簡単! ハーフアップくるりんぱのやり方
ハーフアップとくるりんぱを組み合わせたヘアアレンジの方法とは? ボブ、ロングなどの長さ別にやり方を紹介。三つ編みを取り入れた応用アレンジなどを、美容ライターの武田麻希さんに解説してもらいました。
かわいいヘアスタイルにアレンジしたくても、不器用で苦手意識があることや面倒だと感じることが原因で諦めている人は多いはず。
しかし、ハーフアップとくるりんぱを組み合わせたヘアアレンジなら簡単。コツさえ押さえておけば、自分でも手軽に挑戦できます。
くるりんぱはそのままでも十分かわいいヘアアレンジ。ですが、ハーフアップやポニーテールなど、他のアレンジと組み合わせると幅が広がります。ロングだけでなく、セミロングやボブでもできるアレンジなので、髪が短いと諦めていた人も、試してみてほしい髪型です。
今回は、ハーフアップにくるりんぱを取り入れたアレンジの種類やコツを紹介します。
くるりんぱを行う前の準備
くるりんぱとハーフアップのヘアアレンジをかわいく仕上げるには、事前準備がポイントとなります。髪にアレンジを加える前に、ぜひ行っておきましょう。
(1)スタイリング剤で水分や油分を補っておく
髪をとかしていきなりアレンジしようとしても、髪の毛にまとまりがなく、思うようにアレンジできないことはよくあります。髪の毛に水分や油分が不足しているとまとまりにくいため、スタイリング剤で補いましょう。
スタイリング剤にはワックスタイプ・クリームタイプ・スプレータイプなどさまざまな種類がありますので、髪質に合わせながら選ぶのがおすすめです。
(2)ヘアアイロンの 熱から髪を保護
くるりんぱをする前に、ヘアアイロンを使って髪の状態を整えておく場合もあるでしょう。
しかし、ヘアアイロンは高温なので、そのまま髪の毛に使うと傷めてしまうことも考えられます。熱から保護してくれる成分を配合したスタイリング剤を使って、なじませてから使用しましょう。
基本のハーフアップくるりんぱ
まずは基本のハーフアップくるりんぱからマスターしましょう。押さえておくことで、さまざまな応用ができるようになります。
こちらはオーソドックスなくるりんぱですので、簡単にアレンジできます。忙しい朝など、シンプルにまとめるのもおすすめです。
手順1:髪の上部を分けとって仮留め
まずは、ハチ周り(頭の上部)にある髪をゆるくとります。
こめかみの少し上から、丸くなるように意識しながら分けとり、ゴムやクリップなどで仮留めします。
耳上から髪をとってしまうと、髪の分量が多くなりすぎてしまい、くるりんぱが太くなってしまいます。注意しましょう。
手順2:低めの位置でゆるく結んでハーフアップにする
先ほど分けとった髪をゴムで1つに結びます。
結ぶ位置は後頭部で、耳より少し下。低めの位置で結んでおいた方が、くるりんぱでねじる部分にゆるみが出て、ふんわりとした印象に仕上げられます。
ただし、ゴムはしっかり結んでください。下の方で結ぶのが難しければ、いったん上の方で結び、後からゴムを下げるといいでしょう。
くるりんぱした時に結び目を隠せるよう、細めのゴムを使うのがおすすめです。
手順3:くるりんぱして崩す
結んだ髪の根元を両手で半分に分け、ゴムと頭のすき間に上から毛束を通し、くるりんぱしましょう。通す時は結び目近くを持つと、崩れにくくなります。
通した毛束は、下にまっすぐ引っ張り整えます。
その後は自然に見えるよう、少しずつ崩していきましょう。片手で結んだゴムを押さえ、もう片方の手を使ってねじった部分の髪を少しずつ引っ張り、こなれ感が出るように崩していきます。