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消極的な人の心理や特徴、恋愛傾向とは? アプローチのコツも紹介

aoi okamoto

消極的な言動の背景には、どのような心理・原因があるのでしょうか。本記事では、消極的な人の心理や特徴、恋愛傾向を解説。また、消極的な人にアプローチする時のコツや消極的な性格を克服するための対処法も紹介します。

消極的な人は、自分から意見を述べたり行動したりすることが苦手な傾向にあります。

そのため、身近にいる消極的な人に対して「本心が分からない」と感じる人はいるでしょう。

また、もし好きになった人が消極的なタイプだった場合、相手からアプローチしてくれることはあまり期待できません。距離を縮めるには、あなたから働きかけることが重要になります。

この記事では、消極的な人の心理や特徴、恋愛傾向を解説します。また、消極的な人にアプローチする時のコツも紹介するので、参考にしてみてください。

そもそも「消極的」の意味とは?

消極的な人についての理解を深めるために、まずは「消極的」という言葉の意味を復習しましょう。

「消極的」の意味は「進んで物事をしないさま」

「消極的」という言葉を辞書で調べると、以下のように記載されています。

しょうきょく‐てき〔セウキヨク‐〕【消極的】
自分から進んで物事をしないさま。引っ込みがちなさま。また、否定的であるさま。「消極的な態度」「提案に消極的な回答をする」⇔積極的。

(『デジタル大辞泉』小学館)

つまり「消極的な人」とは、「自分から進んで行動することはあまりなく、否定的な傾向がある人」だといえます。

「消極的」の類義語と対義語

「消極的」の類義語と対義語には、それぞれ以下のようなものがあります。

「消極的」の類義語は「受動的」など

「消極的」の類義語には、以下のようなものがあります。

・受動的

・後ろ向き

・ネガティブ

「消極的」の対義語は「積極的」

「消極的」の対義語は「積極的」です。辞書には以下のように記載されています。

せっきょく‐てき〔セキキヨク‐〕【積極的】
[形動]物事を進んでするさま。「―に仕事に取り組む」⇔消極的。

(『デジタル大辞泉』小学館)

消極的な人の心理・原因

消極的な性格の背景にはどのような心理・原因があるのでしょうか。

(1)傷つきたくない

消極的な人の特徴として、「傷つきたくない」と思っていることが挙げられます。

「怒られるくらいならやりたくない」「失敗するくらいなら行動したくない」というマインドが働いてしまい、守りの姿勢になってしまうのでしょう。

(2)マイナス思考

消極的な人は、マイナス思考であるという特徴もあります。

チャレンジすることに対して「楽しそう」「やりがいがある」というよりも、「面倒くさい」「自分には合わない」などとネガティブに考える人が少なくないでしょう。

また、仮にやってみたいことができても「他の人から笑われるかもしれない」などと思ってしまい、行動に移せない場合もあるようです。

(3)自信がない

消極的な人は、自分に自信を持てないことが多いようです。

「どうせ自分にはできない」「うまくいくわけがない」という気持ちが強く、行動する前から諦めてしまうのだと考えられます。

そのため何かにチャレンジする機会があまりなく、なかなか成功体験を積めないため自信がつかない……という悪循環に陥っている人もいるかもしれません。

(4)成功体験が少ない

成功体験が少ないことも、消極的な性格の原因となります。

例えば、人とあまりコミュニケーションを取ってこなかった人は、良い人間関係を構築するまでの過程がイメージできず、なかなか行動に移せないでしょう。

また、成功体験がないと自信がつかないので「できなかったらどうしよう」と怖くなって積極的になれないのです。

(5)過去にトラウマがある

積極的に頑張っていることをばかにされたり、「調子に乗っている」とさげすまれたりした経験がトラウマになって、積極的になれない人もいます。

このような人の中では「積極的になると嫌な思いをする」という方程式が成立してしまっているので、自ら行動することを避けるのです。

消極的な人の特徴

続いて、消極的な人の特徴を見ていきましょう。

(1)つい人任せにしてしまう

消極的な人は、自分の判断に自信が持てず、つい人任せになってしまう傾向があります。

自分の失敗で責任を負うことになるのを避けたいという気持ちもあるのかもしれません。

仕事では、自分で判断するよりも上司などの指示に従って動く方が良いと思っているようです。また、友達同士で何かを決める時も、「何でも良いよ」などと判断を相手に任せる場面があるでしょう。

(2)諦めが早い

諦めが早いことも、消極的な人に見られる特徴の1つです。

自分がこだわりや情熱を持っていることに対して、「これは絶対に譲れない」「どうしてもこうしたい」というポイントがある人はいるでしょう。

しかし、消極的な人は自分が取り組んでいることへの強いこだわりを見せることは少ないようです。難しい局面になったり他の人から否定されたりすると、すぐ身を引いてしまう傾向があります。

「どうせ自分にはできない」という自信のなさから、すぐ諦めてしまうのかもしれません。

(3)交友関係が広くない

交友関係が広くないのも、消極的な人の特徴といえます。

多くの人と交流する場に参加したり、知り合いと積極的に関わったりすることをおっくうに感じて避けてしまうことがあるため、交友関係が広がりにくいようです。

また、本当は違うのに「嫌われているかもしれない」と心配になり、人付き合いにストレスを感じがちで交流を避けてしまう人もいるかもしれません。

(4)現状維持を好む

消極的な人は、環境を変えたり新しいことを試したりするよりも、現状維持を好むようです。

環境が変わることへの不安や今のやり方を変えて失敗することを恐れる気持ちがあるのでしょう。

そのため、何となく「こうなりたい」という理想はあっても、なかなか実現のための行動を起こせない人もいると考えられます。

(5)自分の話をしない

消極的な人には、自分の話をするのが苦手という特徴も見られます。

「自分の話なんか面白くないし」「周りは自分の話に興味がないだろう」と思っているところがあるのでしょう。

「○○さんは休みの日何してるの?」などと話を振られても、「いや、特に……」などとはぐらかしがちな人もいるようです。

(6)自己主張が苦手

内心「こうしたい」という希望を持っていても、なかなか主張できません。

自分が意見を述べることで周囲から注目されたりネガティブな反応をされたりするのを恐れてしまうのです。

そのため、会議などで意見を求められても「特にありません」「私も同じです」などと答えがちです。

(7)自分から人に話しかけられない

消極的な人は、自分から人に話しかけるのも苦手です。

「どんな話題を振ったら良いか分からない」「嫌そうにされたらこちらがショックを受けるし……」と考えてしまい、話しかける勇気が出ないのでしょう。

そもそも、「自分から人に話しかける」という発想自体ない人もいます。

(8)新しいことに挑戦できない

前述したように、消極的な人は諦めが早い傾向にあります。そのため、何かやりたいことができても挑戦する前から諦めてしまいがち。

また、「うまくいかなかったら嫌だ」「人からばかにされたくない」という心理が働くのも、新しいことに挑戦できない原因の1つと考えられます。

(9)注目されるのが苦手

消極的な人は、周りから注目されるのが苦手です。注目されるとかなり戸惑い、どうして良いか分からなくなるでしょう。

そのため、普段からあまり目立たないように、「自己主張しない」「大胆な行動に出ない」という人もいます。

▶次のページでは、消極的な人の恋愛傾向と消極的な人へアプローチする時のコツを紹介します。

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