼きパーティーをした時の写真

野菜が好きなのでなるべく取り入れようとはしていますが、そのくらいかも? あまり気をつけていません。

過去に極端な食事制限をしたこともありますが、いろいろな経験を経て「そのときに食べたいものを食べたほうが心にも身体にも良いな」と思うようになりました。

Q4.普段から運動はしていますか?

薔薇の咲く時期に歩きに行った公園の写真

ここ最近で「どうやら、私はメンタルケアのためにワークアウトをした方がよさそう……!」と気づいた瞬間があり、それからは積極的に行うようにしています。ちょっとでも外に出て散歩するとか、リングフィットをやるとか。

在宅ワークの気分転換にもなっているので、これからも無理なく楽しめる範囲で続けられたらなと思います。

Q5.もっと自分のことを好きになるために、今後挑戦したいことがあれば教えてください!

睡眠時間を増やすことです! なんだか心や身体の調子が良くないな……と思うときは、大体睡眠不足なことが多いと気づきました。

自分を好きになるための手段や考え方っていろいろあるかと思いますが、実践する自分自身がヘトヘトだと、そもそも疲れて行動に移せないなんてこともあるので……。そういう意味でも、まず疲れを取ろう! なるべく寝よう! と心がけたいです。

自分を好きになるためにも「心と身体も健康に」

食べたいものを食べたい時に食べる、メンタルケアのためのワークアウト、疲れを取るためになるべく寝る……。haraさんのライフスタイルは、自分の心と身体の健康と向き合った上で、導き出した答えの一つ。

色んな人の意見を聞きつつも、自分の心と身体としっかり向き合い、自分なりの答えを見つけ出すことが大切です。そして、健康的な心と身体になった上で、やっと“自分を好きになる”ための第一歩が踏み出せるのではないでしょうか。

(協力:hara、編集:鈴木麻葉/マイナビウーマン編集部)

※この記事は2023年09月26日に公開されたものです

SHARE