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「彼氏と別れたい」。言いたいけど言えない時にやるべき1つのこと

ぱぴこ

「彼氏と別れたいかも……」。そう思うけれど、なかなか言えない時ってありますよね。いい人だけど何だか合わない気がする。そもそも本当に別れたいのかわからなくなってきた……など、自分の気持ちの整理がつかなくなるなんてことも。そんな時、どうすれば良いのでしょうか? コラムニストのぱぴこさんに伺ってみました。

「彼氏が~」で始まる相談なんて、周囲でテンデ聞かなくなったミドサーのぱぴこです。

たまーーーに彼氏という単語が出る場面は、バツイチ離婚出戻り組 or 既婚不倫組。年齢的な現実をこんなところでも感じます。そんなミドサー彼氏事情はターゲットが限定され過ぎるので、頑張って記憶を掘り返すことにします。

28歳前後のアラサーの頃は、間違いなく会話の主役は恋人の話で、その上でホットトピックは「彼氏欲しい」か「彼氏と別れるか悩んでいる」でした。

「彼氏欲しい……」は疲れたアラサーが「ハワイ行きたい」と同義語で使う言葉。「彼氏と別れたい……でも」という相談は、彼氏いない勢から見るとぜいたくな悩みですが、存外多いものです。

外資大学ストレートトーク学部遠慮なし学科の人間としては「じゃあ、別れたら?」という身も蓋もない返ししかできないのですが、そうじゃない、そうじゃない、と。結論としては「じゃあ、別れたら?」でしかないこの問題ですが、今回はもう少し丁寧に見ていきましょう。

「彼氏と別れたいかも……」と悩む3大理由

そもそも、彼氏と別れたくなる理由は何でしょうか? DV、モラハラ、借金など「いやマジで秒で別れて!?」的なものを除外すると、大きな理由は「マンネリ」「恋愛感情の減少」など感覚的なものに集約されるように思います。

(1)一緒にいてマンネリを感じる

よくあるのが「特別な理由はないけれど、関係がマンネリ化していて、面白みに欠けるし、このままで良いのだろうか?」という悩みから別れたくなるパターンです。関係の経年劣化といえます。ときめきや勢いも初期に比べればなくなっている……しかし、これといった「嫌なところ」があるわけでもない。

これが最も悩む理由ではないでしょうか。3年、5年と時を重ねれば、どうしても最初の情熱は冷めてきます。むしろ慣れが発生するのが普通。と、なると「あえて別れる必要もないか? でもなぁ……」と感じてしまうのはあるあるかもしれません。

(2)連絡や会う頻度が落ちても何も感じない

付き合いだした頃は、1分1秒でも長く一緒にいたいと思い、離れたら即電話したり、四六時中彼のことを考えていたのに、今や何も感じない。連絡がなくても、気が付いたら2週間会っていなくても、「あ、そういえば」という程度でダメージを感じない。

要は「いてもいなくても同じなのでは?」という状態になっているパターンです。

(1)と似ていますが、「いてもいなくても同じ」=「いても害にならない」という考えから、ゆくゆくは「別れてもいい気はするけど、でも別にこのままでも問題はないしなー」と悩むことになりがちです。

(3)生活上、すれ違いが起きて話が合わなくなった

学生時代に付き合いだして社会人になった、遠距離になったなど、付き合いだした頃から環境や状況が変わったパターンです。それによって意見や価値観が合わなくなり、別れを意識することがあります。

このパターンは「今別れるべきなのか? 違うのか?」と悩む人が多いのも特徴。私も悩んだことがありました。特に環境が変わった側は、心細さもあって「誰か」とつながっていたいという気持ちが強く、別れるか別れないかの決断を先送りにしがちです。

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