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頼りない人の特徴は? 日常生活や職場で上手く付き合うコツ

大塚統子(心理カウンセラー)

職場や友人関係、または恋人など、「頼りない」と感じる人はいませんか? 頼りないと感じてしまう人には、どんな特徴や心理があるのでしょうか。今回は心理カウンセラーの大塚統子さんに、頼りない人の心理とうまく付き合うコツを教えてもらいます。

決断が遅かったり、行動が受け身だったり、自分の意見を言わなかったり……。「悪い人じゃないけれど、ちょっと頼りない」そんな人は身近にいませんか?

頼りない人と接すると、時としてストレスを感じて疲れてしまうこともあるでしょう。

今回は、頼りない人にはどんな特徴があるのか、またどんなふうに付き合うと良いのかについて紹介します。

そもそも「頼りない」とは?

まずは「頼りない」という言葉の意味を改めて確認しましょう。

たよりない【頼り無い】

(1)たよりにならない。あてにならない。心もとない。
(2)たよりになるものがない。

(『デジタル大辞泉』小学館)

「頼りになる」とは、「その人がいることで心強く感じ安心できること」なので、その逆の「頼りない」とは、「あてにしたくても、その人では不安がある」といった状態を指します。

「頼りない人」の特徴は?

周囲から「頼りない」と思われる人にはどんな特徴があるのでしょうか。

その心理を解説します。

(1)優柔不断で決断が遅い

例えば食事へ行く時、場所や時間などについて自分からの提案がなかったり、注文を決めるのに時間がかかったりと、頼りない人は優柔不断で決断が遅い傾向があります。

相手から「どうする?」と聞かれて、「どうしよう?」と聞き返すことも多いでしょう。

これらの言動は、相手を思いやる優しさの場合もあります。あるいは、「間違った選択をしたくない」「嫌われたくない」といった気持ちから、決められない場合も。

ただし、決断を人に任せて責任を負うことから逃げてばかりいると、頼りない人と思われてしまうでしょう。

(2)自分の意見を言わない

頼りない人は受け身でいることが多く、自分の意見を言わずに人に合わせる傾向があります。

これは、他人を尊重する寛容さがある、または衝突や対立を避けたい平和主義といった見方もできるでしょう。

一方で、自分の考えを表現しないので、しっかり考えているのかが周囲からは分かりにくく、頼りなく見えてしまいがちです。

(3)積極的な行動が苦手

頼りない人は、積極的に行動することが苦手。自らリーダーシップを取ることは少なく、「言われたらやる」と指示を待つことが多いです。

どちらかというと保守的で、挑戦に消極的な傾向があります。

心理的には、「自分には力がない」「自分や自分の行動は迷惑になる」「自分では役に立たない」といった誤解があり、積極性を持てない場合が多いようです。

周囲の人からすると、「会社に貢献しよう」「恋人を喜ばせよう」といった意欲を感じにくいので、頼りなく感じてしまうでしょう。

(4)曖昧なコミュニケーションをする

何かを頼まれた時、頼りがいのある人ならば「大丈夫」「任せて」「すぐやる」と断言することもあるでしょう。

しかし、頼りない人は「たぶんできると思う」「何となく分かった気がする」「そのうちやる」といった曖昧な反応をしがちです。

自分が思った通り正直にコミュニケーションしているだけなのですが、相手には「ちゃんと伝わっているだろうか?」と不安に感じさせたり、意思疎通が不十分な印象を与えやすかったりするようです。

(5)依存的で自信がない

頼りない人は、自分が人を頼って甘えることも多く、嫌なことや面倒なことなどは極力「人にしてもらおう」と考える場合があります。

逆をいえば、常に「してもらってばかりで、自分には何もできない」と感じているため、どんどん自信を持ちにくくなってしまうのです。

「どうせ無理」と考えてしまうので根気強く努力することが苦手だったり、自分の無力さを認めたくないために他人や環境のせいという言い訳が多くなったりもします。

また、してもらったことに対して不満を感じると、「立場が変われば、自分が不満を言われる」とも思うので、依存する側から抜け出しにくくなります。

常に自分が人に依存する側でいようとするため、周囲からは頼りない人と思われがちです。

次ページ:【恋愛編】頼りない人と付き合うコツ

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