お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

「DQN」の意味とは? 語源や使い方を解説【ネットスラング大辞典】

落合正和(WEBメディア評論家・マーケティングコンサルタント)

「DQN」という言葉を耳にしたことはありますか? こういった、SNSや電子掲示板などで発生し、使用される俗語を「ネットスラング」と言います。その言葉の意味や元ネタを調べると、思い掛けない発見があるかもしれません。今回はWebメディア評論家の落合正和さんに「DQN」について解説してもらいました。

インターネットで利用される「ネットスラング」とは、SNSや電子掲示板などで発生し、使用される俗語のことです。

ネットスラングの中には、インターネットを飛び出して口語として利用されるようになるものもあります。

今回は、SNSなどで多く見かける、「DQN」の意味を紹介します。

「DQN」の意味や類語

「DQN(ドキュン)」は、SNSや掲示板サイトなどインターネット上で発祥した言語表現、「ネットスラング(ネット用語)」の一つです。

次々と生み出されては廃れていくネットスラングの中でも、「DQN(ドキュン)」は、比較的長期にわたり利用されている用語です。

読み方は「ドキュン」

一般的には「DQN」と表記し、「ドキュン」と読まれますが、「ドキュソ」と表記されることや、口語において「ドキュソ」と読まれることもあります。

「ドキュソ」は、「ドキュン」の「ン」が「ソ」に変化したもので、文字の形状が似ていることから派生した表現になります。

「非常識な人」や「品位に欠ける人」などを表す言葉

確たる定義が存在しているわけではありませんが、「DQN」とは、常識のない人、品位に欠ける人、粗暴な人、知性に欠ける人、厄介者やならず者といった人を表す際に使われているネットスラングです。

SNSや電子掲示板サイトでは、やゆする際などに使用されることが多く、平成15年の発信者情報開示請求事件では、東京地裁の判決にて、「DQN」は「侮蔑的な表現を使って原告を誹謗中傷する内容であると認められ、原告の社会的地位を低下させるものであると認められる」と、司法の場においても侮辱的表現とされています。

上記のように平成15年の時点ではすでに使用されているネットスラングであり、その古い歴史から、現在ではインターネット上のみならず口語として利用されているケースも多く見られます。

近い表現は「ヤンキー」「不良」「乱暴者」など

ネットスラングとしての類義語はあまり見当たりませんが、一般表現としては、「ヤンキー」「不良」「乱暴者」などが近い表現として使われています。

また、「ブラック企業」のことを「DQN企業」と読んだり、「キラキラネーム」のことを「DQNネーム」と読んだり、厄介者が集まるような学校を「DQN校」と表現することもあるようです。

「DQN」の元ネタや語源

「DQN」の語源は、1994年から2002年まで放送されていた『目撃!ドキュン』(テレビ朝日制作)というテレビ番組が由来となっています。

ヒューマンバラエティー番組というジャンルではありましたが、同番組には、常識に欠けた行動や粗暴な態度などが見られる出演者もいたことから、そのような人たちを指す蔑称(べっしょう)として、番組名に含まれる「ドキュン」が「DQN」となり、広く使われるようになっていきました。

当初は2ちゃんねる(現在は5ちゃんねる)などの電子掲示板サイトを中心に広がり、現在ではSNSなどでも頻繁に見かけるネットスラングとなっています。

次ページ:「DQN」の使い方(例文付き)

SHARE